カテゴリ:ヨーロッパ( 27 )

ワインの充実が嬉しい@スペイン館 Tapas Bar(4)

気の利いたつまみで気軽に一杯楽しめるのが スペイン館のTapas Bar。つまみはいいのに ワインの選択肢がない・・・とボヤいていた頃もありましたが 状況は好転。ワイン専用のメニューもでき ボトルワインの選択肢が増えました(パチパチパチ)。

   つくづく 万博はナマモノ・・・と実感。こちらに限らず 会場内のかなりの割合のレストランが
   ここ1ヶ月で次々とメニュー構成を変えてきています。
   より充実した内容に進化しているところが少なくなく 食べ歩き甲斐があります!


この日のラインナップは 赤・白・スパークリングあわせて20種類。赤はナバラ・リオハ・ベネデスのものを中心に11銘柄が揃っていました。


d0035716_8163876.jpg ●Beronia Crianza 2001(¥5400)
リオハのテンプラニーニョ主体のワイン。色は濃い目の紫色で樽香が豊かでチェリーのようなフルーツの果実味があり タンニンがしっかりとした若い割には熟成感のある力強いワインです。以前は ワインを頼んでもガラスのコップがコロンと出されたのですが、ワインに合わせたグラスも用意してくれるようになりました。嬉しい。

d0035716_8174138.jpgこちらのワインは イベリコ豚の生ハムにあわせたセレクト。互いの個性の強さを引き立てあう 気の強いカップルという感じ。これはこれで好相性。

お店のスタッフの女性は 「生ハムと合わせるなら 樽香のしっかりしたものもいいですけれど フルーティーな香りのものと合わせても面白いですよ・・」と
●Coto de Imaz Reserba 1999(¥6000)も薦めてくれました。
塩気の強いハムとフルーツは おなじみの組合せ。こちらの方がより軽やかに楽しめそうですね。お互いの良さを穏やかに引き立てあう感じなのかしら。ちょっと興味があります。これから暑さと湿気が増してくると そういう組合せの方が楽しめるかもしれませんね。・・・ワインが残っていれば 今度試してみたいと思っています。


d0035716_8172058.jpg●Del Puert 1/10 Almacenista ¥1200
酔っ払い状態で書いたメモを解読すると 多分こういう名前のSherryです。(エエ加減でスミマセン。近く再調査してまいります)他のシェリーが一杯¥500。値段と旨さは 見事なばかりに比例しておりました。
色は琥珀色。熟した果物の甘みを凝縮させたような豊かな香りとドライフルーツを齧ったような味の熟成感・凝縮感を感じさせる厚みのあるシェリーです。
シェリーというときりっとした美味しさ・・・というイメージがありますが、樽熟成されることによってアルコールの刺々しさが消え とてもまろやかな口当たり。すっと飲めてしまいます。年代モノのウィスキーを飲むような感覚。旨いです。イベリコ豚の脂と溶け合う感じもなかなか素敵です。美味しすぎて すっかりいい気分になり過ぎるのが難。

・・・・スペイン料理の力強さを味わった一夜でした。


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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) 
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) をご覧下さい。

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スペイン館のパビリオン内のイベントスペースでは スペイン国内の各自治州が週替りで登場し ビデオ紹介や民俗音楽のコンサートやフラメンコ公演、ワインのテイスティングなど趣向を凝らした次々と催されているのが魅力。スペインパビリオンのサイトでは情報がこまめに更新してあるのでお出かけ前に是非チェックを!

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Tapas Barで残念なのはホールスタッフの稚拙さ。・・・でも いちいち腹をたてることはヤメましょう。
ありがたいことに ワインやお料理について熟知している女性スタッフがお1人いらっしゃいます。
ワインやチーズについて質問したら 「少々お待ちください」の言葉のあとに 大抵彼女が現れます。
こちらの好みを伝えたら的確なアドバイスをして下さいますので ワインの選択に困ったら相談してみてはいかがでしょう。
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by expo-tabenomi | 2005-07-04 23:35 | ヨーロッパ

食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)

万博会場内で食事をする際 その国の特徴を色濃く出たお料理を楽しみたいところですが、食べやすさを優先させたい場合があります。例えば 両親や親戚のおばさんなどを案内するケースがそれです。そんな時に 安心して案内できるお店候補の1つが チェコ館です。

   味  :  比較的食べやすい料理が揃い
   量  : 一皿のポーションが 多すぎることなく 淋しいこともなく 程好くて 
   料金: 価格帯も良心的(スープ¥600~ メイン¥1300~)
   環境: 空調のきいた室内のテーブル席に座って食事が出来、
   水  : しかも 水がただで飲める(ただし 水はセルフ) 
のが大きなポイントです。

~スープ類~
スープ類は 比較的食べやすいものが揃っています。中でもグラーシュスープとキャベツスープがお薦め。どちらも野菜の甘味を生かしたトマトベースのスープです。
d0035716_22414084.jpg●Gulash グラーシュ (¥800)
挽肉と野菜がたっぷり入った具沢山のスープなので 食べやすく食べ応えもある
●Zelena キャベツスープ(¥800)
野菜とキャベツがたっぷり入ってたスープ。穏やかで優しい味わい。


スープの中で一番チェコらしさが出ているけれど・・
d0035716_19423798.jpg●Kulajda  じゃがいものスープ(¥800)
一見普通のクリームスープのように見えますが 「サワークリームの酸味」でコクをつけ、香草系でも特にクセがある「キャラウェイシードで香り」をつけている独特の風味のスープなのです。とっても美味しいのですが 食べやすいかどうかという点では 微妙。相手の趣向が良くわかっていないと薦め難い。

ちなみに 注意したいのが ニンニクスープ。生ニンニク特有の辛さが効いているので よっぽどの「ニンニク好き」でないと少々ツライかも。値段(¥600)だけで「なんとなく」選ぶのは避けたい。


~メインのお料理~
普段食べ慣れている味に近いのが こちらでしょうか。
d0035716_19431752.jpg●Rizek  豚カツ (¥1800?)
薄くて大きめな豚カツに マッシュポテトが添えてあります。おなじみの味に近い仕上がり。ソースや醤油はありませんが(汗)下味もついているので レモンを絞るだけで食べられます。


d0035716_19432296.jpg●森のキャベカツ  (¥1500?)
チキンモモ肉に酢キャベツを入れて蒸焼きしたものに茹でたジャガイモが添えてあります。あっさりとしていて 比較的食べやすいお料理です。


Beerを飲まれるなら こういう選択もあるのかな・・・。
d0035716_19443296.jpg●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800
柔らかく煮込んだ牛肉に ジャガイモのパンケーキを添えてあります。味付けは濃い目ですが クセがなく食べやすい仕上がり。ポーションは意外と少なめです。



チェコらしさが溢れ 見た目も豪華なのは・・ こちらの一皿。
d0035716_1945342.jpg●Talir Selsky(農家のお皿) ¥2500 
鴨、豚、牛の3種類の肉料理に ザワークラフト、knedolikyという中華まんの皮のような蒸しパンが添えてあります。骨付き肉の鴨や独特の食感のKnedolikyを楽しめるかどうかがカギかなぁ。好みの料理なんですが、食べやすい料理として 積極的に薦めるには躊躇あり。


好き勝手に食べ周っているのですが 人を食事に案内する・・・となるとドキドキしますね。できれば 普段なじみのない国のものをちょっとでも楽しんで帰ってもらいたい・・・のではありますが とりあえず 何とか食べてもらうことが第一になってしまいます。考えすぎて気負いが空回りすることもしばしば(汗) 今回お薦めした料理は わが両親には実践済み。一応 合格点はもらえたようなのですが さてはて。

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チェコ館 Cheska Hospoda での 主な料理の感想は 
素朴な田舎料理を楽しもう@チェコ館「Cheska Hospoda」(1)をご覧下さい。
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by expo-tabenomi | 2005-06-29 22:36 | ヨーロッパ

テラス席で夕涼み@ポーランド館 POLONEZ(2)

クオリティーの高いポーランドの家庭料理が楽しめるポーランド館レストランPOLONEZ。ショパンの名曲を名前につけた素敵なレストランです。

食事をいただくスペースが パビリオンを見学した人の通路にもなっていて 場所によっては 落ち着いて食事ができないのが唯一の難だったのですが そんな問題も解決されました。

先日再訪したら パビリオンの外に テーブル席がセットされ お食事できるように変わっていました。出口を出てすぐ左手のスペースに 3テーブルセットしてあります。植木を点々と置いてレストランスペースを仕切ってあるので テーブルの前後を人が歩くようなことはなくなりました。まだこの時期ですと長久手は夕方涼しくなるので 風にあたりながらテラス席で夕食・・というのもなかなか気持ちがいいものです。


d0035716_2116236.jpgワインはメニューにはグラスしかありませんが、ボトルのオーダーも出来ます。この日は グラス5杯分(¥3500)の値段で出してくれました。記憶を辿る限り 会場内でいただくボトルワインとしては最安値価格帯。ブルガリア館がハーフカラッフェ¥1200でしたので それに次ぐ安さかもしれません。

ボトルで出してもらって初めてわかったのですが、ポーランド館レストランのワインは ポーランド産ではありませんでした。 この日はオーストラリアのMcWilliam's社の J.J.McWilliam2003 Cabernet Merlot 2003 カカベルネ60% メルロー40%で 色は濃くブラックベリー系の香りと熟したベリー系の果実味を持つ渋みが柔らかなワインです。普段飲みにはなかなか良さそうなワインです。こちらは1877年創業のオーストラリアの南東部の作り手で このワインは 創業者の息子であり醸造家であったにちなんで作られた新商品のよう。オーストラリアはこんなところでも元気です。会場内のレストランのグラスワイン・・・実はまだまだオーストラリア産があるのでは?と思ったのは私だけでしょうか。

d0035716_21354479.jpg●Bigos(キャベツとキノコのソーセージ煮込み) ¥1300
ワインのお供にはこれ。キャベツの酢漬け(ザワークラフト)とソーセージとキノコなどをじっくり煮込んだポーランドの定番料理です。キャベツの酸味が作り出す旨みが美味しさの決め手。この日のものは ちょっと酸味が強め。シェフが変わったのかしら?


d0035716_21212687.jpg●Bryzol  ¥1800
牛の薄切りステーキに ニョッキ、カリフラワーとニンジンのソテーが添えてあります。お肉の焼加減が程好く ナイフでカットすると中はピンク色。美味しいです。ただ メインのお料理の中でより ポーランドらしさが出ているのは鴨や豚のお料理だったりします。ポーランドっぽいものを食事に求めるなら ●Kaczka Pierzona(鴨の料理)  ●Kotlet Schabowy (ポーランド風トンカツ)のどちらかを選んだ方が良いかも。


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POLONEZは 予約もできるようになっていました。席の指定ができるのであれば ゆったり食事ができるパビリオン外のオープン席がお薦め。 電話:0561-63-7095

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こちらで楽しめる主なメニューの紹介&感想については
しみじみと味わうZupa Grzybowa@ポーランド館 POLONEZ(1)
豚が主役のロールキャベツGlabki@ポーランド館 POLONEZ(3)をご覧下さい。 
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by expo-tabenomi | 2005-06-26 21:56 | ヨーロッパ

ワインに合う米料理Sarumi@ブルガリア館 Burgalian Rosa

外観も内装も展示も全てがピンク色のバラ一色のブルガリア館。併設レストラン Burgalian Rosaでも 「ローズ・ウォーター」「バラのジャム入りヨーグルト」「バラとヨーグルトのフローズンソフトクリーム」等々バラと特産のヨーグルトを使った冷たいデザートや飲み物が人気です。

これらのデザート系の値段は、やや高めに設定してありますが(会場内比)、お食事やワインの方は良心的な設定になっています。テーブルが空いていれば ブルガリア料理とワインを試してみてはいかがでしょう。

ヨーロッパの南東部:バルカン半島に位置するブルガリアは 東を黒海に面し、北はドナウ川を挟んでルーマニア、南はギリシャ・トルコ 西はマケドニア・ユーゴスラヴィアに接しています。ブルガリア料理は 新鮮な野菜をたっぷり使い 隠し味にヨーグルトを使うのが特徴。バルカン半島の国々の食文化の影響を色濃く受けています。興味が惹かれたのは ロールキャベツの原型とも思われるSarmi(¥1050)です。

d0035716_2201319.jpgSarmiは 塩漬けした葡萄の葉で米を包んでスープ煮した料理です。葡萄の葉の香りを料理や酒に使うのは 葡萄の産地ではおなじみの手法。今でも田舎の方では 各家庭で春先の柔らかい葡萄の葉を摘んで瓶詰めにして保存する習慣が残っているようです。

トルコのヤップラックドルマ、ギリシャのドルマデスもSarmiに似た料理。こちらは キーンと冷やしてレモンを絞って食べますが Sarmiは 温めてヨーグルトの酸味を加えるところが違います。ブルガリアより北に位置するルーマニアのサルマーレになると 塩漬けの葡萄の葉ではなく、塩漬けのキャベツを使った巻き物になり、中身も肉に米が混じったものへと変わっていきます。同じような料理でも食べ方や材料が少しずつ変わっていく過程に面白さを感じます。

こちらでいただくSarmiは葡萄の葉の香りとスープの味がお米にじんわりとしみて穏やかな味わい。食感はモチモチしています。ワインに合う米料理はあまりないのですが 葡萄の葉の効果で 赤ワインにもよく合う仕上がりになっています。果実味のある赤ワインは カラッフェのハーフ(375ml)で¥1200。グラスでも¥500。万博会場においては 多分 最安値価格帯。

d0035716_220294.jpgレストランでは チキン(or ポーク)のステーキのポテト添え(¥800)などの現代料理もありますが ステーキ類は 特筆 すべき点はありません。安さは魅力ですが どこぞのフードコートで食べる料理と変わらない仕上がり。ちょっと脂っぽいかな。驚きや感激には 欠けます。

こちらでは しっかりと料理をいただくというより 赤ワインと一緒にSarmiを軽くつまんでみるのがお薦め。Sarmiは 塩気や脂っ気が少ないお料理なので 意外と食べやすいと思うのですが・・・。さて そうでしょう。

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デザートの中でバラの香りが一番楽しめるのが「バラのジャム入りヨーグルト(¥500)」d0035716_2159246.jpgジャムはティースプーン1匙にも満たない程度がちょこんと添えてあるだけですが バラの香りを楽しむには充分な量です。d0035716_21594785.jpgローズウォーター(¥600)は香りが強く、バラの香水を飲んでいるよう。大きなグラスに並々と注がれているので、1人で飲みきるのは至難の業。フローズンヨーグルトソフト(¥500)はヨーグルトの酸味が強くバラの香りが負けています。バラフレーバーのソフトクリームを試すならコモン4のコーカサス共同館へどうぞ。
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by expo-tabenomi | 2005-06-25 02:11 | ヨーロッパ

森の中で一休み@北欧共同館「Andersen Cafe」

アイスランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの5ケ国が出展する北欧共同館。
緩やかなカーブを描く白木のスロープ沿いに「北のオアシス」を紹介するお洒落なパビリオンです。
北欧の自然やデザイン力・生活空間を紹介するディスプレーの随所にセンスの良さが光ります。

北欧風の軽食をや飲み物が楽しむことができるのが Andersen Cafe。 「フィンランドの森」をイメージした森の中にテーブル席が用意されています。白木の椅子とテーブルは 北欧家具ならではのシンプルで温かみのあるデザインです。お料理を盛ったお皿にも注目!舟形や三角形のお洒落なデザインは 光沢のある紙を折り曲げて作り出しています。

d0035716_51188.jpg●Seafood Plate ¥1000
舟形の皿に スモークサーモン、ニシンの酢漬け、エビに オニオンサラダ 薄切りパン、クラッカーが盛られ、ディルを散らしてあります。サーモンやニシンを使ったコールドミールは 北欧料理の定番。ライ麦パンの上にトッピングしたスモーブロー(オープンサンド)はビールにもよく合います。肉厚のスモークサーモンは 脂がよくのっていてとろける美味しさ。ディル(香草)の香りとレモンの爽やかさをプラスして味わいいましょう。ニシンのビネガーの効き方もなかなか良い感じ。


d0035716_511245.jpg●Cheese Plate ¥800
ブリー、セミハード系2種類、ウォッシュ、ブルーの5種類のチーズに りんごとパプリカとクラッカーが添えてあります。チーズは全体的に塩気が強く ミルクの甘味は薄いので熟成感のあるタイプが好みの人には少々物足りないかもしれませんが、クセがなくて食べやすいものが揃っています。クラッカーは香ばしく 面白い味。どこかで売っていないかな。


d0035716_514195.jpg●ELYSEE Dry ¥700
白スグリを使ったフィンランド製のスパークリングワイン。泡立ちが良いことから「白夜のしずく」とも呼ばれています。香りはフルーティーですっきりと爽やかな飲み心地。
チーズプレートのブリー&りんごとの相性は ◎

夕方あたりに軽くつまんで飲むには おあつらえ向きのCafeなんですが 残念なことにお食事系のメニューは 夕方前には大抵 Sold Out しています。ここで料理を楽しめるのは 実質Lunch Timeのみ。ポーションが少ないので 空腹を満たす目的には不向きですが 色々つまみ食いを楽しみたい人には 好都合かも。

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「北欧人に会いましょう」のコーナーは私が好きな展示の1つ。北欧の人々の生活を「ある1人の日常」に密着することで紹介しています。モデルは5人。5つのショーケースに 各人の1日の様子を映し出したモニターと 映像の中でも登場する生活用品がセンス良くディスプレーされています。彼らが 朝起きて 何を食べ どうやって通勤(通学)し どんな仲間達と過ごし 楽しんでいるか・・が映像と使い込まれた愛用品の両方を見ることで伝わってきます。個人を知ることで 北欧の暮らし、北欧の気候や風土までが見えてくるような・・見る人の想像力を膨らませる興味深い展示です。

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来場者にはお土産もあります。それは北欧の風景や工芸品、デザインなどを印刷したポストカード。いつも数種類展示してあり 来場者は気に入ったデザインのけカードを自由に選んで持ち帰ることができます。どのカードもお洒落で 日によって種類が違うのも魅力です。
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by expo-tabenomi | 2005-06-17 06:19 | ヨーロッパ

しみじみと味わうZupa Grzybowa@ポーランド館 POLONEZ(1)

ショパンの憂いを帯びたメロディーと淡いベールのかかった色調のポーランドの美しい風景が溶け合う映像組曲が奏でられるポーランド館。ユネスコの世界遺産として認定されたヴィエリチカ岩塩鉱を再現した展示の神秘的な美しさとともに 訪れた人の心に「ポーランド」という名を印象付けます。

展示以上に印象深いのが こちらでいただけるお料理です。ポーランド館レストラン「POLONEZ」では クオリティーの高いポーランドの家庭料理をじっくり堪能できます。ポーランド料理は 基本的には酸味を生かしたスラブ系の料理ですが 周辺のドイツやイタリアなどの影響も随所に見られます。

d0035716_0334827.jpg●Zupa Grzybowa (キノコのスープ) ¥1200
Zupaとは スープのこと。キノコをふんだんに使ってじっくり煮込んだスープは キノコの旨味がたっぷりつまった滋味深い味わい。芳しい香りに滑らかな舌触り。穏やかながら 飲み進めるごとに じんわりじんわりと キノコの旨味が口一杯に広がります。まさにとろけるような味わい。際立つ美味しさ。万博会場内でいただけるスープの中では3本の指に入る美味しさ。


d0035716_0341365.jpg●Barszcz(ホワイトボルシチ) ¥900
白ビーツ、マッシュルーム、麦、キャベツなどを煮込んでデイルを散らした白いボルシチです。まろやかでクリーミーな味わい。サワークリームの酸味が独特なコクを与えています。



d0035716_22545132.jpg ●Bigos(キャベツとキノコのソーセージ煮込み) ¥1300
キャベツ(ザワークラフト)とソーセージとキノコなどをじっくり煮込んだポーランドの定番料理。肉の旨味、きのこの香りをたっぷり吸ったキャベツが なんとも言えない美味しさ。見てくれは地味ですが 食べ進める毎に味わい深く クセになる味。適度な塩気がワインを呼びます。(^^ゞ これにワインがあれば あとは何もいらない。好み。


d0035716_0353227.jpg●Placki Zimniaczane(じゃがいものパンケーキ) ¥1200
注文をしてからカリっと焼き上げたジャガイモのパンケーキには トマトベースのソースがかかっています。焼き加減が素晴らしく 表面の香ばしさがジャガイモの甘さを引き立て サクサクといただけます。トマトの酸味を生かしたソースとの相性も◎ ジャガイモのパンケーキは ドイツ・チェコでもいただきましたが ダントツの美味しさです。


d0035716_0354487.jpg●Pierogi(ピエロギ)
ポーランド風水餃子。もっちりした皮に繊維状になるまでよーく炒めたキノコとお肉がたっぷり入っています。ウクライナの Varenikiとも良く似ています。つるんと食べられてしまいますが お腹に以外とどっしりきます。



d0035716_22551534.jpg●Kotlet Schabowy (ポーランド風トンカツ)  ¥1500
豚が好んで食べられるポーランドで もっとも一般的な肉料理は豚のカツレツ。薄く叩いて広げた豚肉に塩胡椒して卵・細パン粉をつけてカラリと揚げたカツにマッシュポテトとザワ-クラフトが添えてあります。このカツが気持ち良いくらいにカリっとサクっとあがっているのです。衣のカリカリ感が ミラノで食べたミラノカツレツを思い出させます。とてもいい感じ。淡いピンク色の肉は 豚特有の臭みもなく 柔らかくて上品な味。美味。


d0035716_0345077.jpg●Kaczka Pieczona(ローストダック) ¥1900
ベリー系のソースを絡めた鴨肉の塊に、りんごのソテーとニョッキが添えてあります。鴨にりんごのソテーを添えるのが ポーランド庭料理の定番。鴨は焼き加減も良く サクッと焼き上げられた皮の下は柔らかくてジューシー。噛み締める毎に肉の脂の旨味が口一杯に広がります。ほんのりとバターの風味が効いた甘酸っぱいリンゴとも好相性。余ったソースは ニョッキに絡めていただきます。

一皿一皿の料理が丁寧に作られていて非常にクオリティーの高いものばかり。それぞれのお料理に派手さはありませんが 素材の持ち味を生かした確かな味が堪能できます。レストランのレベルが総じて安定しているコモン4においても際立つ存在。民族衣装を着たウェートレスのお嬢さんの笑顔も素敵です。会場内で私が2番目に好きなレストラン。美味しい出会いに乾杯!

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一点だけ残念な点が。テーブルの位置によってパビリオンの見学を終えた人の通り道になってしまうこと。料理の味が確かなだけに もう少し落ち着いて食事が出来れば申し分ないのですが・・。 
  ⇒ パビリオン外にテラス席 ができました(6/19現在)レストランスペースを仕切ってあるので
    こちらではゆっくりお食事が楽しめます。


この他のお料理の感想は
テラス席で夕涼み@ポーランド館 POLONEZ(2)
豚が主役のロールキャベツGlabki@ポーランド館 POLONEZ(3)をご覧下さい

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シアター全体を包み込むポーランドの美しい映像に陰影を与えているのがショパンのピアノ曲です。
   *バラード第4番   ヘ短調作品52
   *ワルツ 第7番 嬰ハ短調作品64の2
   *ワルツ 第9番 変イ長調作品69の1 別れのワルツ

美しい旋律とともに 草原の広がり、石畳の街並み、川沿いの風景が 鮮やかに蘇ります。
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by expo-tabenomi | 2005-06-11 00:03 | ヨーロッパ

「おばあさんの櫃」蓋を開けると・・・@ウクライナ館「Taka Xata」(2)

ウクライナの伝統料理が楽しめる ウクライナ館レストラン 「Taka Xata」
開幕からしばし遅れてレストランがオープンしたものの 準備段階のまま走り出してしまったせいか、オープン当初は 料理の品数も少なかったのですが、この1ヶ月の間に 料理の内容も充実。
店の雰囲気もウクライナらしさが増してきました。

レストランの真っ白だった壁には赤い花の絵が描かれ、トールペイント風の飾りが掛かり、温かみが加わりました。テーブルのランチョンマットが新調され、メニューも手書きの紙切れから、クリアケース入りのきれいに印刷したものになりました。そして そのメニューの中身が一新。以前のメニューから Vareniki(水餃子)が消え去り ウクライナを代表するキエフカツレツなどが加わった他、カクテル類専用のメニューが登場。 料理の種類や内容が見直され 充実の方向にあることは なんとも喜ばしい限りです。(ナンデ この状態でスタートできなかったの・・・って思わないでもないですが)


d0035716_2012446.jpg●Meat stewed in the pot"Grandmother's box"
 おばあさんの櫃
 (きのこと豚肉の壺煮込み) ¥1400
どうしてこういうネーミングになったのか ちょっと聞いてみたい(何か意味がありそう)こちらの料理は どう見ても梅干入れにしか思えない小壺で出されます。チンチンに熱くなった蓋を用心深く開けると 壺の中に封じ込めらていたキノコの良い香りが ふわっと漂ってきます。スープで煮込んだポテト・きのこ・豚肉にサワークリームを足してオーブン焼きしてあるので 器も中の具もアッツアツ。じゃがいもをふぅふぅ言いながら口に入れると きのこと豚肉の旨味がじんわり広がります。美味しい。食べ終わるまで熱々が楽しめるのも この大きさならでは。お気に入りの一品。


d0035716_20125999.jpg●Kiev Cutlet キエフ風チキンカツレツ ¥1500
チーズを巻いた鶏肉をカラリと揚げたカツレツに フライドポテト きゅうり、パプリカが添えてある彩りもきれいな一皿。衣がカリっと気持ち良い程にしっかり揚がったカツレツをナイフでカットすると中のチーズが溶け出します。チキンは柔らかくてジューシー。衣の香ばしさとのコントラストが楽しい。添え物のきゅうりはディルを使って香りよくさっぱりといただけます。ポテトは 平凡ではありますが カツの 揚がり具合の良さに 満足。


d0035716_20131681.jpg●Ukrainian Cabbage Rolls ウクライナのキャベツロール ¥1200
ロールキャベツの具は お肉と野菜にご飯。ご飯はスープをたっぷり含んでいてリゾットというよりおじやに近い感じ。驚きには欠けるけど 昔懐かしい食べやすい仕上がり。


単に品数が増えただけでなく 料理のレベルがアップしていた点は予想外の驚きでした。日本で調達できるものを上手く利用しようという工夫の跡が あちこちで見られる点も◎ 
私の中では 昼に食べるも良し、夜に軽く一杯楽しむだけでも良し・・・のお店に昇格。このまま進化を続ければ Vodkaに欠かせない サーロ(豚の脂身の燻製)がメニューに加わる日も そう遠くないかも?! ・・・って期待のし過ぎかな(^^ゝ

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以前からあるメニューなどについては ウクライナ館「Taka Xata」(1)にて。料金変更しているものは、訂正を加えました。

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d0035716_2264575.jpg7/16(土)現在 「おばあさんの櫃」が「おばあさんの長持」に変わっていました。変わっているのは出入り口のMENUだけで レストランのMENUは「櫃」のまま・・・ううむ。(謎) パビリオンの外にテラス席が出来 デザートや飲み物が楽しめるようになっていました。一応扇風機がついていますが 日よけがなくいので お姉さんがとっても辛そうだったりします。

8月3日(水)現在 
「おばあさんの櫃」が「おばあさんの長持」から「お祖母さんの小箱」に変わっていました。
「キエフ風チキンカツレツ」は 「キエフロール」に変わり、添え物がニンジンライスなどに変わっていました。Menuは 更新され サーモンの包み焼などが増えています。
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by expo-tabenomi | 2005-06-07 00:01 | ヨーロッパ

生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2)

インテリアが白で統一されたお洒落なTapas Barの中で チョークで「どんぐり育ちの豚」と書いた黒板が不思議な存在感を漂わせています。スペインと言えば ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ!
2度目の来訪なら スペインならではのハムやチーズで一杯楽しむのはいかがでしょうか。

d0035716_8404183.jpg●イベリコ豚の生ハム ¥2400
薄く削られた生ハムが お皿を敷き詰めるように素っ気無く並べられ 薄いバゲットが添えてあります。すぐにも手をつけたいところですがちょっと待って!少々時間をおいて脂の感じが良くなるのを待ちましょう。

イベリコ豚の生ハム(ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ)は 樫の森に自然放牧され たっぷりのどんぐりを食べて育ったイベリコ豚の生ハムです。体重を1キロ増やすために必要などんぐり量は8キロとも。放牧期の体重増加率が50%以上の豚が晴れて「デ・ベジョータ」になります。たっぷり食べたどんぐりの脂肪分が熟成過程でハム全体に浸透し、あの独特の風味とコクを生み出しています。

d0035716_8411334.jpgイベリコ豚の生ハムの美味しさは その脂にあります。口に入れて舌に触れた瞬間、さっと脂が溶け独特の木の実の甘い香りが口いっぱいに広がる感覚は デ・ベジョータならでは。

シェリーを一口含んでからいただくと 美味しさは倍増。シェリーの香りが生ハムのナッツ香を引き立て、舌の上で脂と溶け合う感じはなかなか素敵です。至福の一瞬ですね。その後は 肉の旨味がガツンときて 噛み締めるごとに肉の旨味が味わえます。

一緒にいただく赤ワインは・・・と選ぼうにも選択肢が少ないのが難。「今週のお薦めワイン」が一応はあるのですが 週半ばで品切れになっていることもあるので 自然と TORRES を飲むことになってしまいます。イタリア館のCafe Torino並みの充実度があれば・・・。しかしながら TORRESの赤とイベリコ豚の生ハムは お互いの力強さを強調しあうパワフルな組み合わせ。これはこれでワインが グイグイと飲めてしまうから良しとしなければいけませんね。

   Cafe Torino: グラスワインは充実。ハム系の味わいは もう一歩。
   Tapas Bar : 生ハムは美味しいが ワインの選択肢に欠ける。


ワインをより美味しく楽しむのに欠かせない「チーズ」。スペインのチーズは どれも似たりよったり・・・と思われがちですが 日替わりチーズの盛り合せは なかなか充実した内容です。

d0035716_1132718.jpg●チーズ盛り合せ
この日はスペインの 代表的な3つのチーズの組合せでした。
◎Manchego(マンチェゴ)
スペインを代表する羊乳チーズです。産地は ドン・キホーテの舞台=ラ・マンチャ地方。ねっとりとしたミルクの甘みとほのかなコクを味わう食べやすいチーズ。

◎Idiazabal(イディアサバル)
軽いスモーク香と酸味が特徴のバスク地方のチーズ。 火を通したり、アイスクリームに混ぜ込んで食べるなど 一手間かけて食べることも多いようです。TORRESと飲むと個性の強さが強調され、お互いの強さが旨味を引き出しあう感じ。

◎Cabrales(カブラレス)
この3つの中で強烈な個性が際立っているのが アストゥリアス地方が産地のこのブルーチーズ。
自然の洞窟の中で熟成させる時に自然発生する青カビは 野性的な力強さがあります。今回は カビの広がり方や熟成度具合が申し分ない良い状態のものに出会えました。チーズ好きには堪えられません。大満足。オレンジの花の蜂蜜など香り良い蜂蜜とあわせられたらなお良かったのだけど・・・それは贅沢かな。こういう個性の強いものも ちゃんと出してくれるところが嬉しい。但し日替わりなので、食べやすいクリームチーズなどが組み合わさる時もあるそうです。

チーズの盛り合わせのポーションや付合せのバリエは スイス館のAlpen Rose に軍配があがりますが チーズ1かけらの凝縮感や味の奥行きと広がりについてはこちらが数段上かな。

    Alpen Rose:優しい味のチーズを美味しいパンとフルーツ、よく冷えた白ワインと楽しむ。
              軽めのランチとしても。
  
    Tapas Bar :個性的なチーズをちびちび舐めつつ渋めの赤ワインやシェリー酒を楽しむ。
              食後のお楽しみとして。


酒のつまみに関しては 申し分ないだけに ワインの選択肢が限られているのが残念でなりません。「今週のお薦め」に期待をかけるなら 当面の狙い目としては この辺りの日程でしょうか。
    
      バスク週間      6月13日〜6月19日
      アストゥリアス週間 7月18日〜7月23日
      スペイン・ウィーク 7月24日〜7月31日

++
ハムにしてもチーズにしても 独特の土臭さがあり、強烈な個性を主張しているのがスペイン。
それ故に シェリーなどの香りもアルコールコール度数も高いお酒と 好相性なのでしょうか。
日本で例えるなら 日本酒文化圏ではなく 焼酎文化圏に近いのかも。
シェリーの選択肢がそれなりにあったのもそのせいかしらん・・・なんてふと思ったのですが・・。

+++
6/30現在 ボトルワインの充実度は好転。ワイン専用のメニューができ、赤・白・スパークリングがそれぞれ数種類づつ用意してあります。赤は ナバラやリオハのワインが中心に11銘柄。選択肢が増えました。価格帯は 3000円台~6000円台と手頃なものが多いのも魅力。私の中でのスペイン株が急上昇。

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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3)
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」(4)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5)
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6) 
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) をご覧下さい。
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by expo-tabenomi | 2005-06-02 01:23 | ヨーロッパ

トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)

旬のスペインの味と雰囲気をワインやシェリーと一緒に味わえるのが スペイン館の「Tapas Bar」
気の利いた肴でお酒や会話を楽しめます。空腹を満たす目的に行くには少々不向きなので要注意。

d0035716_23524272.jpg最初の訪問の際 まずいただきたいのが 
●Ster Chef Menu ¥3500 
その名の通り ミシュラン2つ星~3つ星レストランの気鋭のシェフ13人がレシピを提供した料理を一度に味わえる贅沢なプレートです。
スペインの旬のシェフたちのエッセンスが 日本にいながらにして味わえる点が魅力です。

冷菜9品・温菜4品という構成で 冷菜はガラスの四角い皿に盛られて登場
d0035716_23572533.jpg◎イベリコハムのボッカディーヨ
Bocadilloはスペイン風バゲットサンドイッチのこと。こちらのは 皮をパリッと香ばしく焼き上げた小さなパンにイベリコ豚の生ハムを巻いたもの。Sinmple is the best! 渋めのワインかシェリーが欲しくなります。


d0035716_23564940.jpg◎レンズ豆とキノコの冷製ムース仕立て
佇まい・香り・舌触り・味・・・どれも素晴らしい一品。キノコの香りを楽しんでから キノコとレンズ豆の旨味を凝縮した濃厚でありながら軽やかなムースをいただきます。舌触りも良く滋味深い味わい。 


d0035716_23574564.jpg◎イワシのテリーヌ
フレッシュなイワシの旨味とと赤ピーマンの甘さを香りよいオリーブオイルが引き立てます。スペインらしい素材の美味しさを生かしたシンプルながら美味しい1品。

◎トマトと玉葱のソフリット
トマトのマリネに揚げ葱をのせています。

d0035716_2358934.jpg◎ムール貝と豚皮のピンチョス
さっくりふわっと揚がった豚皮・ムール貝・賽の目カットの大根を串にしています。

◎トフィー(デザート)
キャラメルのホロ苦さがほんのりただようクリーム

d0035716_23582934.jpg◎ムール貝の白ワインソース
ムール貝の白ワイン蒸しに白ワインソースがかかり 葱が添えてあります。


d0035716_23591893.jpg ◎アンチョビと黒オリーブ、トーストのせ
小さなトーストの上に玉葱、赤ピーマンのマリネ、アンチョビーがのっています。彩りも良く 食感や味のコントラストも良い一品。



d0035716_23584939.jpg◎イディアサバルチーズのグラタントースト
イディアサバルは軽いスモーク香と酸味のあるバスク地方のチーズ。生クリーム・塩・胡椒を加えたイリヤサバルを薄いバゲットに塗って軽くトーストしたものにママレードが添えてあります。


d0035716_001660.jpg温菜は 白い長方形の陶器のお皿に並べられて

◎野菜と豚肉のスペイン風ラタティーユ
赤ピーマンやトマトなどの夏野菜と豚肉を煮込んだ穏やかな味わい。素直に美味しい。


d0035716_01256.jpg◎ヒイカの煮込み 
賽の目にカットしたイカの火の通し加減が絶妙。


d0035716_012577.jpg◎タラのフライ ロメスコソース
タラのすり身の揚げ物に トマト・パプリカ・玉葱・にんにくなどで作るピリ辛のロメスコソースが
良く合います。CAVAなどの泡モノが酒が欲しくなります。


d0035716_014975.jpg◎赤エビとポロネギの包み揚げ
パリっと揚がったブリック皮の中に 赤エビとポロネギの甘い香りを封じ込めてあります。炒めたポロネギの甘さとクリームチーズが 赤エビの濃厚な美味しさを引き立てています。熱々のうちにどうぞ。
茶巾のような形も可愛らしい。


1つ1つのお料理は 一口サイズですが それぞれに「今のスペイン」の香りが漂う本格派。
手当たり次第にパパっと口に放り込むのではなく 写真入りメニューで1つ1つのお料理を確認しながら ゆっくり じっくりと味わいたい。何人かでわいわい言い合ながら 色々なお酒と一緒にいただいた方が楽しいかも。

++
6角形のブロックを組み合せた蜂の巣のような外壁がお洒落なスペイン館。d0035716_23471974.jpgその一角にあるBarも  6角形をモチーフにした白い半球状の独創的な空間になっています。
アクセントになっているのが壁を彩る赤い6角形のモチーフ、よーく見ると料理を提供しているシェフとレシピの紹介がしてあるのです。これを見てレシピをメモろうとしたら少々無理があります。気になる方は スペインパビリオンのサイトを覗いてください。レシピの一部を紹介しています。

+++
店内が半球状の作りになっていることもあり カウンター席は 狭くてちょっと食べにくいのが難。
Star Chefs Menu をじっくり楽しみたい時には テーブル席を狙いたい。

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Tapas Bar でのこの外のメニューと感想については
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3) をご覧下さい。
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」 (4)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) 
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7)
をご覧下さい。
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by expo-tabenomi | 2005-06-01 23:46 | ヨーロッパ

リンゴソースで味わうTafelspitz@オーストリア館「Wien Cafe」

オーストリア・ウィーンといえば Schertorte(ザッハトルテ) 有名 なチョコレートケーキです。
このSchertorteがコーヒーと一緒に楽しめるのがオーストリア館「Cafe Wien」
Cafeではありますが オーストリアの伝統料理も手軽な値段で楽しめるのが魅力です。

こちらのパビリオンは 子供なら嬉しい「そり滑り」が楽しめますが オトナは 入口のウィーンワルツ体験に挑戦するか 不定期に企画されるコンサートにでも遭遇しない限り、「何のために並んでいたんだろう」と自問自答することになりえません。・・・・でも、・・・まぁ そう難しい顔をしないで! 
パビリオン2階にのそり乗り場の横にある Cafeで 一休みしていきませんか?

d0035716_2303876.jpg●Alpen Jause(アルペンヤウゼ) ウィーン風オープンサンド ¥900
丸パンにハム、サラミ、チーズ2種、ピクルス、レタスがセットになっています。彩り良く見た目もきれい。自分でサンドイッチを作って食べるも良し。パンをつまみながら ハムやチーズを食べるも良し。パンは温めてあり ハムもそこそこのレベル。テイクアウトの作り置きのサンドイッチも同じような値段であることを考えるとお徳感があります。


d0035716_2305813.jpg ●Gulashu(グーラッシュ) ¥1600
おなじみハンガリーシチューのグーラッシュ。ハンガリーは出展していなくともこのグーラッシュと名乗る料理はいつくかの国で楽しめます。こちらのは茹でたポテトと目玉焼きが添えてあります。食べやすい大きさにカットして煮込んだお肉は少々噛み応えがありますが ソースの味がしみています。赤のグラスワイン(¥700)と一緒に。


d0035716_2312629.jpg●Tafelspitz(ターフェルシュピッツ) ¥1600 

牛肉の煮込みに ホイップした生クリーム、すりおろしリンゴのソース、茹でたポテトなどが添えてあります。軽くスパイスをしてブイヨンで煮こんだお肉は 優しい味。甘酸っぱいけれどピリリと辛さ効いているリンゴのソースとホイップクリームと一緒に食べると美味しい。このリンゴソースは今までに味わったことのない不思議な味。このソースを味わうだけでも食べる価値アリ。あの辛さはホースラディッシュで出しているのでしょうか?・・気になります。


d0035716_2314288.jpg●Kaffee Jause(ケーキセット) ¥1200
お好みのケーキ(¥600)とコーヒー(¥700)を銀盆に盛って出してくれます。ケーキは4-5種類。しっかりとした甘さの Sachertorte を食べるなら レギュラーコーヒをチョイスした方が Better。d0035716_232841.jpgウィーン風のコーヒーMelangeは 泡立てたミルクの入ったカフェオレなので そのものは美味しいんですが 甘くて濃厚なケーキと 一緒に飲むにはなかなかヘビーです。飲み物だけを楽しむ時の方が 最後まで美味しくいただけそうな気がします。


わざわざ食事のために狙って来るところではないかもしれませんが せっかくここまで来ちゃったから 何か食べていこうか・・・という時に立ち寄るには◎ そう悪い選択肢ではありません。 お料理の品数は多くありませんが オーストリア料理の雰囲気は出ています。料理(¥1600)とコーヒー(¥700)を一緒に頼むとセット価格(¥2100)にしてくれるなど お値打ち度がアップします。

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待ち時間の目安は パビリオンの建物の長さ=8分 見た目よりは進みが速いかも。

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お土産には Neapolitaner も!
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by expo-tabenomi | 2005-05-28 22:27 | ヨーロッパ