愛・地球博の外国パビリオンのスタッフは 皆さん日本語がお上手。言葉に不自由することなく外国旅行気分を味わえるなんて 日本で開催される万博でしかありえません。敬語だけでなくスラングも使い分け、自ら考えた駄洒落を披露するまでの境地に達しているスタッフが揃っているのがオーストラリア館。彼らのパワーとエネルギーとホスピタリティーには 頭が下がります。
愛・地球博は22時まで開いていることになっていますが、20時を過ぎる頃にはパビリオン併設のレストランの多くが閉店モードに突入し、21時を過ぎるとほとんどのパビリオンが閉館してしまいます。 ・・・え?もう締まっちゃうの?・・・いくらなんでも 早すぎない? 夜景を眺めながら静かなグローバルループを歩くのも 雰囲気があって良いのだけれど 予定より 1時間も早く出口に向かわなくてはならないことへの寂しさの方が どうしても上回ってしまいがち。 せめて もう1箇所どこか寄れるたらいいんだけど・・・ そんな時には コモン6のオーストラリア館へ。ライトアップされたパビリオンの前には 賑わいが残っています。夜の21時を過ぎてもパビリオンを開けて スタッフが熱心に呼び込みをしているのはここだけのような気がします。Welcameという雰囲気に満ちスタッフの心意気は もちろん パビリオン併設のバーガーショップも営業中なのも嬉しい。 グラスワインは JACOB'S CREEK社のリースリング・シャルドネ・スパークリング・カベルネ・シラーなどが揃っており 値段も手頃です。(¥500~¥800) 私のお気に入りは シラー。オーク樽の風味とプラムのような果実味が溢れる赤ワインです。 週末の金・土・日の夜はパビリオン前に 「The Stand Bar」ができ、より華やいだ雰囲気になります。つい5分程前まで パビリオンの呼び込みをしていたスタッフがギタリストに変身!特設ステージで 日本語のジョークを交えた即席ライブを楽しませてくれることも。彼らの熱気と生演奏ならではのサウンドに吸い寄せられるように 仕事を終えた各国パビリオンスタッフたちも続々と集まり、外国のリゾート地にでもいるような独特の雰囲気を生み出しています。・・・そう。ここだけがまるで別世界。 ここまできたら ふらっと一杯飲っていきたくなってしまいます。小腹が空いていたら紙のカップに溢れんばかりに盛られた細切りのポテトフライ(¥250)をどうぞ。カリっと揚がった熱々のポテトは ビールに良く合います。夜風に吹かれながら ノリの良い若者たちの底抜けの明るさに声援を送りつつ ビールをぐいっ・・・これが なかなか良いのです。ほんのひと時、非日常的な賑わいに身を置くことによって 気分良く家路に向かうことができるのは きっと私だけではないはず。夜のオーストラリア館、なかなかお薦めです。 ++ オーストラリア館は キッチンも活気があります。サンドイッチやバーガー類は食べ応えあり。 こちらについては ボリューム満点!オージービーフ@オーストラリア館(2)でご覧下さい。
by expo-tabenomi
| 2005-06-09 23:58
| ちょっと一息したいなら
|
カテゴリ
以前の記事
※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||