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リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)

リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)_d0035716_22372362.jpg●ラ・リオハ週間スペシャルメニュー ¥2000
スペインのワインと言えば 「リオハ」です。ラ・リオハ州 は スペインを代表するワインの醸造地で エブロ河流域の肥沃な土地に広がる葡萄畑で作られるワインは 世界的に有名です。
「ラ・リオハ」週間のスペシャルメニューには リオハ産のグラスワインが付いた4品の構成。どのお料理にも赤ワインがをふんだんに使ってあります。用意されたワインは Vina Grajera Tinto Reserva 2001 Victor Fernandez Pinedo
センシベル種(テンプラニーニョ)のぶどうをアメリカン・オ-ク樽で1年以上熟成させた赤ワインで 若い割には渋みのあるしっかりとした味わい。牛の赤ワインの煮込みとよく合います。


リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)_d0035716_94444.jpg*リオハ産チョリソとポテトのクリームスープ
リオハ特産のチョリソとポテトを使ったお料理では 
TORTILLA DE PATATA CON CHORIZO(チョリソ入りポテトのトルティーリャ) が有名ですが ちょっと変化球できました。ポテトを裏ごししたスープにチョリソの旨味が染み渡り、ピリっとした辛さがアクセントになっています。最初にポテトの甘みが来て 後からチョリソの旨味、さいごにほんのりと辛さが残ります。見た目の派手さはありませんが じんわりと後を引く味です。好みの味です。グラスワインとチョリソの相性も◎ 幸せ。 
 

リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)_d0035716_1052474.jpg*牛ほほ肉のリオハ産赤ワイン煮込み
これは 定番ですね。トマトを使わず 赤ワインだけでじっくり煮込んだ牛肉は ワインの凝縮された旨味や渋みをしっかり吸い込みながら ほろりと崩れるまで良く煮込んであります。これは美味しいですね。煮込む時に使うワインの違いなんでしょうか。旨味の広がり方が違います。塩気が穏やか。肉の旨さをじっくり大事に味わいます。


リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)_d0035716_946984.jpg*リオハ産赤ワインのシャーベット
桃の産地としても有名なリオハ。賽の目にカットした桃のコンポートにシャリシャリの赤ワインシャーベットが盛られた 涼しげな一品です。桃は 桃本来の爽やかな酸味とほんのりとした甘さを生かした仕上げで シャーベットも甘さを控え 赤ワインの果実味を生かしたすっきりした美味しさ。食後の〆には◎ 


リオハを味わう@スペイン館 Tapas Bar (6)_d0035716_9463261.jpg●Torres Nerola 2002 Monastrell Syrah Catalunya  ¥4800
今回選んだのが Torres社率いるミゲル・トーレス氏の愛娘ミレイア女史が初めて総責任者になってつくったワインが Torres Nerolaです。「Nerola」とは 地中海にあったとされる伝説の楽園の名前で 不死の力を与える果物が実っていたと伝えられています。
シラー種を主体としたワインで 色は濃く、果実味が豊かなワインです。シラーらしく スパイシーなタンニンが持ち味ですが なめらかな柔らかい味わいがこのワインの特徴。好み。ワインのもつ果実味と イベリコ豚の生ハムの脂が織り成すハーモニーも素晴らしい。薦めてくれたスタッフに感謝。


会期中 数回に渡って楽しませてくれている Tapas Barのスペシャル限定メニュー。閉幕かでの1ヶ月間に 企画される可能性があるとすれば カタルーニャ週間(9/5~)あたりではないでしょうか?。カタルーニャ には ミシュランの3つ星レストランもあるなど ワインや食文化でも有名。「食」については 結構 力を入れてくるのではないか?と読んでいます。 最後に おぉ~!!!っと言わせるものを出してくるのではないかって 勝手に期待しているのですが さて どうでしょう。


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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2)
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3) (1回目の限定メニュー)
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」(4) 
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) (2回目の限定メニュー)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) (3回目の限定メニュー) 
をご覧下さい。
by expo-tabenomi | 2005-08-21 09:56 | ヨーロッパ
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