ドイツ館のレストランでは 郷土色豊かなドイツの地方料理を食べさせてくれます。
メインの肉料理は4種類ありますが 一番のお薦めはこちら。 ●Schweine Haxe(シュバイネ ハクセ) ¥2800 豚の骨周りのすね肉をグリルした南ドイツの郷土料理で 丸々と大きなKnodel(Kloesse)というじゃが芋の団子と たっぷりのApfelrotkohl(赤キャベツのりんご煮)が添えてあります。 テーブルに運ばれてきた瞬間 皿から溢れんばかりの骨付き肉の ボリューム感と豪快さに 思わず目を奪われます。 お肉とは ドーンと大きくて分厚いもの・・・だったんですね(しみじみ) 骨周りの肉は 取り分けやすく 簡単にホロっとほぐれます。色良く焼き上げられた皮はカリッと香ばしく お肉は柔らかくジューシー。噛み締めるごとに肉汁と滋味深い味わいが 口いっぱいに広がります。関節周りのゼラチン質のトロトロ感もたまりません。程好い塩気が ビールを誘います。 添え物の赤キャベツも 甘酸っぱくてお肉との相性も◎ キャベツの添え物といっても Sauerkraut(ザワークラフト) のように酸味がカキーンと際立ったものばかりではないんですね。隣のお皿を見ると ソーセージの盛り合わせにザワークラフトが。料理によって付合せのキャベツも違うようです。 付合せのじゃが芋もメインのお料理によっても調理法を変えて登場してます。ソーセージにはピューレを シュニッツェルにはマッシュポテト・・というように。骨付き豚に添えてあるクヌーデルは じゃが芋を小麦粉とバターを加えて練ってまあるく丸めて茹で上げた 大きな芋団子。ドイツの「お袋の味」的存在の料理で もちもちっとした独特の食感が面白いけれど 好き嫌いがあるかも。 食べ終わるとわかるのですが 骨自体もアメリカンドッグ並みの太さなので意外とぺロリといただけてしまいます。シンプルな料理ですが 「肉を食ってるぞぉ」という充実感と幸福感を 最後の最後まで 目からも、口からも、味あわせてくれるこの一皿に ドイツの気骨を感じます。 料理の内容と価格とのコストパフォーマンスも非常に高く 私の中では ★★★★★ ++ ドイツ館レストランでは 水は出てきません。水はメニューに載っていますから必要な場合はオーダーを。ちなみに水が¥400 コーヒーが¥250 外国へ行ったらこんなものです。このあたりもドイツ風。せっかくですから ワインかビールをいただきましょう。飲むなら やはりワインよりビールがBetter。グラスワインは赤は軽めのもので、白は甘口なので肉に負けてしまう感じ。 (フルボトルだと違ってくるのかも) ビールは3種類あって値段は¥850~¥1000 +++ コーヒー¥250 ケーキ¥350 と格安なので Coffee Time 狙いのご婦人たちも。
by expo-tabenomi
| 2005-04-30 17:00
| ヨーロッパ
|
カテゴリ
以前の記事
※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||