万博会場内で食事をする際 その国の特徴を色濃く出たお料理を楽しみたいところですが、食べやすさを優先させたい場合があります。例えば 両親や親戚のおばさんなどを案内するケースがそれです。そんな時に 安心して案内できるお店候補の1つが チェコ館です。
味 : 比較的食べやすい料理が揃い 量 : 一皿のポーションが 多すぎることなく 淋しいこともなく 程好くて 料金: 価格帯も良心的(スープ¥600~ メイン¥1300~) 環境: 空調のきいた室内のテーブル席に座って食事が出来、 水 : しかも 水がただで飲める(ただし 水はセルフ) のが大きなポイントです。 ~スープ類~ スープ類は 比較的食べやすいものが揃っています。中でもグラーシュスープとキャベツスープがお薦め。どちらも野菜の甘味を生かしたトマトベースのスープです。 ●Gulash グラーシュ (¥800) 挽肉と野菜がたっぷり入った具沢山のスープなので 食べやすく食べ応えもある ●Zelena キャベツスープ(¥800) 野菜とキャベツがたっぷり入ってたスープ。穏やかで優しい味わい。 スープの中で一番チェコらしさが出ているけれど・・ ●Kulajda じゃがいものスープ(¥800) 一見普通のクリームスープのように見えますが 「サワークリームの酸味」でコクをつけ、香草系でも特にクセがある「キャラウェイシードで香り」をつけている独特の風味のスープなのです。とっても美味しいのですが 食べやすいかどうかという点では 微妙。相手の趣向が良くわかっていないと薦め難い。 ちなみに 注意したいのが ニンニクスープ。生ニンニク特有の辛さが効いているので よっぽどの「ニンニク好き」でないと少々ツライかも。値段(¥600)だけで「なんとなく」選ぶのは避けたい。 ~メインのお料理~ 普段食べ慣れている味に近いのが こちらでしょうか。 ●Rizek 豚カツ (¥1800?) 薄くて大きめな豚カツに マッシュポテトが添えてあります。おなじみの味に近い仕上がり。ソースや醤油はありませんが(汗)下味もついているので レモンを絞るだけで食べられます。 ●森のキャベカツ (¥1500?) チキンモモ肉に酢キャベツを入れて蒸焼きしたものに茹でたジャガイモが添えてあります。あっさりとしていて 比較的食べやすいお料理です。 Beerを飲まれるなら こういう選択もあるのかな・・・。 ●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800 柔らかく煮込んだ牛肉に ジャガイモのパンケーキを添えてあります。味付けは濃い目ですが クセがなく食べやすい仕上がり。ポーションは意外と少なめです。 チェコらしさが溢れ 見た目も豪華なのは・・ こちらの一皿。 ●Talir Selsky(農家のお皿) ¥2500 鴨、豚、牛の3種類の肉料理に ザワークラフト、knedolikyという中華まんの皮のような蒸しパンが添えてあります。骨付き肉の鴨や独特の食感のKnedolikyを楽しめるかどうかがカギかなぁ。好みの料理なんですが、食べやすい料理として 積極的に薦めるには躊躇あり。 好き勝手に食べ周っているのですが 人を食事に案内する・・・となるとドキドキしますね。できれば 普段なじみのない国のものをちょっとでも楽しんで帰ってもらいたい・・・のではありますが とりあえず 何とか食べてもらうことが第一になってしまいます。考えすぎて気負いが空回りすることもしばしば(汗) 今回お薦めした料理は わが両親には実践済み。一応 合格点はもらえたようなのですが さてはて。 ++ チェコ館 Cheska Hospoda での 主な料理の感想は 素朴な田舎料理を楽しもう@チェコ館「Cheska Hospoda」(1)をご覧下さい。
by expo-tabenomi
| 2005-06-29 22:36
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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