オーストリア・ウィーンといえば Schertorte(ザッハトルテ) 有名 なチョコレートケーキです。
このSchertorteがコーヒーと一緒に楽しめるのがオーストリア館「Cafe Wien」 Cafeではありますが オーストリアの伝統料理も手軽な値段で楽しめるのが魅力です。 こちらのパビリオンは 子供なら嬉しい「そり滑り」が楽しめますが オトナは 入口のウィーンワルツ体験に挑戦するか 不定期に企画されるコンサートにでも遭遇しない限り、「何のために並んでいたんだろう」と自問自答することになりえません。・・・・でも、・・・まぁ そう難しい顔をしないで! パビリオン2階にのそり乗り場の横にある Cafeで 一休みしていきませんか? ●Alpen Jause(アルペンヤウゼ) ウィーン風オープンサンド ¥900丸パンにハム、サラミ、チーズ2種、ピクルス、レタスがセットになっています。彩り良く見た目もきれい。自分でサンドイッチを作って食べるも良し。パンをつまみながら ハムやチーズを食べるも良し。パンは温めてあり ハムもそこそこのレベル。テイクアウトの作り置きのサンドイッチも同じような値段であることを考えるとお徳感があります。 ●Gulashu(グーラッシュ) ¥1600おなじみハンガリーシチューのグーラッシュ。ハンガリーは出展していなくともこのグーラッシュと名乗る料理はいつくかの国で楽しめます。こちらのは茹でたポテトと目玉焼きが添えてあります。食べやすい大きさにカットして煮込んだお肉は少々噛み応えがありますが ソースの味がしみています。赤のグラスワイン(¥700)と一緒に。 ●Tafelspitz(ターフェルシュピッツ) ¥1600 牛肉の煮込みに ホイップした生クリーム、すりおろしリンゴのソース、茹でたポテトなどが添えてあります。軽くスパイスをしてブイヨンで煮こんだお肉は 優しい味。甘酸っぱいけれどピリリと辛さ効いているリンゴのソースとホイップクリームと一緒に食べると美味しい。このリンゴソースは今までに味わったことのない不思議な味。このソースを味わうだけでも食べる価値アリ。あの辛さはホースラディッシュで出しているのでしょうか?・・気になります。 ●Kaffee Jause(ケーキセット) ¥1200お好みのケーキ(¥600)とコーヒー(¥700)を銀盆に盛って出してくれます。ケーキは4-5種類。しっかりとした甘さの Sachertorte を食べるなら レギュラーコーヒをチョイスした方が Better。 ウィーン風のコーヒーMelangeは 泡立てたミルクの入ったカフェオレなので そのものは美味しいんですが 甘くて濃厚なケーキと 一緒に飲むにはなかなかヘビーです。飲み物だけを楽しむ時の方が 最後まで美味しくいただけそうな気がします。わざわざ食事のために狙って来るところではないかもしれませんが せっかくここまで来ちゃったから 何か食べていこうか・・・という時に立ち寄るには◎ そう悪い選択肢ではありません。 お料理の品数は多くありませんが オーストリア料理の雰囲気は出ています。料理(¥1600)とコーヒー(¥700)を一緒に頼むとセット価格(¥2100)にしてくれるなど お値打ち度がアップします。 ++ 待ち時間の目安は パビリオンの建物の長さ=8分 見た目よりは進みが速いかも。 +++ お土産には Neapolitaner も!
洗練されたフィリピン料理を味わえるのが フィリピン館レストラン「Latik」です。
フィリピンの高級レストラン「Via Mare」のシェフが監修する料理はクオリティーの高さが評判です。メニューを紹介する写真のディスプレーもきれいでわかりやすく、スタッフのコスチュームもなかなかお洒落。物腰の柔らかい接客にも好感度がもて 気持ちよく食事が楽しめます。館内のフード・エリアは立ち席のみですが、パビリオンの外壁沿いにテーブル席もあります。 ●San Migel サンミゲール ¥500 フィリピンの定番ビール。オレンジかかった色で泡は少なく炭酸は強め。南国らしいおおらかなビールです。注文してからじっくり作ってくれるお料理を サンミゲールを飲みながらゆったり待ちましょう。 ●Lunpia Ubod フィリピン風生春巻き ¥980ココナッツ、エビ、豚肉を レタスと薄い卵のクレープで包んだ見た目にも綺麗なお料理。砕いたピーナッツ、ニンニクの微塵切りの入った甘酸っぱいブラウンソースにつけていただきます。 東南アジアの料理というと「香草をふんだんに使った辛い料理」というイメージがありますが フィリピン料理は 柑橘類やココナッツ酢の旨味を生かした穏やかな味の料理が多いのが特徴。 こちらの生春巻きも素材の味と食感を生かした上品な仕上がり。甘酸っぱいタレが南国風です。 ●Bam I Guisado フィリピン焼きそば ¥990野菜やシーフードがたっぷり入った焼きビーフン。ゆで卵とレモンが添えてあります。麺に程好いコシがあり、塩かも穏やかな優しい味。レモンやカラマンシーパウダーで酸味をプラスしていただくと 美味しさの幅が広がります。 ●Binakol ココナッツを器にしたレモングラス仕立てのスープ ¥1800ココナッツの器にスープを注ぎパイで蓋をしてオーブンで焼き上げた見た目も華やかなスープ。注文してからオーブンで焼き上げてくれます。サクッと焼けたパイ皮をスプーンでつぶしていただきます。中につまっているのは 鶏肉や野菜の入ったレモン仕立てのあっさりとした透明感のあるスープ。ほのかに酸味が効いた洗練された味です。具の鶏肉の火の通りも良い感じ。器の内側のココナッツの身も スプーンで削り取ってスープと一緒にいただけます。 ●Lechou Kanali 豚バラの唐揚げ ¥1400フィリピンといえば 子豚料理。 しっかりと下味を漬けた豚バラ肉の塊を 注文を受けてからじっくりと揚げて ぶつ切りにしてから白いご飯の上にのっけて出してくれます。オクラやニンジン、茄子などの野菜炒めが添えてあり 彩りもきれい。お肉のピンク色と香ばしい香り!に 思わずニッコリしてしまいます。揚げたての豚肉はもちろんアッツアツ。カラリと揚がっていて外側はカリッカリっと香ばしく 中はジューシー。噛み締める毎に 甘辛い調味料と肉の旨味が口一杯に広がります。豚の脂の旨味が際立ち とても美味しい。豚好きには ポイント高し。★★★★ ●Adobong Tadyang 豚スペアリブの醤油・ニンニク煮込み ¥1500 フィリピンの代表的な煮込み料理アドボ。豚の骨付きスペアリブをニンニク・醤油・ココナッツ酢に漬け込んでじっくり煮こんでいます。ココナッツミルクで甘さとコクを加えているのがフィリピン風。骨からほろりと崩れるくらいよーく煮込んだお肉は とろけるような美味しさ。煮汁のしみたご飯も 結構好きだったりします。 ひとつひとつのお料理をきちっと作っていて きらりと光るクオリティーの高い味を提供しています。 どの料理も手が込んでいて、じんわりと美味しさがしみ渡るような優しい味わい。フィリピン料理への印象をガラリと変えてくれます。お皿やフォークこそ 使い捨てのリサイクル食器ではありますが その辺りのことを差引いても充分の満足感があります。コモン6では飛びぬけた美味しさ・・・というか アジア勢ナンバーワン。全外国館レストランを5段階評価したら ★★★★クラスかもしれません。 2日続けて通ってみましたが 味にブレはありません。大満足。 ++ レストランの名前は ココナッツミルクを煮詰めて揚げた「Latik」から取っています。ココナッツのエッセンスの塊のようなこの「Latik」は フィリピンのハレの日を彩るお菓子の仕上げに欠かせないもの。 ココナッツをモチーフにしたパビリオンにおけるレストランの位置付けが 伝わるようなネーミングになっています。 +++ この他の料理の感想は フィリピン旅行の抽選会も魅力@フィリピン館 Latik(2) シーフードたっぷり お米はパラリ!Paella@フィリピン館 Latik(3)をご覧下さい。
素朴なチェコの伝統料理と黒ビールを楽しめるのが、チェコ館レストラン「Ceska Hospoda」です。名前こそ Hospoda=居酒屋ではありますが 大きなシャンデリアが印象的な店内は 赤・シルバーを基調としたモダンな作り。シャープなデザインの木の椅子に座り心地の良い皮のソファーなどお洒落なだけでなく機能的で 使い込むほどに味が出そうなインテリアでコーディネートされています。
お料理は 全て単品で スープが6種類(¥600~)メインのお料理が10種類(¥1300~)。 メニューの充実度と親切度(写真入りで 料理の特徴や使っている素材についての解説付き) 日本語メニューのネーミングのお茶目度は ピカイチです。 こちらでいただけるBeerは 白・黒2種類ありますが ●Cerne Pivo/KRUSOVICE(黒ビール)¥900 がお薦め。 クリーミーな泡立ち、芳醇なコクと香り、まろやかな苦みが味わい深く 肉料理や煮込み料理などにも良くあいます。 お料理の中で 平均してコストパフォーマンスが高いのが スープ類。 野菜やお肉がたっぷり入っている具沢山の田舎風スープは 食べ応えがあって 満足度が高い一品に仕上がっています。 ●Gulash グラーシュ (¥800)ジャガイモ・玉葱・ニンジン・トマト・パプリカ・挽肉のたっぷり入った具沢山のトマト味のスープ。お肉の旨味と野菜の甘さを生かした素朴で優しい味わい。肉の噛み応えも程好く ストレートに旨い!★★★★ ●Zelena キャベツスープ(¥800)グラーシュとの違いはお肉の変わりにキャベツがたっぷり入っていること。野菜の甘みを生かしたトマト風味のスープは 暑さで疲れた胃にも優しいほっとする味です。 ●ニンニクスープ(¥600)透明なブイヨンに クルトンとニンニクがたーっぷり入っています。生ニンニク特有のピリっとした辛みもあり、これについてはちょっと好き嫌いが分れそう。「とにかくニンニクが好きなんだ!」という人向き。 チェコ料理は 素朴な煮込み料理が多いのが特徴。これに欠かせないのがKnedliky(クネドリーキ)という小麦粉やいもを練った生地を茹でてスライスした蒸パンのようなもの。お皿に残ったソースやスープを余すことなくいただくために存在する付合わせです。「中華まん」の皮のようでもあり 確かにソースを吸わせて食べるには調子がいい。濃い目のソースとの相性も◎ 脇役のようで実は主役級の存在感(^^) ●Talir Selsky(量も栄養も多い満腹なる農民料理「農家のお皿」)¥2500 骨付きの鴨のロースト、スモークド・ポーク、牛肉のローストと調理法も味付けも違う3種類の肉料理が楽しめる地味溢れる一皿。骨付き鴨は文句なしに美味しい。付合わせのKnedolikyも 「白パンを一緒に練りこんだ Houskova knedlek」 「ジャガイモを使った Bramborovy knedlik」 「ベーコン入りの Pekovy knedlik」 と代表的な3種類が味わえます。 練りこんだものによって食感や味もがらっと変わるのが面白い。白パンを練りこんだものは おばあちゃんが作ってくれたような蒸しパンのような、中華まんの皮のような懐かしい食感。ジャガイモ入りはどっしりとしたお団子のようで ドイツのクヌーデルに似ています。 ●Svickova na Smetana (チェコ人が最も好きな「野菜クリームソースにサーロイン」)¥1800 ソースの敷かれた皿にサーロイン、Knedolikyのスライスが盛られ、生クリームのホイップにクランベリーのコンポートが添えてあります。見ての通り 肉はおまけ程度。Knedolikyで野菜のソースを味わう料理になっています。主役と脇役の交代です(^^) 私が好きだったフカフカタイプのものだったから許してしまおう。人参やセロリなどを裏ごししたソースは濃厚で美味しく ナイフとフォークでカットしたknedolikyに吸わせていただくと これがなかなか良かったりして。しっかりとお皿のソースをぬぐいきったら頃には お腹がいっぱいになります。 ●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800チェコの定番料理「グラーシュ」ですが 元々はハンガリー料理。柔らかく煮込んだ牛肉には ジャガイモのパンケーキを添えてあります。パンケーキの独特の食感が面白い。ポーションは少なめです。 派手さはないけれど 素朴でどっしりした味わいが魅力のチェコ料理。お料理によって満足度のブレはありますが 全体的に価格と味のバランスが良くお洒落な雰囲気の店内で楽しく食事ができます。 ++ チェコ料理に欠かせないKnedoliky。チェコの食生活において日本の「ご飯」のような存在なのかなとふと思いました。イタリアンやフレンチの「パン」とは 少々違う意味合いと存在感。そのもの自体は淡白な味だけど 混ぜ物をしたアレンジ版も存在するし、ソース(タレ)を使った色々な料理の器に最初から当たり前のように乗っかって馴染んでいるあたりが なんだか似ていませんか?ってちょっと強引かなぁ(^^ゞ なんとはなしの共通点を感じたりしたのですが・・。 +++ チェコ館 Cheska Hospoda での この他の料理の感想は 食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)をご覧下さい。
会場内ではチャイを楽しめる外国パビリオンがいくつかあります。スリランカ館のように 大きなカップでなみなみと甘い紅茶をいただくのもいいけれど 結構ヘビー。ちょこっとだけお茶が欲しいのよね・・・という時にお薦めなのがイラン館です。手軽な価格で 異国情緒を満喫できるのも魅力です。
イランの庶民の溜まり場でもあり社交場でもあるチャイハネを思わす独特な雰囲気が漂うパビリオンの奥では 本場さながらに サモワールでチャイを沸かしています。イランでのお茶の淹れ方は ロシアから伝わった散茶方式。二段重ねのヤカンのような構造のサモワールの上段で濃く煮出したチャイを 下段で沸かしたお湯で割って飲むのです。パビリオンでも ガラスのカップにチャイを半分ほど注いでから、熱湯を注ぎ足して出してくれます。値段は¥200ですが ちゃんと陶器のソーサーのついたガラス器を使って 小さな盆に載せて出してくれるのが嬉しい。小皿には 「ガンド」というちょっと固めの角砂糖も添えてあります。イランのチャイにはこの「ガンド」が欠かせません。紅茶に溶かして飲むのではなく、この 「ガンド」の塊を口に入れて 舌でゆっくり溶かしながら 熱々のお茶をちびりちびりと飲むのがイラン風。ちょっと渋めのお茶と 独特のすーっとした甘さの砂糖が良く合います。固くて粒子が粗い砂糖が溶けてなくなる頃に お茶もちょうど飲み終えます。さぁ 次はどこへ行こうかな。
喉が渇いて とにかく冷たいBeerが飲みたーい!という時は リトアニア館のカウンターバーへ。Expo会場内において「並ぶことなく」「冷たいビール」を「座って飲める」稀少なポイントです。
こちらでいただける生ビールは リトアニアで一番飲まれているという ●SVYTURYS です。 World Beer Cup 2000 (ビールのワールドカップというのがあるんですね)で銀賞を取ったというご自慢の白ビールで 大ジョッキ500ml(¥1100)・中ジョッキ300ml(¥900) 軽やかですっきりとした喉越しのビールなので カンカンと飲めてしまいますが、よくよく味わって飲んでみると ほのかな酸味と薬草系の独特な苦味が個性的。この辺りは 好みが分かれれるところかもしれません。 個性的といえば パビリオンもかなり個性的。縦横無尽に張り巡らされた螺旋構造のモニターの奇抜さはもちろん スクリーンから流れてくるリトアニア人とリトアニア在住の日本人との会話もなかなかシュール。機械的な同時通訳の女性のか細い声が 不思議な空間作りに一役も二役も買っています。モニターの下に散らばるように置いてあるカラフルな六角形の椅子は座り心地も良く ちょっとした休憩にも◎ 「とりあえずBeer」・・・の時の選択肢の一つとして 要チェック。 ++ 万博会場では 夕暮れから夜にかけて 徐々にライトアップが始まり 幻想的な世界へと表情を変えていきます。昼間はひっそりと目立たないリトアニア館も ライトアップした姿はとても綺麗。白く浮かび上がったパビリオンの壁を 青いライトの光が螺旋を描くように点滅し 際立った美しさを見せています。隣のイギリス館とのコントラストも素敵です。 +++ 入場者数が15万人規模になると リトアニア館にも行列ができる時があるんですね(驚) 皆さん休憩所代わりに使っているのでしょうか(汗) 隣の無料休憩所は 余裕があったけどなぁ。
暑い日差しが照り付ける中 グローバル・ループを歩き続けていると 喉がやたらと渇いてきて 冷たいものが欲しくなります。そんな時にふらふらと向う先が コーカサス共同館。
お目当ては ●バラのソフトクリーム(¥300)です。売場の写真は毒々しい紅色をしているので 一瞬ひるむかもしれませんが ご心配なく。淡い桜色が涼しげなソフトクリームが手渡されます。 バラフレーバーのデザートは 会場内でも色々ありますが、ここのソフトクリームが気に入っているのは まずは香りが穏やかなこと。口に含んだ時にほんのりとバラの香りが広がっていく感じが◎ この上品な香りは バラの産地であるアゼルバイジャンのバラで作ったエッセンスによるものなのだとか。そしてやっぱりソフトクリームそのものの美味しさです。適度な空気を含んだ滑らかで口溶けが良いアイスクリームは とても軽やかな味わい。 甘さも控え目で 後口もさっぱりしている点も気に入っています。
ウクライナと聞いて思い浮かべるのは どこまでもどこまでも続く「ひまわり畑」に黒海を臨むオデッサの階段」・・・いずれも映画のワンシーンです。旧ソ連の一共和国だったことから厳寒な国というイメージがあるかもしれませんが 黒海に面したクリミア半島は温暖でヨーロッパ有数のリゾート地の1つとして知られています。
気候にも恵まれたウクライナの料理は 新鮮な野菜とサーロ(豚の脂)をたっぷりと使うのが特徴。 GW中にオープンしたウクライナ館のレストランでは メニューは少ないものの ウクライナ風の料理を味わうことができます。 ●Borsh(ボルシチ)(ボルシチはウクライナから伝わったロシアの伝統的な家庭料理。地域によって調理法や材料は様々ですが、ビーツ(赤カブ)とサワークリームはを使わないレシピはありません。お肉は豚肉を使い たっぷりの野菜と香辛料と一緒に煮込んで 仕上げにニンニクを効かせるのがウクライナ風。パンプーシュカというニンニクを刻んだオイルをかけたパンと一緒にいただきます。 こちらのレストランでも 本場と同じようにパンプーシュカを添えたウクライナ風のスープが楽しめます。ビーツや酸味が控えめなので 具沢山のトマト風味のスープといった感。その分マイルドで食べやすいな仕上がりになっています。ニンニクオイルがじんわり浸みたパンプーシュカは 手がオイルでベタベタになるわ、ニンニク臭くなるわ なかなか難儀なシロモノで そのまま口にするとその微妙な食感は好き嫌いが分れそうですが、スープに浸して食べると なかなか美味しい。気取って食べる店でもないので 本場の食べ方をお試しあれ。これも万博の楽しさの1つです。 ●冷たい谷間(トマトの冷製スープ)(瑞々しいトマトジュースにニンニク・千切りのキュウリ・オイルが入り サワークリームを浮かべたスープ。冷たくさっぱりとしているので 暑くて食欲のない時でも食べられそう。 ●Vareniki(水餃子)(¥850)ワレーニキは肉厚のもちもちっとした生地に具を挟んで茹でた いわゆる水餃子。ロシア料理で言うペリメニです。具が肉だけでなく ジャガイモ・キノコ・キャベツ、はたまた サクランボ・ジャムなどバラエティに富んでいるところがウクライナ風。 こちらのレストランでいただけるのは 肉入り・ジャガイモ&キノコ入り・果物入りの3種類。肉入りには たっぷりのサワークリームが、イモ入りには 豚肉の炒め煮が添えてあります。下味をつけてよく練りこんだ肉入りのVarenikiの方が私の好み。イモ入りも悪くはないのですが ずっしりとお腹にきます。 ●Vodka(¥350)クライナといえば ウォッカ。アルコール度数は高いけど ほのかな甘味とコクが味わえるなかなか美味しいウォッカを置いています。ウォッカを一気に飲んで サーロ(豚の脂身の燻製)をつまむのがウクライナ風なのだそうですが、ちびちび舐めるように飲むのがやっとの私は とても真似できそうもありません。 ウクライナ料理を代表するキエフカツレツやサーロがないこと、メニューの割高感について等少々残念な部分もありますが 民族衣装を着たお嬢さんに囲まれウクライナの雰囲気を楽しみながら食事が出来る点は◎ 気軽なランチにはいいかも。 ++ ボルシチに似たスープが食べられるのがコーカサス共同館。トマトと野菜を煮込んだコーカサスシチューは食べやすい味に仕上がっていて 単品で¥600、ヨーグルトとケーキ付のセットメニューが¥1000。値段だけで比較すると コーカサス共同館の方が お値打ちのように見えますが 両者を飲み比べて見るとベースのスープの違いは歴然。食器や雰囲気も含めてウクライナに軍配かな・・・。 +++ ウクライナの国旗は 青い空と黄金色のヒマワリをモチーフにしています。パビリオンの壁面にも青い空に力強く咲き誇るヒマワリが描かれ、白い風車がくるくると涼しげに回っているのが印象的です。展示は地味ですが 不定期的に行われる民族音楽の生演奏は◎ ++++ 本日(5/29)ウクライナ館を通ったら レストランのメニューにキエフカツレツとロールキャベツが増えておりました。メニュ-が充実していくのは 嬉しいです。 新メニューの感想については ウクライナ館「Taka Xata」(2) をご覧下さい。
Expo会場内で旨いBeerを飲もうと思ったら 迷わず コモン4のベルギー館へ。
10分でも20分でも並んでいただき 是非ともカウンター席を陣取って(これがとっても重要) 心ゆくまでバリエーション豊かなベルギービールを堪能していただきたい。こちらで飲めるのは 生ビール6種類・瓶ビール20種類以上。メニューにはそれぞれのビールの特徴が書いてあるのでじっくり眺めて、気になるビールから順に飲んでみましょう。飲み比べてみると 同じビールなのに、色、泡の立ち方、香り、苦味、味わいが違うから面白い。つい あれもこれも・・・と試してみたくなります。 ●Bell Vue Kriek(¥900)チェリーを漬け込んだベルギーで1番人気のランビック。ランビックは、自然にある野生酵母を利用して発酵させるベルギーの伝統的なビールで独特の香りと酸味が特徴。鮮やかなルビー色といい チェリーの柔らかな酸味といい、軽やかな飲み心地といい ビールというより食前酒といった趣。夏の日差しの中、キンキンに冷やして飲んだら美味しそう。 ●Dubel(¥1300)真っ白く大きな泡が特徴の金色のビール。最後の最後までこの泡が消えずに残っているのがとっても不思議。泡のせいなのか 口当たりは柔らかいのですが キレがあってすっきり爽やかな飲み心地。程好い苦味もよい感じ。 ●Titje Blanche(¥1100)「ティチェ」は少年の名前で、ラベルにも少年の絵が描かれています。オレンジとコリアンダーで香り付けをしているホワイトビールという説明書きがあったのですが 遠くにオレンジピールの苦味を感じることはできても コリアンダーの香りについては ちょっとわかりませんでした。柑橘系の酸味とほろ苦さを楽しむ軽やかな味わい。これも夏の日差しが似合いそう。 ●Golden Carolus Classic(¥1300)カウンターのお兄さんお薦めのビール。軽やかなものとは対極的な これぞビール・・・と唸らせる旨味のあるビール。クリームのような泡、ロースト系の甘い香ばしい香り、深みのある苦さとふくよかな甘さのバランスが素晴らしい。このまったり感がたまりませんね。この中では一番好みかも。 ●Printemps de Silly(¥1200)春(Printemps)という名の通り、春の日差しを思わせる黄金色をした柔らかなビールです。青リンゴのようなフルーティーな香りとほんのりとした酸味と苦味が特徴。じっくりビールを味わいたい派には 物足りないかもしれませんが 爽やかで飲みやすいので 海辺でキンキンに冷えた白ワインを飲むが如く 暑い時に最初の1杯にグイっと飲むには 良いかも。 ++ 夕方にはお食事系のものがSold Outになってしまいます。Beerだけでも充分楽しめますが 食事をメインに考えている方は要注意。ここで何杯かひっかけてから他で食事をする場合は多少時計を気にする必要があります。というのも 会場内のパビリオンのレストランは20時でオーダーストップとなるところが多いからです。下手をすると食いっぱぐれることになりまする・・。 +++ ここのお料理は 味は悪くないんですけど ポーションが ものすごーく少なひ(涙) 料金はドイツ館のメイン並でポーションは1/4くらいかなぁ。従って コスパはよろしくないです。 ここでは フライドポテト(¥600)をつまみながら ビール三昧がよろしいかと。再確認。
中部千年共生村は 愛知・岐阜・三重・静岡・長野・富山・石川・福井・滋賀の中部9県が「1000年先まで持続可能なモノづくり」を提案しようと共同出展したパビリオン。長久手愛知県館の隣にひっそりと佇む少々地味な存在なのですが、各県が週替りで伝統の技、先端技術や食文化などを紹介するワークショップは 充実しています。
食文化に関するものだけを拾ってみても 小泉武夫先生の「醗酵食」にまつわる講演に ジビエやワインの試飲、薬膳茶のブレンドなどなど。面白そうなテーマがいくつもあります。特に興味深いのが 長野県の企画。旬の信州の食材を使った料理と長野県原産地呼称管理制度認定のワイン・日本酒をフレンチレストランのシェフとソムリエによって振舞われるというもの(全3回) 前菜:信州サーモンの茶巾包み 信州ポークの生ハム・山羊チーズのクロケットのショーフロア メイン:信州ジビエ(鹿・山鳩)のテリーヌと野草・香草のメリメロサラダ なかなか美味しそうでしょ。思わずそそられます。 こちらの料理に使われる素材の産地は・・・ 信州サーモン(明科町)、信州ポークの生ハム(茅野市)、山羊チーズ(白馬村) 白土馬鈴薯(東御市)、野草・香草(池田町)、鹿(茅野市)、山鳩(高遠町) いずれも信州産とのこと。 参加費は無料という太っ腹。タダでこんなに楽しんじゃっていいんでしょうか?私の中で長野ブランドのイメージ急上昇。参加募集が始まったら是非とも参加申し込みをしたいところ。タイミングを見逃さないようにサイトチェックは欠かせません。。 注目のワークショップ ● 静岡の新茶フルコース体験-飲む、食べる、利用する- 5/6~5/10 美味しいお茶の入れ方、茶葉の食べ方、茶がらパワーの利用法などをがわかります ●とやま薬膳カフェ 5/27~5/31 自分だけの薬膳茶をブレンドしたり、ストレスや体質チェック体験も ●信州ワインと日本酒そして逸品の食材をフレンチで 6/10~14 6/24~28 9/2~6 信州の「長野県原産地呼称管理制度」認定のワイン・日本酒を中心に、フレンチに アレンジした信州産食材を試食。 ● 元祖お寿司 琵琶湖のふなずしに挑戦!7/1~7/5 お寿司のルーツとも言われる滋賀の「ふなずし」の試食
ウィーンは お菓子の都。ザッハトルテに代表されるような 派手さはないけれどこってっりとした甘さのケーキやチョコレート菓子ばかりを思い浮かべますが オーストリア館のスタッフの一番人気という
お菓子は こちら。ピンク色のパッケージが目を引く Manner社の ●Neapolitaner schnitten(¥200)ヘーゼルナッツのクリームをサンドしたウェハースです。手のひらサイズで大きさもお値段も手頃なのが魅力。 食べやすいようにうっすらと切り込みが入っているので きれいにサクッと1口サイズにカットできます。(10カット) 薄いサクサクのウェハースとヘーゼルナッツクリームを4層に重ねてあるため、齧った瞬間 ウェーハースならではのサクサクした歯応えと口溶け感が味わえ その後にヘーゼルナッツ特有の香ばしさと濃厚な甘さ!をまったり楽しめます。 このしっかりとした甘さがいいですね。ナッツ好きにはたまりませぬ。軽い口当たりのウェハースが コクのあるクリームを軽やかに食べさせてしまいます。 一緒にいただくなら エスプレッソがいいかな。オーストリア館で売っていたペットボトルの水(¥300)で淹れると豆の苦味が一層引き立ち 幸福感倍増。これまでのExpo土産の中では 一番のお気に入りかも。ポイント高し。++ Manner社は 1890年設立のオーストリアの伝統あるお菓子メーカー。なんでも パッケージに シュテファン大寺院のイラストを使用する事を唯一許されているのだとか。パッケージのピンク色は Manner のシンボルカラー。ウィーンではこのピンク色の観光馬車や市電が走っているので オーストリアを旅行した人ならきっと 見覚えがあるのでしょうね。 +++ 最近は 色々な味のウェハースとセット販売していることもあるようです。(5/28) < 前のページ次のページ >
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。 料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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