ポーランドレストラン<POLONEZ>の豚料理

<POLONEZ>は、愛・地球博のポーランド館レストランのスタッフが日本に残って伏見の名古屋市美術館の北側に開店したポーランド料理専門のレストランです。広々とした店内には、ポーランド館で見慣れた白木のテーブルセットと大きなカウンターがゆったりと配され、壁に埋め込まれた黄色や青色のライトや、カウンターを照らす赤いペンダントが、空間に彩りを添えています。

訪れたのは午後7時。カップルやグループ客など5組のお客さんが食事を楽しんでいました。窓側の席に座り、早速メニューを広げます。ピエロギ(ポーランド風水餃子)、ビゴス、プラツキ(ポテトパンケーキ)、キノコのスープ、豚のカツレツ等々お馴染みの料理に加わり、前菜には、鴨のテリーヌ、ニシンのサワークリーム、タルタル、主菜では、豚・牛・鴨・羊などを使った煮込み料理、鱒料理などがお目見えしました。思い出の味に浸るか、新しい味に挑戦するか、悩んだ末のオーダーは・・・d0035716_23394974.jpg
  *ニシンのサワークリーム
  *牛のタルタル
  *ポテトパンケーキ
  *羊のマリネ
  *豚のマリネ
  *ワイン 
ボトルワインは赤・白1種類ずつのみ。お酒の選択肢がないのはちょっと寂しい。お酒を頼むお客さんが増えたら少しは品揃えも少しは変わるかな?

最初に出てきたのは、前菜ではなく、私がメインに頼んだ「豚のマリネ」でした。あらら。お料理が出てくる順序がはちゃめちゃなのも万博からの流れ?とにかく出てきた皿からいただくしかなさそうです。

●豚のマリネ
d0035716_2340175.jpg沖縄料理の「ラフテー」のポーランドヴァージョンとも言えるお料理です。ウォッカとジンジャーでマリネしてから煮込んだ皮付き豚の塊に、グリルドポテトが添えてあります。豚は柔らかく煮込んであって、ゼラチン質の部分がとろっとろ。美味しいです。味も濃すぎることがなく、じんわりとした旨さ。豚をくまなく食べるポーランドならではのお料理です。

豚を一切れ食べたら、ニシンのマリネが出てきました。私が頼んだ料理ばかりがまとめて先に出てきてしまいました。かわいそうなので相棒にも少し食べさせてあげます。

d0035716_23401799.jpg●ニシンのサワークリーム
酢〆したニシンの切身に、ディルとレモン。それに、玉葱のスライスやレーズンの入った甘酸っぱいサワークリームがたっぷり添えてあります。こういう料理を見ると、北の国の料理だなぁと感じます。酢漬けとディルとサワークリームは良く合います。ライ麦パンが欲しくなります。


d0035716_2340291.jpg●羊のマリネ
続いて登場したのが 羊のマリネ。これは相棒のチョイス。下味をつけた羊の薄切り肉の煮込みに、ニョッキが添えてあります。美味しそう。




●プラツキ(ポテトパンケーキ)
d0035716_23403944.jpgこれは、会場内で気に入っていたお料理。ポーションが控えめになっているのが嬉しい。これだけでお腹が一杯に脹れてしまう・・・なんてことはないので、これなら2人でも気軽に頼めます。この日出されたのは、「サククサク」いうより「ふっくら柔らか仕上げ」のもの。それでも香ばしい香りとポテトの甘さを味わうことができました。

最後の最後に出てきたのが タルタルでした。
d0035716_23405252.jpg●牛のタルタル
これも相棒のチョイス。スプーンできれいに模って三方に盛り付けた牛のミンチの中央に卵黄がちょこん。これにライ麦パンが添えてあります。まぜまぜしながらいただきます。お肉の旨味と卵黄のネットリ感が絡み合って、良い感じ。

d0035716_2341213.jpgOpen間もないとあって、食後のデザート(アップルパイ)とコーヒーをサービスしてくれました。万博中、いつもカウンターテーブルに山盛りになっていたのを思い出しました。甘さを控えた素朴な美味しさです。
店内の他のテーブルからも、「万博の時は・・」というような声が聞こえ、皆さんお食事を楽しみながら、万博の思い出話に花を咲かせていたようです。

お料理の味は良く、ポーションも、前菜やスープなどは、控えめに抑えてあるので、1人で3品程度を頼んでも、無理なく楽しむことができそうです。2人で訪れても色々なメニューを試すことができるようになったのが、嬉しいです。
d0035716_23411386.jpgスタッフのポーランド人のお嬢さんやお兄さんは、日本語が頼りなく、少し込み入った話になると英語を交えないと通じない場合もありますが、大して不自由は感じませんでした。開店間もないとあって、お料理を出す順序とかタイミングについてまで気を配る余裕もなさそうで、こちらについては少々不安を感じました。「万博」という会場にあるレストランでは、ご愛嬌の範囲内のことですが、今度はお食事そのものを楽しみに皆さんがいらっしゃる訳で・・・。出てくる料理の順序がはちゃめちゃでは万博リピーターにしか理解されないお店になってしまうのでは?と余計な心配をしてしまいます。味がいいだけにもったいない!日曜の夜9時で客1組・・・というこの日の晩のことを懐かしく思えるような賑わいが、1日でも早く訪れることを願っています。ポーランド料理のファンの一人として。
[PR]
by expo-tabenomi | 2005-12-05 23:44 | ヨーロッパ
<< ポーランドレストラン<P... ポーランドレストラン<P... >>