カテゴリ:ヨーロッパ( 27 )

素朴な田舎料理を楽しもう@チェコ館「Cheska Hospoda」(1)

素朴なチェコの伝統料理と黒ビールを楽しめるのが、チェコ館レストラン「Ceska Hospoda」です。名前こそ Hospoda=居酒屋ではありますが 大きなシャンデリアが印象的な店内は 赤・シルバーを基調としたモダンな作り。シャープなデザインの木の椅子に座り心地の良い皮のソファーなどお洒落なだけでなく機能的で 使い込むほどに味が出そうなインテリアでコーディネートされています。

お料理は 全て単品で スープが6種類(¥600~)メインのお料理が10種類(¥1300~)。
メニューの充実度と親切度(写真入りで 料理の特徴や使っている素材についての解説付き)
日本語メニューのネーミングのお茶目度は ピカイチです。

d0035716_22264243.jpgこちらでいただけるBeerは 白・黒2種類ありますが 
●Cerne Pivo/KRUSOVICE
(黒ビール)¥900 がお薦め。
クリーミーな泡立ち、芳醇なコクと香り、まろやかな苦みが味わい深く 肉料理や煮込み料理などにも良くあいます。



お料理の中で 平均してコストパフォーマンスが高いのが スープ類。 野菜やお肉がたっぷり入っている具沢山の田舎風スープは 食べ応えがあって 満足度が高い一品に仕上がっています。

d0035716_22414084.jpg●Gulash グラーシュ (¥800)
ジャガイモ・玉葱・ニンジン・トマト・パプリカ・挽肉のたっぷり入った具沢山のトマト味のスープ。お肉の旨味と野菜の甘さを生かした素朴で優しい味わい。肉の噛み応えも程好く ストレートに旨い!★★★★


d0035716_22444813.jpg●Zelena キャベツスープ(¥800)
グラーシュとの違いはお肉の変わりにキャベツがたっぷり入っていること。野菜の甘みを生かしたトマト風味のスープは 暑さで疲れた胃にも優しいほっとする味です。


d0035716_22453460.jpg●ニンニクスープ(¥600)
透明なブイヨンに クルトンとニンニクがたーっぷり入っています。生ニンニク特有のピリっとした辛みもあり、これについてはちょっと好き嫌いが分れそう。「とにかくニンニクが好きなんだ!」という人向き。



チェコ料理は 素朴な煮込み料理が多いのが特徴。これに欠かせないのがKnedliky(クネドリーキ)という小麦粉やいもを練った生地を茹でてスライスした蒸パンのようなもの。お皿に残ったソースやスープを余すことなくいただくために存在する付合わせです。「中華まん」の皮のようでもあり 確かにソースを吸わせて食べるには調子がいい。濃い目のソースとの相性も◎
脇役のようで実は主役級の存在感(^^) 

d0035716_21371232.jpg●Talir Selsky
(量も栄養も多い満腹なる農民料理「農家のお皿」)
¥2500 
骨付きの鴨のロースト、スモークド・ポーク、牛肉のローストと調理法も味付けも違う3種類の肉料理が楽しめる地味溢れる一皿。骨付き鴨は文句なしに美味しい。付合わせのKnedolikyも
 「白パンを一緒に練りこんだ Houskova knedlek」
 「ジャガイモを使った Bramborovy knedlik」
 「ベーコン入りの Pekovy knedlik」 と代表的な3種類が味わえます。
練りこんだものによって食感や味もがらっと変わるのが面白い。白パンを練りこんだものは おばあちゃんが作ってくれたような蒸しパンのような、中華まんの皮のような懐かしい食感。ジャガイモ入りはどっしりとしたお団子のようで ドイツのクヌーデルに似ています。
 
d0035716_22471664.jpg●Svickova na Smetana
(チェコ人が最も好きな「野菜クリームソースにサーロイン」)
¥1800
ソースの敷かれた皿にサーロイン、Knedolikyのスライスが盛られ、生クリームのホイップにクランベリーのコンポートが添えてあります。見ての通り 肉はおまけ程度。Knedolikyで野菜のソースを味わう料理になっています。主役と脇役の交代です(^^) 私が好きだったフカフカタイプのものだったから許してしまおう。人参やセロリなどを裏ごししたソースは濃厚で美味しく ナイフとフォークでカットしたknedolikyに吸わせていただくと これがなかなか良かったりして。しっかりとお皿のソースをぬぐいきったら頃には お腹がいっぱいになります。

d0035716_22482784.jpg●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800

チェコの定番料理「グラーシュ」ですが 元々はハンガリー料理。柔らかく煮込んだ牛肉には ジャガイモのパンケーキを添えてあります。パンケーキの独特の食感が面白い。ポーションは少なめです。


派手さはないけれど 素朴でどっしりした味わいが魅力のチェコ料理。お料理によって満足度のブレはありますが 全体的に価格と味のバランスが良くお洒落な雰囲気の店内で楽しく食事ができます。

++
チェコ料理に欠かせないKnedoliky。チェコの食生活において日本の「ご飯」のような存在なのかなとふと思いました。イタリアンやフレンチの「パン」とは 少々違う意味合いと存在感。そのもの自体は淡白な味だけど 混ぜ物をしたアレンジ版も存在するし、ソース(タレ)を使った色々な料理の器に最初から当たり前のように乗っかって馴染んでいるあたりが なんだか似ていませんか?ってちょっと強引かなぁ(^^ゞ なんとはなしの共通点を感じたりしたのですが・・。

+++
チェコ館 Cheska Hospoda での この他の料理の感想は 
食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)をご覧下さい。
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by expo-tabenomi | 2005-05-24 23:07 | ヨーロッパ

ウクライナ風水餃子Vareniki@ウクライナ館「Taka Xata」(1)

ウクライナと聞いて思い浮かべるのは どこまでもどこまでも続く「ひまわり畑」に黒海を臨むオデッサの階段」・・・いずれも映画のワンシーンです。旧ソ連の一共和国だったことから厳寒な国というイメージがあるかもしれませんが 黒海に面したクリミア半島は温暖でヨーロッパ有数のリゾート地の1つとして知られています。

気候にも恵まれたウクライナの料理は 新鮮な野菜とサーロ(豚の脂)をたっぷりと使うのが特徴。
GW中にオープンしたウクライナ館のレストランでは メニューは少ないものの ウクライナ風の料理を味わうことができます。

d0035716_22385560.jpg●Borsh(ボルシチ)(¥1000→¥1300に改訂)
ボルシチはウクライナから伝わったロシアの伝統的な家庭料理。地域によって調理法や材料は様々ですが、ビーツ(赤カブ)とサワークリームはを使わないレシピはありません。お肉は豚肉を使い たっぷりの野菜と香辛料と一緒に煮込んで 仕上げにニンニクを効かせるのがウクライナ風。パンプーシュカというニンニクを刻んだオイルをかけたパンと一緒にいただきます。

こちらのレストランでも 本場と同じようにパンプーシュカを添えたウクライナ風のスープが楽しめます。ビーツや酸味が控えめなので 具沢山のトマト風味のスープといった感。その分マイルドで食べやすいな仕上がりになっています。ニンニクオイルがじんわり浸みたパンプーシュカは 手がオイルでベタベタになるわ、ニンニク臭くなるわ なかなか難儀なシロモノで そのまま口にするとその微妙な食感は好き嫌いが分れそうですが、スープに浸して食べると なかなか美味しい。気取って食べる店でもないので 本場の食べ方をお試しあれ。これも万博の楽しさの1つです。


d0035716_225664.jpg●冷たい谷間(トマトの冷製スープ)¥600→¥500に改訂)
瑞々しいトマトジュースにニンニク・千切りのキュウリ・オイルが入り サワークリームを浮かべたスープ。冷たくさっぱりとしているので 暑くて食欲のない時でも食べられそう。


d0035716_23261227.jpg●Vareniki(水餃子)(¥850)
ワレーニキは肉厚のもちもちっとした生地に具を挟んで茹でた いわゆる水餃子。ロシア料理で言うペリメニです。具が肉だけでなく ジャガイモ・キノコ・キャベツ、はたまた サクランボ・ジャムなどバラエティに富んでいるところがウクライナ風。
d0035716_23263760.jpgこちらのレストランでいただけるのは 肉入り・ジャガイモ&キノコ入り・果物入りの3種類。肉入りには たっぷりのサワークリームが、イモ入りには 豚肉の炒め煮が添えてあります。下味をつけてよく練りこんだ肉入りのVarenikiの方が私の好み。イモ入りも悪くはないのですが ずっしりとお腹にきます。


d0035716_22521027.jpg●Vodka(¥350)
クライナといえば ウォッカ。アルコール度数は高いけど ほのかな甘味とコクが味わえるなかなか美味しいウォッカを置いています。ウォッカを一気に飲んで サーロ(豚の脂身の燻製)をつまむのがウクライナ風なのだそうですが、ちびちび舐めるように飲むのがやっとの私は とても真似できそうもありません。

ウクライナ料理を代表するキエフカツレツやサーロがないこと、メニューの割高感について等少々残念な部分もありますが 民族衣装を着たお嬢さんに囲まれウクライナの雰囲気を楽しみながら食事が出来る点は◎ 気軽なランチにはいいかも。

++
ボルシチに似たスープが食べられるのがコーカサス共同館。トマトと野菜を煮込んだコーカサスシチューは食べやすい味に仕上がっていて 単品で¥600、ヨーグルトとケーキ付のセットメニューが¥1000。値段だけで比較すると コーカサス共同館の方が お値打ちのように見えますが 両者を飲み比べて見るとベースのスープの違いは歴然。食器や雰囲気も含めてウクライナに軍配かな・・・。

+++
ウクライナの国旗は 青い空と黄金色のヒマワリをモチーフにしています。パビリオンの壁面にも青い空に力強く咲き誇るヒマワリが描かれ、白い風車がくるくると涼しげに回っているのが印象的です。展示は地味ですが 不定期的に行われる民族音楽の生演奏は◎

++++
本日(5/29)ウクライナ館を通ったら レストランのメニューにキエフカツレツとロールキャベツが増えておりました。メニュ-が充実していくのは 嬉しいです。
新メニューの感想については ウクライナ館「Taka Xata」(2) をご覧下さい。
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by expo-tabenomi | 2005-05-17 22:54 | ヨーロッパ

ビールのバリエと美味しさNo1@ベルギー館

Expo会場内で旨いBeerを飲もうと思ったら 迷わず コモン4のベルギー館へ。
10分でも20分でも並んでいただき 是非ともカウンター席を陣取って(これがとっても重要) 心ゆくまでバリエーション豊かなベルギービールを堪能していただきたい。こちらで飲めるのは 生ビール6種類・瓶ビール20種類以上。メニューにはそれぞれのビールの特徴が書いてあるのでじっくり眺めて、気になるビールから順に飲んでみましょう。飲み比べてみると 同じビールなのに、色、泡の立ち方、香り、苦味、味わいが違うから面白い。つい あれもこれも・・・と試してみたくなります。

d0035716_23145078.jpg ●Bell Vue Kriek(¥900)
チェリーを漬け込んだベルギーで1番人気のランビック。ランビックは、自然にある野生酵母を利用して発酵させるベルギーの伝統的なビールで独特の香りと酸味が特徴。鮮やかなルビー色といい チェリーの柔らかな酸味といい、軽やかな飲み心地といい ビールというより食前酒といった趣。夏の日差しの中、キンキンに冷やして飲んだら美味しそう。

d0035716_231517100.jpg ●Dubel(¥1300)
真っ白く大きな泡が特徴の金色のビール。最後の最後までこの泡が消えずに残っているのがとっても不思議。泡のせいなのか 口当たりは柔らかいのですが キレがあってすっきり爽やかな飲み心地。程好い苦味もよい感じ。

d0035716_23153712.jpg ●Titje Blanche(¥1100)
「ティチェ」は少年の名前で、ラベルにも少年の絵が描かれています。オレンジとコリアンダーで香り付けをしているホワイトビールという説明書きがあったのですが 遠くにオレンジピールの苦味を感じることはできても コリアンダーの香りについては ちょっとわかりませんでした。柑橘系の酸味とほろ苦さを楽しむ軽やかな味わい。これも夏の日差しが似合いそう。

d0035716_23155648.jpg ●Golden Carolus Classic(¥1300)
カウンターのお兄さんお薦めのビール。軽やかなものとは対極的な これぞビール・・・と唸らせる旨味のあるビール。クリームのような泡、ロースト系の甘い香ばしい香り、深みのある苦さとふくよかな甘さのバランスが素晴らしい。このまったり感がたまりませんね。この中では一番好みかも。

d0035716_162244.jpg ●Printemps de Silly(¥1200)
春(Printemps)という名の通り、春の日差しを思わせる黄金色をした柔らかなビールです。青リンゴのようなフルーティーな香りとほんのりとした酸味と苦味が特徴。じっくりビールを味わいたい派には 物足りないかもしれませんが 爽やかで飲みやすいので 海辺でキンキンに冷えた白ワインを飲むが如く 暑い時に最初の1杯にグイっと飲むには 良いかも。

++
夕方にはお食事系のものがSold Outになってしまいます。Beerだけでも充分楽しめますが 食事をメインに考えている方は要注意。ここで何杯かひっかけてから他で食事をする場合は多少時計を気にする必要があります。というのも 会場内のパビリオンのレストランは20時でオーダーストップとなるところが多いからです。下手をすると食いっぱぐれることになりまする・・。

+++
ここのお料理は 味は悪くないんですけど ポーションが ものすごーく少なひ(涙)
料金はドイツ館のメイン並でポーションは1/4くらいかなぁ。従って コスパはよろしくないです。
ここでは フライドポテト(¥600)をつまみながら ビール三昧がよろしいかと。再確認。
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by expo-tabenomi | 2005-05-16 23:28 | ヨーロッパ

山のチーズとワインのマリアージュ@スイス館「Alpen Rose」

スイス館レストランAlpen Rosa では スイスの郷土料理を楽しむことができます。

天井と壁は赤、テーブルセットは白。スイスの国旗をイメージしたスタイリッシュな店内は空調が良く効いた涼しくて快適なオープンキッチンのレストラン。ガラス張りの壁を通してパビリオンの山の風景を臨めるせいか 窓がないながらも 明るく開放的な雰囲気が漂っています。

メインのお料理は 4種類(¥2900から)
スイスは イタリア・フランス・ドイツ・ロシュマンの4つの言語圏に分れていて 各言語圏を特徴づける郷土料理が 赤い四角いトレイにセットされています。

d0035716_1181321.jpg●The Swiss German Brat Wurst and Rost (¥2900)
ドイツ語圏からは 「ブラートヴルスト(ソーセージのグリル)」これに細切りポテトとオニオンのロスティ、ラディッシュのカルパッチョ チョコレートケーキ パンがセットになっています。豚肉そのものの旨みを凝縮した粗引きソーセージに カリッと香ばしく焼き上げたロスティーが良く合います。薄切のカブをマリネしたカルパッチョも見た目も綺麗でさっぱりとしていて美味しい。ワインによく合うので 家庭でも応用できそう。

d0035716_119519.jpg ●The Swiss French Raclette  (¥3000) 
フランス語圏からは おなじみ「ラクレット」のセット。溶かしたチーズを茹でたじゃが芋と一緒に食べるラクレットは ピクルス 生ハム フルーツ パン がセットになっています。総合的な満足度としては 上記のドイツセットの方に 軍配・・・かな。

d0035716_1191973.jpg●山のチーズの盛合せ(¥1400)
スイス館の中で 気風の良さが光るのがこちら。見て下さい。この盛りの良さ!Emmentaler(エメンタール) Greyerzer(グリュイエール) Brie(ブリー)の三種類のチーズに、2種類の丸パン、巨砲、リンゴの薄切りが添えてあります。チーズは ミルクの甘みを楽しむ穏やかで優しい味わいの食べやすいものを揃えています。エメンタールはパンと一緒に ブリーはフルーツとともに グリュイエールは最後にじっくり味わっていただきましょう。シャスラー種の白ワインとの相性も◎

ワインリストも充実していて 手頃な値段でそこそこのレベルのものがいただけます。d0035716_1195416.jpg
Fondant de Sion AOC Soleil du Valais 2003 (¥4200)
シャスラー種のぶどうを使った白ワイン。シャスラー種はスイスを代表するValais地方の葡萄で 軽やかで花のような香りが特徴。甘口ですが 爽やかな果実味とキリっとした酸味のバランスが良くキーンと冷やしていただくと美味しい。飲み口がさっぱりとしているので これからの季節飲むのに良さそう。

確かに美味しいけど ちょっと高すぎやしないか・・・という評判のAlpen Rosa ではありますが

  大して並ぶこともなく 
  クーラーがよく効いている空間で 
  座りやすい椅子と高さも適当なテーブルで
  すぐ横に順番待ちの人に立たれてせかされることもなく
  落ち着いてゆっくり楽しめるし
  店員の対応もいい 
  食後のエスプレッソが旨い

なんて考えると まぁ そういうことにも お金を払ったと割り切れるかどうか・・というか 
そういうことに価値を見出せるかどうかが評価の分かれ目になりそう。
(と言いつつ あと2割安ければなぁと思ってしまう。ワインの半分の値段だったらもっと嬉しい)

ただ 料金をしっかり取るものと採算を度外視しているものがあるので その辺を上手に組み合わせれば楽しみが広がるかと。チーズとワインのマリアージュの素晴らしさとコスパの高さには★★★★

++
スイス館でのもうひとつのお気に入りはのパン。表面が固いのだけど粉の味がしっかりしていて噛み締めるごとに味わい深いパンで なかなか美味しい。というか結構好み。私にしては 珍しくパンを完食しました。このパンは厨房で作っているのだろうか?名古屋(長久手?)のどこかのパン屋から仕入れているのかな・・・もっぱらの関心事だったりします。
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by expo-tabenomi | 2005-05-05 11:07 | ヨーロッパ

豪快な骨付き豚に満足@ドイツ館レストラン

ドイツ館のレストランでは 郷土色豊かなドイツの地方料理を食べさせてくれます。
メインの肉料理は4種類ありますが 一番のお薦めはこちら。

d0035716_15442169.jpg●Schweine Haxe(シュバイネ ハクセ) ¥2800
豚の骨周りのすね肉をグリルした南ドイツの郷土料理で 
丸々と大きなKnodel(Kloesse)というじゃが芋の団子と 
たっぷりのApfelrotkohl(赤キャベツのりんご煮)が添えてあります。

テーブルに運ばれてきた瞬間 皿から溢れんばかりの骨付き肉の
ボリューム感と豪快さに 思わず目を奪われます。
お肉とは ドーンと大きくて分厚いもの・・・だったんですね(しみじみ) 

骨周りの肉は 取り分けやすく 簡単にホロっとほぐれます。色良く焼き上げられた皮はカリッと香ばしく お肉は柔らかくジューシー。噛み締めるごとに肉汁と滋味深い味わいが 口いっぱいに広がります。関節周りのゼラチン質のトロトロ感もたまりません。程好い塩気が ビールを誘います。

添え物の赤キャベツも 甘酸っぱくてお肉との相性も◎
キャベツの添え物といっても Sauerkraut(ザワークラフト) のように酸味がカキーンと際立ったものばかりではないんですね。隣のお皿を見ると ソーセージの盛り合わせにザワークラフトが。料理によって付合せのキャベツも違うようです。

付合せのじゃが芋もメインのお料理によっても調理法を変えて登場してます。ソーセージにはピューレを シュニッツェルにはマッシュポテト・・というように。骨付き豚に添えてあるクヌーデルは じゃが芋を小麦粉とバターを加えて練ってまあるく丸めて茹で上げた 大きな芋団子。ドイツの「お袋の味」的存在の料理で もちもちっとした独特の食感が面白いけれど 好き嫌いがあるかも。

食べ終わるとわかるのですが 骨自体もアメリカンドッグ並みの太さなので意外とぺロリといただけてしまいます。シンプルな料理ですが 「肉を食ってるぞぉ」という充実感と幸福感を 最後の最後まで 目からも、口からも、味あわせてくれるこの一皿に ドイツの気骨を感じます。
料理の内容と価格とのコストパフォーマンスも非常に高く 私の中では ★★★★★

++
ドイツ館レストランでは 水は出てきません。水はメニューに載っていますから必要な場合はオーダーを。ちなみに水が¥400 コーヒーが¥250 外国へ行ったらこんなものです。このあたりもドイツ風。せっかくですから ワインかビールをいただきましょう。飲むなら やはりワインよりビールがBetter。グラスワインは赤は軽めのもので、白は甘口なので肉に負けてしまう感じ。
(フルボトルだと違ってくるのかも) ビールは3種類あって値段は¥850~¥1000

+++
コーヒー¥250 ケーキ¥350 と格安なので Coffee Time 狙いのご婦人たちも。
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by expo-tabenomi | 2005-04-30 17:00 | ヨーロッパ

お洒落なバールでイタリア気分を満喫@イタリア館「Cafe Torino」

d0035716_8351188.jpgブロンズ像「踊るサテュロス」で注目を集めているイタリア館。
パビリオン2階は本場の雰囲気漂うお洒落なバールになっています。
落ち着いた照明、テーブル感覚の広さ、鏡張りの天井が、床一面に張られた大理石の深い緑色を引き立て 印象的な空間を作っています。
そのあたりのセンスは さすがイタリア!
会場内を駆け回った疲れも 一気に吹き飛びます。

ここで楽しめるのは 飲み物(コーヒー、ワイン、リキュール類)それに パニーニ、チーズ、生ハム、焼き菓子など。キャッシャーでお金を払ってから カウンターで注文した品を受取ります。
ワインのカウンターは別れていてイタリア人のソムリエがゆったりとグラスにワインを注いでくれます。

d0035716_8354651.jpg薫り良くコーヒーの旨味とアロマが凝縮された美味しいエスプレッソ、
フォッカッチャに生ハムをはさんたパニーニ・・・
どれもイタリアンしていますが ここに来たら 是非ともグラスワインを!

グラスワインは 赤・白・泡と 手軽な値段で楽しめるものを
それぞれ数種類ずつ揃えています。
赤ばかり何種類かいただいたのですが 私のお薦めは16番。
●BARBERA D'ASTI DOC SUPERIORE / STRADIVARIO (¥800)

d0035716_8362442.jpg「生ハムとチーズの盛り合わせ」(¥1500)と一緒にどうぞ。
噛み締めるごとに口の中に広がるチーズの旨味と塩気がワインを呼び・・・ついついグラスが進んでしまいます。これに長期熟成のバルサミコ酢があればなお◎ 強いて言えば 生ハム。もうちょっと円熟したまろやかさやがあったらなぁ・・・だなんてちょっと我侭かな。
居心地も良く 夕食を軽く飲んで済ませたい時、食後にちょっと飲み直したいような時などにほんのりとまどろむにはお薦めです。

++
イタリア館では 2階の講習室で毎週火曜・金曜の夕方にそれぞれ2回ずつ(17:30~、18:10~)イタリア語入門講座が開かれています。Cafeのスタッフにはイタリア人もいるので 習いたてのイタリア語をカウンターで実践!・・・というのも楽しそう。

+++
パビリオンを見学した人しか入れない上 目立った案内表示がないこともあって
GW前までは週末でも静かで落ち着いた雰囲気が保たれていて穴場的存在だったのですが
今や長蛇の列・・・一時的なことだと嬉しい・・なんて思うのは やっぱり我侭ですかね。
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by expo-tabenomi | 2005-04-29 08:58 | ヨーロッパ

具だくさんの田舎風スープ@ルーマニア館 Darie

ルーマニア館の地下にあるレストラン「Darie」は 銀座の老舗「Darie」の出店。
手軽な値段でルーマニアの伝統料理を楽しめます。

d0035716_13152.jpg●Ciorba de Fasole de Verde(インゲン豆のスープ)
白インゲン豆・玉葱・ニンジンなどの野菜がたっぷり入った具だくさんの田舎風スープ。野菜の甘みを生かした優しいほっとする味です。サワークリームの程好い酸味とコクが味の決め手になっています。(¥700)

●Ciorba de perisoare (肉団子のスープ)
Ciorbaとは 酸味の効いたスープのこと。その名の通り 酸味がキリリと効いたスープにスパイスを効かせた肉団子が浮いています。遠くにロシア料理のボルシチを思わせる懐かしい味。塩気が結構強め。(¥700)

d0035716_135667.jpg主菜は メインの料理+付け合せに グリーンサラダ・肉団子・ポテトサラダ・チーズフライ・タラモサラダのせバゲットがセットになって ワンプレートで供され 見た目にも楽しい一皿に仕上がっています。

●Pui la gratar(鶏のガーリックソース)
ニンニクがカキーンと効いたチキンのグリルには Mamaliga(ママリーガ)というトウモロコシの粉に牛乳、バターなどを練りこんで煮たもの イタリアで言うポレンタが添えてあります。ルーマニアの女性は、このママリーガとサルマーレが作れて一人前といわれるようになるのだとか。塩気の効いたチキンとまぜまぜしていただくと調子が良さそう。(¥1300)

d0035716_163678.jpg●Mititie(ミティティー)
挽肉に香辛料を混ぜてグリルした棒状の肉団子で ルーマニアのビアガーデンの定番。本場では羊の挽肉で作るようですが こちらでは食べやすいように牛肉でアレンジしているようです。食感は ソーセージでもハンバーグでもなく ふわふわとした練り物系(蒲鉾系)で どちらかというとフランス料理のクネルに通じるものがあります。スパイシーな肉団子としては 遠くにトルコを感じないでもない・・・
日本食には なかなかない面白い食感です。(¥1300)

ディナーでいただくには 少々淋しいけれど ワインと一緒に楽しむランチとしては◎
食のレベルとしては 総じて高いグローバルコモン4にして お値打ち度は突出してます。
値段を抑えるための努力工夫には脱帽です。
温かみのあるハンドペイントのテーブルセットも東欧らしい雰囲気に一役買っています。


++
ルーマニア館では スロープ状のホールで民俗芸能やモダンダンス・ギターの演奏などが楽しめます。演目は 日によっても時間帯によっても違います。前の回がクラシックだからといって次回も同じとは限りません。何に当たるかはその時のお楽しみ。ショーの内容によって印象が左右されるかも。
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by expo-tabenomi | 2005-04-28 01:20 | ヨーロッパ