爽やかな黒ビールNegra ModeloとNachosで一杯@メキシコ館 Tierra Mexicana(2)

メキシコ料理は 香辛料が強くてこってりした激辛料理というイメージがありますが、日本に伝わっているものの大半は TEX MEX(Texas+Mexico)=テキサス流メキシコ料理なのです。メキシコ館レストラン=Tierra Mexicana(メキシコの大地)では 素朴なメキシコ伝統料理が楽しめます。

先月から メニューが一新!お料理もお酒も種類も増えました。
お料理では
    ●Chile Ancho Relleno de Camaron  (エビ入りのチレ・アンチョ)
     ●Crepas Rellenas de Cuitlacoche (キノコ入りクレープのコリアンダーソース)
     ●Topo pos con Frijoles (ナチョスとメキシコ風豆の煮物)
   等がお目見えし
お酒もCoronaやTEQUILAに加え Negra Modeloやボトルワインなどもラインナップ。
お酒が充実したので 夜に訪れてゆったりグラスを傾ける過ごす・・・というのもいいかもしれません。しても嬉しい変化の噂を聞きつけ 早速 新メニューを色々といただいてみたかったのですが 品切れのものが多く (涙)ちょっと残念。新メニュー制覇は 次回以降のお楽しみになりました。


●Topo pos con Frijoles ナチョスとメキシコ風豆の煮込み ¥500
d0035716_823039.jpgトルティーヤを揚げたものに Frijoles(フリフォーレス)という ペースト状になるまで煮込んだメキシコ風の煮豆が添えてあります。Frijolesは 戻した大福豆をベーコン・トマト・ニンニク・玉葱・クミンと一緒に炒め煮した塩気のある豆料理。豚の旨味を吸った豆のペースト&ナチョスの組み合せは Beerを呼びます。


d0035716_8225942.jpg
●Negra Modelo  黒ビール ¥800
アンデスアマゾン館で飲んだ黒ビールが とっても甘くて独特の風味だったのがとても印象に残っていて ちょっと警戒したのですが そんな心配は全く不要でした。
Negra Modenoは 黒ビールならではの香りとコク、ほのかな甘さを残しつつも 味わいは爽やかで軽快なビールでした。どっしりした厚みのある黒ビールとは 味の方向性が違いますが これはこれで美味しい。豆のペーストとの相性も◎



d0035716_8231894.jpg●Tacos de Camarron エビのタコス ¥1000
トマト風味の爽やかなソースと絡めたプリプリの小エビとパクチーが柔らかいトルティーヤに挟んであります。パクチーの香りがエビの甘味を引き立てています。レタスの千切りと卓上のサルサソースで辛さを少し足すと また違った味わいに。d0035716_8233668.jpg先日は 青唐辛子のサルサソースでしたが本日は 赤唐辛子のものでした。日によって違うのか、変わったのかは 不明。エビのスープも美味しかったし、新メニューに Chile Ancho Relleno de Camaron というエビを使ったお料理もあるし メキシコ館でエビ三昧というのも面白そう。
ベトナムの生春巻きもそうですが エビとパクチーって相性が良いんですね。微妙に調味料や素材は違うけれど 似たような食べ方をしているのが面白い。海を遠く隔てた料理に共通点を見つけて喜ぶ私です(^^)


d0035716_8235293.jpg●フローズンマルガリータ ¥1000
シャーベット状の真っ赤なフローズンマルガリータが 
大きなグラスになみなみと・・・(^^)
甘酸っぱいカクテルは ピリっと辛いお料理にも合います。
・・が。かなり飲み応えがあります。1人で飲み切るのは ちょっとタイヘン。
誰かに手伝ってもらいましょう。・・カップルにお薦め。
カクテルに使う果物は その日によって異なるようです。それも楽しみ。


訪れる度にお客さんの数も増え 今や昼時は30分待ちが当たり前。ウェイターのお兄ちゃんたちが きびきびとテーブル間を動き 一度に6皿8皿・・・と2テーブル分はあろう料理の皿を起用に運ぶ様は 見ていて楽しい。活気のあるレストランっていいですね。料理を待っている時間も退屈しません。新しいメニュー、今度は品切れになっていないと良いのですが・・・。


++
Tierra Mexicana でのこの他のメニューと感想については 
本場のTacosにMoleを堪能@メキシコ館 Tierra Mexicana(1)  
甘くて辛い唐辛子Chile Ancho@メキシコ館 Tierra Mexicana(3)
爽やかなコリアンダーソースを味わう@メキシコ館 Tierra Mexicana(4)をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-07-06 09:07 | 南北アメリカ

小腹が空いたらゴダンバロティー@スリランカ館(2)

照りつける太陽の日差しと喧騒から逃れるように コモン1の奥にあるスリランカ館へ。
パビリオンは広々としているので 見学者がそれなりに入っていても 圧迫感を感じさせません。d0035716_8514273.jpg

ほっと一息つきながら天井を見上げると 天井を埋め尽くすようにきらびやかな伝統蝋染めの装飾で飾られ なかなか見応えがあります。
美しい装飾の下では 彫金、機織、宝石のカッティング、木彫りなどの職人さんたちが 実演をしていて 彼らの手仕事をのんびりと眺めながら ひと時を過ごすことができます。

スリランカレストランを目指す人は コモン1の中央にある「コートロッジ」に吸い込まれていくせいでしょうか。「コートロッジ」の方はいつも混んでいるのですが、スリランカパビリオン内のレストランは その奥まったロケーションからか 比較的すいていることが多く 会場内を歩き回ってちょっと小腹が空いた時などに立ち寄りやすいのが魅力です。

 
d0035716_537536.jpg●ゴダンバロティー ¥350
私のお気に入りは 「ゴダンバロティー」。ゴダンバは ナンやチャパティーのようにカレーと一緒に食べるスリランカ風のパンのこと。生地がパイのように何層にもなって厚みがあり ソフトでモチモチっとしたと食感が特徴。

ゴダンバロティーは スパイシーに味付けした牛肉とすりつぶしたじゃがいもをゴダンバで包んで焼きあげたもの。サモサにも似ていますが サモサが「薄い皮」を使った「揚げもの」であるのに対し ゴダンバロティーは 「厚みのある生地」で包んで「焼いたもの」であるところが 大きく異なります。

熱々のゴダンバロティーは もっちりとした生地に しっかりとカレー風味に調理された具がぎっしり詰まっていて 食べ応えがあります。お好みによって 添えてある甘辛酸っぱいチリソースをつけて 食べても良し。小腹が空いた時に手軽に気軽につまんで食べるおやつとしてはお薦めです。ビールのおつまみにも ◎

++
スリランカ館では 甘いお酒 Arakもお薦め。
ほんのりと甘いArakでリフレッシュ@スリランカ館 (1) をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-07-05 08:58 | ちょっと一息したいなら

ワインの充実が嬉しい@スペイン館 Tapas Bar(4)

気の利いたつまみで気軽に一杯楽しめるのが スペイン館のTapas Bar。つまみはいいのに ワインの選択肢がない・・・とボヤいていた頃もありましたが 状況は好転。ワイン専用のメニューもでき ボトルワインの選択肢が増えました(パチパチパチ)。

   つくづく 万博はナマモノ・・・と実感。こちらに限らず 会場内のかなりの割合のレストランが
   ここ1ヶ月で次々とメニュー構成を変えてきています。
   より充実した内容に進化しているところが少なくなく 食べ歩き甲斐があります!


この日のラインナップは 赤・白・スパークリングあわせて20種類。赤はナバラ・リオハ・ベネデスのものを中心に11銘柄が揃っていました。


d0035716_8163876.jpg ●Beronia Crianza 2001(¥5400)
リオハのテンプラニーニョ主体のワイン。色は濃い目の紫色で樽香が豊かでチェリーのようなフルーツの果実味があり タンニンがしっかりとした若い割には熟成感のある力強いワインです。以前は ワインを頼んでもガラスのコップがコロンと出されたのですが、ワインに合わせたグラスも用意してくれるようになりました。嬉しい。

d0035716_8174138.jpgこちらのワインは イベリコ豚の生ハムにあわせたセレクト。互いの個性の強さを引き立てあう 気の強いカップルという感じ。これはこれで好相性。

お店のスタッフの女性は 「生ハムと合わせるなら 樽香のしっかりしたものもいいですけれど フルーティーな香りのものと合わせても面白いですよ・・」と
●Coto de Imaz Reserba 1999(¥6000)も薦めてくれました。
塩気の強いハムとフルーツは おなじみの組合せ。こちらの方がより軽やかに楽しめそうですね。お互いの良さを穏やかに引き立てあう感じなのかしら。ちょっと興味があります。これから暑さと湿気が増してくると そういう組合せの方が楽しめるかもしれませんね。・・・ワインが残っていれば 今度試してみたいと思っています。


d0035716_8172058.jpg●Del Puert 1/10 Almacenista ¥1200
酔っ払い状態で書いたメモを解読すると 多分こういう名前のSherryです。(エエ加減でスミマセン。近く再調査してまいります)他のシェリーが一杯¥500。値段と旨さは 見事なばかりに比例しておりました。
色は琥珀色。熟した果物の甘みを凝縮させたような豊かな香りとドライフルーツを齧ったような味の熟成感・凝縮感を感じさせる厚みのあるシェリーです。
シェリーというときりっとした美味しさ・・・というイメージがありますが、樽熟成されることによってアルコールの刺々しさが消え とてもまろやかな口当たり。すっと飲めてしまいます。年代モノのウィスキーを飲むような感覚。旨いです。イベリコ豚の脂と溶け合う感じもなかなか素敵です。美味しすぎて すっかりいい気分になり過ぎるのが難。

・・・・スペイン料理の力強さを味わった一夜でした。


++
Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) 
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) をご覧下さい。

+++
スペイン館のパビリオン内のイベントスペースでは スペイン国内の各自治州が週替りで登場し ビデオ紹介や民俗音楽のコンサートやフラメンコ公演、ワインのテイスティングなど趣向を凝らした次々と催されているのが魅力。スペインパビリオンのサイトでは情報がこまめに更新してあるのでお出かけ前に是非チェックを!

++++
Tapas Barで残念なのはホールスタッフの稚拙さ。・・・でも いちいち腹をたてることはヤメましょう。
ありがたいことに ワインやお料理について熟知している女性スタッフがお1人いらっしゃいます。
ワインやチーズについて質問したら 「少々お待ちください」の言葉のあとに 大抵彼女が現れます。
こちらの好みを伝えたら的確なアドバイスをして下さいますので ワインの選択に困ったら相談してみてはいかがでしょう。
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# by expo-tabenomi | 2005-07-04 23:35 | ヨーロッパ

組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館Tapas Bar(3)

スペインパビリオンのマドリード週間限定のメニュー「マドリードの一口」狙いで Tapas Barへ。


d0035716_817536.jpg●マドリードを一口 ¥2000
このメニューは マドリード州の新進気鋭のシェフ:Mario Sandoval(マリオ・サンドバル)氏による創作料理で マドリード週間限定で楽しめました。マドリード州を代表する観光地 「アランフェス」「アルカラ・デ・エナレス」「マンサナレス」からインスピレーションを受けて作られたという3品は いずれも繊細で「組合せの妙」を感じさせる手の込んだお料理ばかりでした。


*アランフェスのイチゴのガスパチョとマグロの燻製&フルーツの串刺し
d0035716_822496.jpgd0035716_8214948.jpgアランフェス特産のイチゴのガスパチョと串料理で1つのお料理になっています。このガスパチョが秀逸っでした。
平たく表現すると鰻の燻製入のイチゴの冷製スープです。

イチゴ・・・といっても日本のもののように甘くはなく キリリとした酸味が美味しさの骨格となっている点が 大きく異なります。ガスパチョは この独特の酸味と香りを生かした季節感溢れるお料理です。

まずは野趣溢れる爽やかな香りを楽しみ スープを一口。イチゴの酸味を生かしたフルーティーで爽やかな美味しさが味わえます。鰻の燻製はベーコンのように薄くスライスしたものが入っており スープと一緒にいただくことで鰻の脂とスモーク香がイチゴの果実味によって引き立てられます。これは意外な発見です。スープが喉元を通り過ぎた後は 芳醇なスモーク香だけが 余韻として残ります。串に刺した赤いフルーツの酸味をあわせるとまた違った味わいに。第一印象、口に含んだ時、食後の余韻がそれぞれに違った表情を見せる印象深いお料理でした。


*アーモンドとマンサナレス川付近の庭の新芽が入ったチーズクリーム
d0035716_8223182.jpg新芽の香りが素晴らしくスペインの風景や大地を感じさせます。日本料理で木の芽を叩いて香りを出す・・・にどこか通じるものを感じました。アーモンドの香ばしさ、チーズのフレッシュで爽やかな酸味、干し葡萄の凝縮感のある甘みが渾然一体になっていて それを香草の新芽がひとつにまとめています。彩と香りを楽しむ繊細なお料理です。



*アルカラ・デ・エナレスの豆の煮物とタラのゼラチン煮、タコ、イカや貝の料理
d0035716_015660.jpg それぞれの量は ほんの少しづつなのですが どれも違った調理法と味付けをした手の込んだ料理です。素朴な豆の旨味、貝類特有の苦味などを生かしながら 全体的に1つの料理に仕上げています。


スペイン料理というと 良い意味でもそうでない意味でもどこか土臭いモノがあって それが魅力だと思っていたのですが 今回いただいたお料理で認識を変えました。微妙なバランスで構築された繊細なお料理に 1つ星シェフの凄みとスペイン料理の懐の深さを感じました。Tapas Barで スペシャルメニューを見かけたら 試してみる価値がありそうです。今後に期待。

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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」(4)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5)
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7)をご覧下さい。

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スペイン館のパビリオン内のイベントスペースでは スペイン国内の各自治州が週替りで登場し ビデオ紹介や民俗音楽のコンサートやフラメンコ公演、ワインのテイスティングなど趣向を凝らした次々と催されているのが魅力。スペインパビリオンのサイトでは情報がこまめに更新してあるのでお出かけ前に是非チェックを!
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# by expo-tabenomi | 2005-07-01 08:24 | 食のイベント

食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)

万博会場内で食事をする際 その国の特徴を色濃く出たお料理を楽しみたいところですが、食べやすさを優先させたい場合があります。例えば 両親や親戚のおばさんなどを案内するケースがそれです。そんな時に 安心して案内できるお店候補の1つが チェコ館です。

   味  :  比較的食べやすい料理が揃い
   量  : 一皿のポーションが 多すぎることなく 淋しいこともなく 程好くて 
   料金: 価格帯も良心的(スープ¥600~ メイン¥1300~)
   環境: 空調のきいた室内のテーブル席に座って食事が出来、
   水  : しかも 水がただで飲める(ただし 水はセルフ) 
のが大きなポイントです。

~スープ類~
スープ類は 比較的食べやすいものが揃っています。中でもグラーシュスープとキャベツスープがお薦め。どちらも野菜の甘味を生かしたトマトベースのスープです。
d0035716_22414084.jpg●Gulash グラーシュ (¥800)
挽肉と野菜がたっぷり入った具沢山のスープなので 食べやすく食べ応えもある
●Zelena キャベツスープ(¥800)
野菜とキャベツがたっぷり入ってたスープ。穏やかで優しい味わい。


スープの中で一番チェコらしさが出ているけれど・・
d0035716_19423798.jpg●Kulajda  じゃがいものスープ(¥800)
一見普通のクリームスープのように見えますが 「サワークリームの酸味」でコクをつけ、香草系でも特にクセがある「キャラウェイシードで香り」をつけている独特の風味のスープなのです。とっても美味しいのですが 食べやすいかどうかという点では 微妙。相手の趣向が良くわかっていないと薦め難い。

ちなみに 注意したいのが ニンニクスープ。生ニンニク特有の辛さが効いているので よっぽどの「ニンニク好き」でないと少々ツライかも。値段(¥600)だけで「なんとなく」選ぶのは避けたい。


~メインのお料理~
普段食べ慣れている味に近いのが こちらでしょうか。
d0035716_19431752.jpg●Rizek  豚カツ (¥1800?)
薄くて大きめな豚カツに マッシュポテトが添えてあります。おなじみの味に近い仕上がり。ソースや醤油はありませんが(汗)下味もついているので レモンを絞るだけで食べられます。


d0035716_19432296.jpg●森のキャベカツ  (¥1500?)
チキンモモ肉に酢キャベツを入れて蒸焼きしたものに茹でたジャガイモが添えてあります。あっさりとしていて 比較的食べやすいお料理です。


Beerを飲まれるなら こういう選択もあるのかな・・・。
d0035716_19443296.jpg●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800
柔らかく煮込んだ牛肉に ジャガイモのパンケーキを添えてあります。味付けは濃い目ですが クセがなく食べやすい仕上がり。ポーションは意外と少なめです。



チェコらしさが溢れ 見た目も豪華なのは・・ こちらの一皿。
d0035716_1945342.jpg●Talir Selsky(農家のお皿) ¥2500 
鴨、豚、牛の3種類の肉料理に ザワークラフト、knedolikyという中華まんの皮のような蒸しパンが添えてあります。骨付き肉の鴨や独特の食感のKnedolikyを楽しめるかどうかがカギかなぁ。好みの料理なんですが、食べやすい料理として 積極的に薦めるには躊躇あり。


好き勝手に食べ周っているのですが 人を食事に案内する・・・となるとドキドキしますね。できれば 普段なじみのない国のものをちょっとでも楽しんで帰ってもらいたい・・・のではありますが とりあえず 何とか食べてもらうことが第一になってしまいます。考えすぎて気負いが空回りすることもしばしば(汗) 今回お薦めした料理は わが両親には実践済み。一応 合格点はもらえたようなのですが さてはて。

++
チェコ館 Cheska Hospoda での 主な料理の感想は 
素朴な田舎料理を楽しもう@チェコ館「Cheska Hospoda」(1)をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-29 22:36 | ヨーロッパ

マドリード週間に注目@スペイン館

万博会場にあるパビリオンの中で リピート率が一番高いのがスペイン館です。パビリオン内のイベントスペースでは スペイン国内の各自治州が週替りで登場し ビデオ紹介や民俗音楽のコンサートやフラメンコ公演、ワインのテイスティングなど趣向を凝らした次々と催されているのが魅力。スペインパビリオンのサイトでは情報がこまめに更新してあるのでお出かけ前のチェックは欠かせません。27日から始ったマドリード週間も ダンスあり、コンサートあり。でも もっと気になるのは・・・

● マドリードを一口 ● in Tapas Bar (6/27~7/3)
マドリード州の新進気鋭のシェフ「Mario Sandoval」氏による創作メニューが マドリード週間の期間限定で楽しめるという企画。マドリード州を代表する観光地 「アランフェス」「アルカラ・デ・エナレス」「マンサナレス」からインスピレーションを受けて作られたという3品がセットになっています。

  *アランフェスのイチゴのガスパチョとマグロの燻製とフルーツの串刺し
  *アルカラ・デ・エナレスの豆の煮物とタラのゼラチン煮、タコ、イカや貝の料理
  *アーモンドとマンサナレス川付近の庭の新芽が入ったチーズクリーム


さてはて どんなお料理なのでしょう。一つ一つのお料理は ポーションが少なく それこそ「一口」サイズであろうことは 容易に想像つきますが 小さな一皿に 1つ星シェフの魅力の片鱗がどういう形で表れているか・・・そそられるものがあります。楽しみ。
こちらの特別メニューでお腹を膨らそう・・・だなんて思ってはいけません。食前か食後に軽く一杯飲みながら 遊び心でいただくのがよろしいかと。今週のお薦めワインにもちょっと期待。期間中に 是非とも足を運びたいところです。さぁ。いつなら行けるかしら(悩)

マドリードを一口 (限定メニュー)が楽しめるのは・・・ 
  日時:6/27(月)~7/3(日) 13:00-15:00 18:00-19:45
  場所:スペイン館 Tapas Bar
  料金:¥2000

 
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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-28 00:02 | 食のイベント

テラス席で夕涼み@ポーランド館 POLONEZ(2)

クオリティーの高いポーランドの家庭料理が楽しめるポーランド館レストランPOLONEZ。ショパンの名曲を名前につけた素敵なレストランです。

食事をいただくスペースが パビリオンを見学した人の通路にもなっていて 場所によっては 落ち着いて食事ができないのが唯一の難だったのですが そんな問題も解決されました。

先日再訪したら パビリオンの外に テーブル席がセットされ お食事できるように変わっていました。出口を出てすぐ左手のスペースに 3テーブルセットしてあります。植木を点々と置いてレストランスペースを仕切ってあるので テーブルの前後を人が歩くようなことはなくなりました。まだこの時期ですと長久手は夕方涼しくなるので 風にあたりながらテラス席で夕食・・というのもなかなか気持ちがいいものです。


d0035716_2116236.jpgワインはメニューにはグラスしかありませんが、ボトルのオーダーも出来ます。この日は グラス5杯分(¥3500)の値段で出してくれました。記憶を辿る限り 会場内でいただくボトルワインとしては最安値価格帯。ブルガリア館がハーフカラッフェ¥1200でしたので それに次ぐ安さかもしれません。

ボトルで出してもらって初めてわかったのですが、ポーランド館レストランのワインは ポーランド産ではありませんでした。 この日はオーストラリアのMcWilliam's社の J.J.McWilliam2003 Cabernet Merlot 2003 カカベルネ60% メルロー40%で 色は濃くブラックベリー系の香りと熟したベリー系の果実味を持つ渋みが柔らかなワインです。普段飲みにはなかなか良さそうなワインです。こちらは1877年創業のオーストラリアの南東部の作り手で このワインは 創業者の息子であり醸造家であったにちなんで作られた新商品のよう。オーストラリアはこんなところでも元気です。会場内のレストランのグラスワイン・・・実はまだまだオーストラリア産があるのでは?と思ったのは私だけでしょうか。

d0035716_21354479.jpg●Bigos(キャベツとキノコのソーセージ煮込み) ¥1300
ワインのお供にはこれ。キャベツの酢漬け(ザワークラフト)とソーセージとキノコなどをじっくり煮込んだポーランドの定番料理です。キャベツの酸味が作り出す旨みが美味しさの決め手。この日のものは ちょっと酸味が強め。シェフが変わったのかしら?


d0035716_21212687.jpg●Bryzol  ¥1800
牛の薄切りステーキに ニョッキ、カリフラワーとニンジンのソテーが添えてあります。お肉の焼加減が程好く ナイフでカットすると中はピンク色。美味しいです。ただ メインのお料理の中でより ポーランドらしさが出ているのは鴨や豚のお料理だったりします。ポーランドっぽいものを食事に求めるなら ●Kaczka Pierzona(鴨の料理)  ●Kotlet Schabowy (ポーランド風トンカツ)のどちらかを選んだ方が良いかも。


++
POLONEZは 予約もできるようになっていました。席の指定ができるのであれば ゆったり食事ができるパビリオン外のオープン席がお薦め。 電話:0561-63-7095

+++
こちらで楽しめる主なメニューの紹介&感想については
しみじみと味わうZupa Grzybowa@ポーランド館 POLONEZ(1)
豚が主役のロールキャベツGlabki@ポーランド館 POLONEZ(3)をご覧下さい。 
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# by expo-tabenomi | 2005-06-26 21:56 | ヨーロッパ

「川のジビエ」を味わう@中部千年共生村

d0035716_17151739.jpg中部千年共生村の長野県のワークショップが昨日から始っています。このワークショップは 長野県が原産地呼称委員会認定のワインや日本酒とともに長野特産の食材の豊富さを紹介する3回シリーズの第2回。講師は 長野県原産地呼称管理委員会のメンバーでもある高野豊シニアソムリエ。今回は格好良くサーベルシャンパンを披露してくださいました(拍手) 料理の腕をふるうのは 蓼科高原にあるオーベルジュ「エスポワール」の藤木徳彦シェフです。


d0035716_16423351.jpg ●鹿の自家製サラミ 信州リンゴの香り
1ヶ月以上干して余計な水分を飛ばした鹿肉のサラミにリンゴのジャムが添えてあります。噛み締める毎に凝縮感のある肉の旨味が口一杯に広がります。滋味深い味わい。甘酸っぱいリンゴジャムとの相性も◎ 



d0035716_16394174.jpgd0035716_16401684.jpg●信州ナイアガラ2004 塩尻市:アルプス
生食用でも食べられるナイアガラで作った白ワイン。ナイアガラ特有の甘くてフルーティーな強い香りと甘くてジューシーな飲み心地の・・まるで葡萄を食べているような瑞々しさがあるワイン。昔懐かしい味です。




d0035716_174182.jpg●ラパンと地鶏のガランティーヌとキャベツのシュークルート 
キャベツのシュークルート(酢漬け)の上にディルを散らした家ウサギと地鶏で作ったテリーヌが盛られ、アスパラ、ビーツが添えてあります。彩りも素敵な一皿です。テリーヌはジューシー。ほんのりと爽やかなディルの香りがラパンの旨味を引き立てています。マスタードとビネガーの効いた甘酸っぱいシュークルートと一緒にいただくとなお美味しい。アスパラは瑞々しく、ビーツは ほんのりとした甘さとシャキシャキとした歯触りが心地良く どちらも素材の良さを生かした調理法になっています。シラネ小麦(うどん用の粉)を使用したパンも味わいがあります。

長野県はうさぎの生産量が日本一。うさぎは南箕輪産のもの。鶏はと信濃農園(三水村)で育った地鶏。グリーンアスパラは 中野市、 ビーツ(さとう大根)は茅野市(今井農園)のものを使用。


d0035716_18332360.jpgd0035716_18334652.jpg●シャルドネ樽熟2003 井筒ワイン
アーモンドの甘さやパンを焦がしたような香ばしい香りのする しっかりとした酸味のある白ワイン。長野の夜の冷え込みが作る自然な酸味を生かし、加酸せずに作られているとのこと。美味しい。メインのザリガニとよく合います。




d0035716_18423629.jpg●諏訪湖のザリガニと安曇野のニジマス、ほうれん草のミルフィーユ 信州味噌を使ったオランデーズ風温製ソース 
粉とバターの味がしっかりとした素朴なパイ生地で ザリガニ、ニジマス、ほうれん草を挟んであり ザリガニの殻が添えられています。ザリガニは地元の小学生たちが一生懸命獲ってくれたもの。1人分のお皿に2匹が使われいるそうです。身がプリプリしていて、大豆の甘みが生きた味噌風味のソースと良く合います。



d0035716_1852854.jpgd0035716_18513154.jpg●純米天領誉 美山錦 雪中熟成生貯蔵酒「花酔」
(純米酒) 天領誉酒造

長野特産の酒米「美山錦」を使った純米酒。今回も 食後は日本酒です。切子のグラスでよく冷えたものをいただきます。甘くてフレッシュな香りがしますが 味はしっかりしています。




d0035716_1851165.jpgd0035716_18524069.jpg●一点の雪(米焼酎) 今井酒造店
酒米の美山錦を精米する際に米の40~50%近くが「削り粉」として捨てられ、主にせいべいの材料となっています。その削り粉を白麹で仕込み、蒸留したものを樫樽で熟成させた・・・というのがこちらの米焼酎です。シーズン最初の雪のように はかないけれど心に強く残るその印象の深さから 「一点の雪」と名づけられたそうです。香りを楽しむためグラスでいただきます。口に含むと樽香がゆっくりと鼻に抜け 喉元を通り過ぎた後もしばらく余韻として残ります。飲み口も優しくまろやかな味わいなので ストレートでもすいすい飲めてしまいます。


今回のワークショップでも 長野の食材の豊富さ、生産者や料理人、それにこのワークショップのために700匹ものザリガニを獲るのに力を貸してくれた地元の子供たちに至るまで 食に関わる人たちの心意気を強く感じる内容でした。(子供たちの奮闘の様子や生産者たちの心意気の詳細については 諏訪地域の観光情報のサイトで詳しく紹介してありますので ご覧下さい)お料理は どれも素材の持つ生命力や瑞々しさが伝わる味わい深いものばかり。噛み締める毎に それぞれの食材を育んだ大地・水・空気・・・などに思いを馳せられる印象深いもので、一皿一皿のお料理を通して 信州の風景が見えてくるような感じでした。素晴らしい。

++
前回、ワークショップに参加したことで信州熱が高まり、相棒にもその気になってもらうため 今回は一緒に参加。効果は絶大で 合言葉は「信州へ行くぞ!」になりました(^^)。 お世話になった分は後日 長野へお支払いに行きます。香り高いキノコ、「山栗」で作ったモンブラン、その山栗を食べて育ったイノシシ!(イベリコ豚がドングリを食べるようなモンですね)・・どれも魅力です。万博が終わり、季節が秋を迎える頃には 是非とも長野へ。藤木シェフのオーベルジュ にも モチロン出かけるつもりです。・・相変わらず気の早いことを考えてます。

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1回目のワークショップの感想は こちら へ
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# by expo-tabenomi | 2005-06-25 19:08 | 食のイベント

ワインに合う米料理Sarumi@ブルガリア館 Burgalian Rosa

外観も内装も展示も全てがピンク色のバラ一色のブルガリア館。併設レストラン Burgalian Rosaでも 「ローズ・ウォーター」「バラのジャム入りヨーグルト」「バラとヨーグルトのフローズンソフトクリーム」等々バラと特産のヨーグルトを使った冷たいデザートや飲み物が人気です。

これらのデザート系の値段は、やや高めに設定してありますが(会場内比)、お食事やワインの方は良心的な設定になっています。テーブルが空いていれば ブルガリア料理とワインを試してみてはいかがでしょう。

ヨーロッパの南東部:バルカン半島に位置するブルガリアは 東を黒海に面し、北はドナウ川を挟んでルーマニア、南はギリシャ・トルコ 西はマケドニア・ユーゴスラヴィアに接しています。ブルガリア料理は 新鮮な野菜をたっぷり使い 隠し味にヨーグルトを使うのが特徴。バルカン半島の国々の食文化の影響を色濃く受けています。興味が惹かれたのは ロールキャベツの原型とも思われるSarmi(¥1050)です。

d0035716_2201319.jpgSarmiは 塩漬けした葡萄の葉で米を包んでスープ煮した料理です。葡萄の葉の香りを料理や酒に使うのは 葡萄の産地ではおなじみの手法。今でも田舎の方では 各家庭で春先の柔らかい葡萄の葉を摘んで瓶詰めにして保存する習慣が残っているようです。

トルコのヤップラックドルマ、ギリシャのドルマデスもSarmiに似た料理。こちらは キーンと冷やしてレモンを絞って食べますが Sarmiは 温めてヨーグルトの酸味を加えるところが違います。ブルガリアより北に位置するルーマニアのサルマーレになると 塩漬けの葡萄の葉ではなく、塩漬けのキャベツを使った巻き物になり、中身も肉に米が混じったものへと変わっていきます。同じような料理でも食べ方や材料が少しずつ変わっていく過程に面白さを感じます。

こちらでいただくSarmiは葡萄の葉の香りとスープの味がお米にじんわりとしみて穏やかな味わい。食感はモチモチしています。ワインに合う米料理はあまりないのですが 葡萄の葉の効果で 赤ワインにもよく合う仕上がりになっています。果実味のある赤ワインは カラッフェのハーフ(375ml)で¥1200。グラスでも¥500。万博会場においては 多分 最安値価格帯。

d0035716_220294.jpgレストランでは チキン(or ポーク)のステーキのポテト添え(¥800)などの現代料理もありますが ステーキ類は 特筆 すべき点はありません。安さは魅力ですが どこぞのフードコートで食べる料理と変わらない仕上がり。ちょっと脂っぽいかな。驚きや感激には 欠けます。

こちらでは しっかりと料理をいただくというより 赤ワインと一緒にSarmiを軽くつまんでみるのがお薦め。Sarmiは 塩気や脂っ気が少ないお料理なので 意外と食べやすいと思うのですが・・・。さて そうでしょう。

++
デザートの中でバラの香りが一番楽しめるのが「バラのジャム入りヨーグルト(¥500)」d0035716_2159246.jpgジャムはティースプーン1匙にも満たない程度がちょこんと添えてあるだけですが バラの香りを楽しむには充分な量です。d0035716_21594785.jpgローズウォーター(¥600)は香りが強く、バラの香水を飲んでいるよう。大きなグラスに並々と注がれているので、1人で飲みきるのは至難の業。フローズンヨーグルトソフト(¥500)はヨーグルトの酸味が強くバラの香りが負けています。バラフレーバーのソフトクリームを試すならコモン4のコーカサス共同館へどうぞ。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-25 02:11 | ヨーロッパ

トマトの甘みを引き出す岩塩@モンゴル館

・・・知らない間にモンゴル館に飲食店が出来ていました。売りは 「モンゴルの岩塩」
太古の昔、モンゴルがまだ海だった頃の海水成分が、そのまま「塩」になったという「岩塩」です。
いつのまのかできたFoodコーナーには 岩塩を使った「塩シロップソフトクリーム」「モンゴル串肉団子」「モンゴルコロッケ」「モンゴルドーナツ(ピザ味・カレー味・あずきあん味!)」を売っていて
土産用のワゴンには「モンゴルダッタン冷麺」「天然岩塩使用ちゃんこラーメン」などの乾麺があったりして(^^ゝ・・・もうなんでもアリ状態です。
d0035716_21471244.jpg気を取り直して館内に入るとジューサーが目に入ります。なんでも「モンゴル天然岩塩トマトジュース」 だそうです。生トマトをジューサーにかけたフレッシュジュースにお好みの量の岩塩を加えてお飲みください・・・というもの。普通のプラコップで¥400 ちょい飲み用の試飲コップで¥200という値段設定になっています。


       試しに飲んでみました

岩塩を加えると確かにトマトの甘味が引き立つ感じ。そうそう感激がある訳ではないので 量としてはお試しする程度で充分。冷たいフレッシュジュースは 飲むとほっとします。見た目には変わらない野苺ジュースも すっぱくなく甘すぎずすっきりした味。モンゴル風かどうかは別にして 暑くて疲れて ちょっとだけ冷たい飲み物が欲しい時にはいいかも。並ばずにサクっと買えるのは 魅力です。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-24 21:49 | ちょっと一息したいなら

冷めても美味しい「モモ」@ネパール館 ヒマラヤン・レストラン

ネパールは 北はチベット・中国、南はインドと国境を接したヒマラヤ山脈の王国です。料理にも 中華料理・チベット料理・インド料理の特徴が反映されています。様々な香辛料を多用し 香り高くスパイシーではあるけれど 尖った辛さはなく 「優しい味わい」であるのが特徴。東南アジアの料理と大きく違うのが料理に醤油と砂糖をほとんど使わないこと。基本の味付けは塩・胡椒とシンプルです。
ヒマラヤンレストランでは ネパールのローカルフードを楽しむことができます。


d0035716_23592255.jpg●モモ (ネパール風蒸し餃子) ¥800
ネパール料理の代表格といえば、やはり「モモ」。まぁるいお饅頭のような形が可愛らしいネパール風の蒸し餃子です。モチモチした皮の中には 鶏肉にクミン・ガラムマサラ・ターメリックなどの香辛料をふんだんに練り込んだ具がたっぷり入っています。形だけ見ると中国料理の餃子に似ていますがが、味はスパイシー。食べ方も 醤油ではなく トマトベースのカレーソース(ゴルベラ・コ・アチャール)を付けていただくのがネパール風。具にしっかり下味が付いているのでそのままでも美味しくいただけます。中身の具もたっぷり入っているので 空腹感は充分満たされます。小腹が空いた時に仲間と分け合ってつまむのにも良さそう。


d0035716_2352331.jpg●焼き飯 ¥800
なんてことない作り置きの炒めご飯なんですが インディカ米を使ってパラッと仕上げてあるので香りよくいただけます。味付けは あっさりとした塩味。優しい味です。具はミックスベジタブルに鶏肉がちょろっと入っているだけですが ご飯のパラパラ感が素敵で許せてしまいます。胃にもたれることなくサラサラっと食べられてしまいます。 


d0035716_23525065.jpg●チャウチャウ(チベット風塩焼き蕎麦) ¥800
ニンジン、長ネギ、キャベツ、鶏肉などが入った焼きそば。塩・胡椒だけのさっぱりした薄味です。味は悪くないのだけれど 麺がクタクタなのが残念。作りたてならこのシンプルな味付けも生きそうですが 冷めてしまうとソースがダバダバかかった下品な味のものの方がそれなりに食べられてしまう感じ。作りたてなら印象が違うかも。

ヒマラヤンレストランは大きなナンとカレーが評判ですがシンプルで優しい味のお料理も楽しめます。パビリオン2階席から精巧に作られた寺院を眺めながら食べるのがお薦め。ゴミの仕分けもきっちりして帰りましょう。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-22 01:24 | アジア・オセアニア

豚を豚で揚げたChicharron@アンデスアマゾン館 Andes Food Cafe

ボリビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラの4カ国が出展しているアンデスアマゾン館。入口前の滝とミストが涼しげです。Andes Food Cafeでは ラテンミュージックのライブ映像を眺めながら、アンデス地方の名物料理が楽しめます。


d0035716_20283122.jpg●Chicharron (豚の空揚げ) ¥700
豚好きの私の目に真っ先に止まったのがこのChicharron(チチャロン)。豚バラ肉をぶつ切りにして茹でたものに下味をつけてラードで揚げた・・・という見かけによらず手の込んだ料理です。カラメル色に揚がった肉の塊は香ばしく、齧ると豚の脂の旨味がジュワっと口の中に広がります。少々脂っこいけれど ビールのつまみには最高です。これを齧りながら 昼間っから飲むビールの旨いこと!アンデス地方では 道端の屋台や食堂で日常的に食べられているスナックなのだとか。とっても美味しいんですけど 1人前を1人で食べ切るのは少々ヘビーかも。(味が濃いので多分途中で飽きます。胃の悪い人にはお薦めしません) ビール飲み仲間がいる時にどうぞ。


d0035716_20284543.jpg●Empanada (アンデス風揚げ餃子) ¥400
小麦粉やトウモロコシ粉で作る皮に肉やお野菜を包んで揚げたり焼いたりする南米ではとてもポピュラーな料理。揚げ餃子というよりは 揚げミートパイという感じ。ピロシキにも似ているかな。こちらのはパイ皮のような生地で牛挽肉・玉葱を炒めたものを包んで揚げてあります。牛肉の旨味・玉葱の甘味がしっかりしていて 美味しい。小腹が空いている時には これ1個で充分お腹がいっぱいになりそう。


d0035716_20291232.jpg●Amazonas Crocodile Sandwitch ¥1000
ここでも ワニサンドを頼んでしまいました。こちらのは網焼きした肉を薄くカットしたものが、レタスと一緒に固パンに挟んであります。
オーストラリア館のワニロールは 揚げた肉をカットして柔らかパンに挟んでいました。こちらの方が肉そのものの旨さを味わえそう。あっさりした美味しさ。パンはバゲットのように皮が固くて食べ応えあり。


d0035716_20292357.jpg●Roast Chicken & Potato ¥800
骨付きのローストチキンにフライドポテトが添えてあります。ポテトはモソモソしていてイマイチ。ローストチキンは グルグル回って焼かれていたので とっても美味しそうに見えたんですが 期待したほどの感動はありませんでした。でも決して悪くはありません。焼具合も程好く 普通に美味しく食べられます。


d0035716_20294463.jpg●Cusquena Beer  ¥700
Cusquenaはペルーを代表するビールの一つ。
Premium:喉越しがさっぱりとした軽めのビール。
        Chicharronに合わせるならこちら。
Dark:黒砂糖のような甘さとコクのある独特な味わいの黒ビール。



アンデス独特の色彩が溢れ、あちこちのスピーカ-から 全然違うリズムの音楽が流れて入り混じり とにかくゴチャゴチャっとした空間なんですがスタッフもどことなく大らかでのんびりしているせいか 何故だかほわ~んと過ごせます。食べ物はデザート系も含め全体的に脂っ気の強いものが多いので きちんと食事をするというよりは 冷たい飲み物で一息つきたい時や 小腹が空いていてちょっとつまみたい時に立ち寄るのが良さそう。涼めます。

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土産物屋ではスタッフの皆が皆、 お土産のミニオカリナを思い思いに吹いていてとってもにぎやか。このミニオカリナは子供の心を捉えるのか 遠くコモン4のパビリオンの待ち時間中にも聞くことが出来ました(^^) ・・・私も欲しい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-21 21:36 | 南北アメリカ

ボリューム満点!オージーバーガー@オーストラリア館(2)

夜の賑わいが楽しいオーストラリア館。21時を回ってもキッチンはフル回転で スタッフのお嬢さんが肉厚のパテをせっせと焼き、ポテトフライを揚げ続けています。活気に満ちた雰囲気と匂いには そそられるものがあります。さすがの私も 散々飲んで食べた後の〆にバーガー類・・・となるといささかヘビー。夜は ビールにポテトフライをつまむだけで我慢、我慢・・としていたのですが、どうにもこうにも気になってお腹をすかしてお昼に再訪。思う存分食べてみました。ファーストフードとしては味もボリューム感も申し分なく なかなか食べ甲斐のある満足度の高いランチが楽しめました。

d0035716_21462831.jpg●オージーバーガー ¥600
ここに来たらまずは 食べたいのがこちら。直径15cmはあろう丸パンに 肉厚のパテとレタス・トマト・オニオンスライス・チーズが一緒に挟んである見るからに豪快なバーガーです。パテは焼き加減も良く、とってもジューシー。肉厚なのでしっかりとした食べ応えもあります。フレッシュ野菜がたっぷり入っているので 野菜の瑞々しさに助けられて 意外とぺロッと食べられてしまいます。ビールにも良くあいます。     



d0035716_21464390.jpg●ワニロール ¥1100
やっぱり一度は試してみたい クロコダイルサンド。こちらのはワニのフライをカットしたものがレタスと一緒にパンに挟んであります。見た目もテイストも 鶏のササミカツサンドのような趣。ワニの肉は淡白でさっぱりしていて 鶏肉に味が似ています。驚きはないけれど 食べやすい仕上がり。


d0035716_21465497.jpg●ラム&ローズマリー ロール ¥600
ソーセージというより蒲鉾に食感が近い棒状の羊肉の練り物がコロンとレタスとオニオンと一緒に挟んであります。このプルプルふんわりした独特の食感は ルーマニア館のMititi(ミティティー)にも似ています。ローズマリーを使っていますが 味も香りもしっかり「羊」していますので、羊好きなら その点は楽しめるかも。


d0035716_2147631.jpg●ベジタブルラップ ¥700
レタス・トマト・オニオンなどたっぷりのフレッシュ野菜をトルティーヤで包んだヘルシーなサンドイッチ。さっぱりとした味わいで ボリューム感のあるお肉やポテトフライの後にいただくと なんだかほっとします。


炎天下の中 30分近く並んでバーガーを手にしたとしても 座る場所が確保できる訳でもなく、日陰のスタンドテーブル席をキープできれば恩の字ではあるけれど、ボリューム感いっぱいのパワーランチをリーズナブルに楽しめます。

お薦めは やっぱりオージーバーガー。「オージーバーガー&ビール」を基本に オプションでポテトフライか、ベジタブルラップを仲間とシェアしていただくのが お薦めの組合せ。美味しいけれどハイカロリーな食事であることは確か。一息ついて カロリーが気になったら せっせと動いてカロリーを消費しましょう。幸いなことに 万博会場、歩き回る場所は沢山あります。


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週末のお昼時のオーストラリア館は パビリオンへの入口と出口に長い行列ができて タイヘンなことになっています。入口に整然と向かっているのは パビリオンへの入場待ちの列。出口から溢れ出るように出来た列は なんと The Barbecueの注文カウンターへ続く列。こうなると30分待ちは覚悟です。13時半を過ぎるとパビリオンの外まで行列が溢れることはないので 12時~13時半の時間帯は避けた方が 並ぶ時間が15分程度で済むかも。

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オーストラリア館は夜もお薦めです。
詳しくは 夜のThe Sand Barでリゾート気分@オーストラリア館(1)をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-20 23:46 | アジア・オセアニア

森の中で一休み@北欧共同館「Andersen Cafe」

アイスランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの5ケ国が出展する北欧共同館。
緩やかなカーブを描く白木のスロープ沿いに「北のオアシス」を紹介するお洒落なパビリオンです。
北欧の自然やデザイン力・生活空間を紹介するディスプレーの随所にセンスの良さが光ります。

北欧風の軽食をや飲み物が楽しむことができるのが Andersen Cafe。 「フィンランドの森」をイメージした森の中にテーブル席が用意されています。白木の椅子とテーブルは 北欧家具ならではのシンプルで温かみのあるデザインです。お料理を盛ったお皿にも注目!舟形や三角形のお洒落なデザインは 光沢のある紙を折り曲げて作り出しています。

d0035716_51188.jpg●Seafood Plate ¥1000
舟形の皿に スモークサーモン、ニシンの酢漬け、エビに オニオンサラダ 薄切りパン、クラッカーが盛られ、ディルを散らしてあります。サーモンやニシンを使ったコールドミールは 北欧料理の定番。ライ麦パンの上にトッピングしたスモーブロー(オープンサンド)はビールにもよく合います。肉厚のスモークサーモンは 脂がよくのっていてとろける美味しさ。ディル(香草)の香りとレモンの爽やかさをプラスして味わいいましょう。ニシンのビネガーの効き方もなかなか良い感じ。


d0035716_511245.jpg●Cheese Plate ¥800
ブリー、セミハード系2種類、ウォッシュ、ブルーの5種類のチーズに りんごとパプリカとクラッカーが添えてあります。チーズは全体的に塩気が強く ミルクの甘味は薄いので熟成感のあるタイプが好みの人には少々物足りないかもしれませんが、クセがなくて食べやすいものが揃っています。クラッカーは香ばしく 面白い味。どこかで売っていないかな。


d0035716_514195.jpg●ELYSEE Dry ¥700
白スグリを使ったフィンランド製のスパークリングワイン。泡立ちが良いことから「白夜のしずく」とも呼ばれています。香りはフルーティーですっきりと爽やかな飲み心地。
チーズプレートのブリー&りんごとの相性は ◎

夕方あたりに軽くつまんで飲むには おあつらえ向きのCafeなんですが 残念なことにお食事系のメニューは 夕方前には大抵 Sold Out しています。ここで料理を楽しめるのは 実質Lunch Timeのみ。ポーションが少ないので 空腹を満たす目的には不向きですが 色々つまみ食いを楽しみたい人には 好都合かも。

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「北欧人に会いましょう」のコーナーは私が好きな展示の1つ。北欧の人々の生活を「ある1人の日常」に密着することで紹介しています。モデルは5人。5つのショーケースに 各人の1日の様子を映し出したモニターと 映像の中でも登場する生活用品がセンス良くディスプレーされています。彼らが 朝起きて 何を食べ どうやって通勤(通学)し どんな仲間達と過ごし 楽しんでいるか・・が映像と使い込まれた愛用品の両方を見ることで伝わってきます。個人を知ることで 北欧の暮らし、北欧の気候や風土までが見えてくるような・・見る人の想像力を膨らませる興味深い展示です。

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来場者にはお土産もあります。それは北欧の風景や工芸品、デザインなどを印刷したポストカード。いつも数種類展示してあり 来場者は気に入ったデザインのけカードを自由に選んで持ち帰ることができます。どのカードもお洒落で 日によって種類が違うのも魅力です。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-17 06:19 | ヨーロッパ

ほんのりと甘いArakでリフレッシュ@スリランカ館(1)

暑くて疲れた時は 甘くて冷たいものがちょっとだけ欲しくなります。暑い日差しの中の万博見学の際は 日よけと適度な水分補給が必要です。ソフトクリームをわざわざ並んで買って食べる程の気力も根性もない時に ふらっと立ち寄りたくなるのが スリランカ館。

d0035716_23334785.jpgコンデンスミルクで淹れる甘くて濃いミルクティーが人気を呼んでいますが 私のお目当てはArakです。Arakはココナッツの花から作られた蒸留酒。東南アジアから中近東にかけた地域で古くから親しまれているお酒です。「汗を出す」という意味のアラビア語が語源。気化したアルコールが冷却されて液体に戻る様子が そのままお酒の名前になってしまった感じです。

こちらでは 琥珀色のArakを一口サイズの小ちゃなプラコップにオンザロックで出してくれます。量もお値段も(¥150)可愛らしいのが嬉しい。
まずは甘い花の香りを楽しみながら グラスを揺らして氷を溶かし それからゆっくりと口に含んで味わいます。度数は35度前後ありますが 柔らかい飲み口のふんわりと甘いお酒なので キュっと飲めてしまいます。コップに残った氷をガリガリっと齧ったら 頭も喉もすっきり。ほんの一口飲むだけで リフレッシュできます。涼しいパビリオン内でひと休みして元気が出てきたら 見学再開!

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小腹が空いている時は ゴダンバ・ロティー も!
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# by expo-tabenomi | 2005-06-16 00:28 | ちょっと一息したいなら

アジアの匂いを感じる Hainanese Chicken Rice @シンガポール館

インド、マレーシア、中国など多くの民族が集まるシンガポールでは それぞれの文化が混ざり合った独自の混血(プラカナン)文化を作り上げています。食についても然り。中華料理をベースにマレーの香辛料を取り入れたミックス料理は ババニョニャ料理(ババは男、ニョニャは女という意)と呼ばれています。World Cafeでは ホーカー(屋台)さながら ターバウ(打包=料理の持ち帰り)スタイルで気軽にシンガポールの味が楽しめます。専用のテーブル席もあり パビリオン2階ではスコールを眺めながらゆったりと、パビリオン前のオープン席では開放的な気分で食事ができます。


d0035716_2324647.jpg●Hainanese Chicken Rice (海南風チキンライス) ¥1500
見た目も香りも「アジア」しているのがこちら。生姜とチキンスープで炊いたご飯に蒸し鶏を添えたチキンライスです。鶏の旨味を味わいつくすこの料理は Singaporeの定番メニューですが、もともとは中国の海南地方から労働者として移されてきた人たちによって、マレーシアに伝わった海南料理。

使っているお米は もちろんインディカ米!インディカ米特有の香りに 生姜とチキンスープの香りが混ざり合い アジアご飯独特の匂いを良い感じに放っています。ご飯は柔らか目に炊かれていてパラパラ感にはやや欠けますが 適度にジャンキーな味付けご飯は食べやすく サラサラサラっと胃に入ってしまいます。見た目は素っ気無いけれど柔らかくてジューシーな蒸し鶏と一緒に食べると さらに調子がいい。お好みでチリソースを加えても良し。結構好み。


d0035716_2332736.jpg●Pai Tee (Top Hats 香錦藍 クエ パイ・ティー)4個入  ¥400
彩りも良く見た目もお洒落なのがクエ・パイティー。形が山高帽に似ているので英語名は"Top Hat" 米の粉を揚げて作った直径3cm程の器に 切干大根のように加工したカブの甘煮を詰め エビとパクチーをトッピングしてあります。パクチーの香り良くパリパリっと食べられてしまいます。ビールとの相性も良く 味と見た目とお値段のバランスも ◎

d0035716_2385072.jpg●Deep Fried Yong Tau Foo 揚げ豆腐 ¥400
揚げ豆腐・・というか厚揚げに 挽肉とピーナッツを炒めた甘辛ソースをかけて 葱とキュウリがトッピングしてあります。地味でなんてことのない素朴な料理だけどいい味出してます。日本風に優しい味にアレンジしているのかな。ちょっと一息つけます。 



d0035716_2334911.jpg●Fried Hokkien Mee (福建風ヤキソバ) ¥1200
アサリ・えび・イカ・青菜が入った海鮮ヤキソバ。見た目は色鮮やかで とっても美味しそうなんですが 麺が箸で持ち上げるとブツブツ切れてしまいます(涙) 麺食いとしては なんとも悲しい。味もややパンチにかけるので チリソースをかけてピリっとさせて食べましょう。


d0035716_0594320.jpg●Merlion Deep Fried Combo B  ¥800
魚のフリット、イカのすり身団子の揚げ物、エビフライ、イカフライの盛り合わせ。魚のフリットは 衣が厚くて沖縄の天ぷらのよう。白身がふわっとしていて なかなか良いです。これだけ食べたい感じ。後のものは おまけ。


d0035716_237495.jpg●Banana Fritter ¥300
甘いバナナをポテっとしたた衣で包んで揚げた菓子が2個セットになっています。熱々のうちにバナナのトロトロ感を味わいましょう。冷めたものもまぁ悪くはないけれど ちょっと淋しい。Tryするなら 食後にカウンターに並び直して 熱々のものをどうぞ。


湿気を帯びたアジア特有の空気、香辛料と肉や魚が入り混じった路地裏の匂い、雑多で落ち着きがないゴチャゴチャ感・・・アジアのどこ町にでもあるようなショッピングモールのフードコートの雰囲気が良く出ています。料理は日本人に合うようにアレンジはされているようですが アジア臭をちゃんと残しています。頼むものによって内容にブレがあり 多少の割高感もあったりしますが ご愛嬌の範囲内。シャビシャビのビールを飲みながら大らかな気分で あれこれつまんでみましょう。日が暮れてちょっと風が出てきた頃あいに パビリオン前のテラス席に座ってライトアップしたオーストラリア館を眺めていると プチリゾート気分が味わえるかも!?

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スコール体験やシンガポール人の暮らしに触れられる図書館風の展示が話題のシンガポールパビリオン。体験イベントも 色々企画しているようです。

   毎週月曜日1600-1645 ヘナの無料体験(先着5名)
   毎週火曜日1000-1030 太極拳教室
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# by expo-tabenomi | 2005-06-14 22:43 | アジア・オセアニア

「ジビエの信州」を堪能@中部千年共生村

中部千年共生村の長野県のワークショップが昨日から始っています。インターネットの事前予約分は30分で埋まり 当日整理券も配布と同時になくなる程の人気ぶりでしたが 人気と期待を裏切らない 充実した内容でした。

このワークショップは 長野県が原産地呼称委員会認定のワインや日本酒とともに長野特産の食材の豊富さを紹介する3回シリーズの第1回。講師は 長野県原産地呼称管理委員会のメンバーでもある高野豊シニアソムリエ。料理の腕をふるうのが蓼科高原にあるオーベルジュ「エスポワール」の藤木徳彦シェフ。黒いギャルソンエプロン姿で料理をサーブするのは 県庁職員の皆さん。グラスもガラスですし お料理も1人一皿づつ陶器のお皿で用意してあるなど なかなか本格的です。


d0035716_1665861.jpg ●鹿の自家製サラミ 信州リンゴの香り
1ヶ月以上干して余計な水分を飛ばした鹿肉のサラミにリンゴのジャムが添えてあります。一口サイズのアミューズ。サラミは鹿の血でコクをつけており ジビエならではの血の旨味を味わうことができます。噛み締める毎に凝縮感のある肉の旨味が口一杯に広がります。甘酸っぱいリンゴジャムとの相性も◎ 

d0035716_1663338.jpg●ソーヴイニオンブラン 安曇アップル(池田町)
最初の一杯は 北アルプスの麓の西向きの斜面に育ったソーヴィニオンブラン種から造られたワイン。グレープフルーツのような香りのする辛口ですっきりとした飲み心地。アミューズに添えたリンゴジャムに合わせて。



d0035716_1671227.jpg●信州サーモン茶巾包み 
長野県水産試験場が開発した信州サーモンのすり身をサーモンでボール状に巻いたもの。舌ですっととろける脂の乗り具合。
●信州ポークの生ハムと山羊チーズのクロケットのショーフロア
シェーブル(山羊のチーズ)とじゃが芋のマッシュを生ハムで包んで揚げたコロッケ。シェーブルの酸味とポテトの甘みとのバランスが良く 生ハムがシェーブル特有の香りを和らげています。

シェーブルは 白馬村のシェーブル専門のチーズ農家「風の谷ファーム」が 岩岳スキー場の草原で飼育する10頭の山羊からこの春獲れたミルクで仕込んだもの。火を通してありますが ミルクの甘みと山羊特有の爽やかな酸味が感じられます。じゃが芋は東御市で取れる 白土馬鈴薯。男爵よりも甘さがあるのは 粘土質の土壌や昼夜の寒暖の大きさによるものなのだとか。


●シャルドネ桔梗ケ原2003 井筒ワイン
ナッツを思わせる香りのする 存在感があって味のしっかりした白ワイン。前菜2品に合わせて。

d0035716_1672663.jpg●駒ケ原 2004 ヤマソービニオン 本坊酒造
山葡萄とカベルネソーヴィニオンを交配した「山ソーヴィニオン種」のワイン。色は濃いルビー色。ベリー系のジャムのような甘い香りが特徴。そのまま飲むと柔らかな優しい味わいですが ジビエと一緒にいただくと 隠れていた山葡萄ならではの力強さや野性味が表に出てきます。変化が面白い。



d0035716_1673756.jpg●信州ジビエ(鹿・山鳩)のテリーヌと野草・香草のメリメロサラダ
鹿と山鳩のパテをクレピネット(豚の網脂)で包んで仕上げたテリーヌにシブレットの花を散らし、サニーレタス・ワイルドルコラ・サラダバーネット・ユキノシタ・タンポポ・クレソンなどで作った香草のサラダを添えてあります。

鹿は今年の1月に地元のハンターが 茅野市で獲ったものを使用。
ハーブは池田町のハーブセンターのもの。太陽をしっかり浴びたハーブはどれも個性豊か。肉厚で歯応えのあるユキノシタ、しっかりした苦味のルコラ・・・など生命力の強さを感じます。
サラダに使われている塩も長野産。塩分の強い温泉を釜で煮詰めて仕上げた珍しい山塩(温泉塩)。海のない長野でも塩が取れるんですね。


d0035716_17273047.jpg●流水香し(りゅうすいかぐわし)
長野特産の酒米「美山錦」を使った湯川酒造の純米酒。食後はデザートワインかと思いきや 日本酒がきました。切子のグラスでよく冷えたものをいただきます。甘くてフレッシュな香りがする柔らかな飲み口ですが 後口は意外とさらっとしています。純米なだけに時間をおいたらどうなのかな・・・常温に近いとどうなのかな・・・とか気になります。酒蔵のある木曾というお土地柄、馬肉と合わせても面白いかも。


今回のワークショップでは 「ジビエの信州」を前面に打ち出し、まずは「ジビエ」というものを知ってもらって、その素材の獲り方、調理の仕方、楽しみ方まで「ジビエ初心者」にもわかりやすいように丁寧に紹介しています。シェフの藤木さんの「食べやすく」でも「ジビエらしさを残した」料理は なかなか素晴らしいものでした。50分足らずの時間でしたが 長野の食材の豊富さ、それに生産者や料理人など食に関わる人たちの心意気が充分感じられました。お料理は どれも素材の力強さを感じさせる味わい深いものばかり。無料では申し訳ない気分。・・・といいつつ次回も期待。

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藤木シェフのお料理は今度きっちり食べてみたい。万博が終わり晩秋を迎える頃に 藤木シェフのオーベルジュ にキノコ料理やジビエを食べに出かけたいな・・なんて気の早いことを考えてます。

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2回目のワークショップの感想は こちら へ
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# by expo-tabenomi | 2005-06-11 19:08 | 食のイベント

しみじみと味わうZupa Grzybowa@ポーランド館 POLONEZ(1)

ショパンの憂いを帯びたメロディーと淡いベールのかかった色調のポーランドの美しい風景が溶け合う映像組曲が奏でられるポーランド館。ユネスコの世界遺産として認定されたヴィエリチカ岩塩鉱を再現した展示の神秘的な美しさとともに 訪れた人の心に「ポーランド」という名を印象付けます。

展示以上に印象深いのが こちらでいただけるお料理です。ポーランド館レストラン「POLONEZ」では クオリティーの高いポーランドの家庭料理をじっくり堪能できます。ポーランド料理は 基本的には酸味を生かしたスラブ系の料理ですが 周辺のドイツやイタリアなどの影響も随所に見られます。

d0035716_0334827.jpg●Zupa Grzybowa (キノコのスープ) ¥1200
Zupaとは スープのこと。キノコをふんだんに使ってじっくり煮込んだスープは キノコの旨味がたっぷりつまった滋味深い味わい。芳しい香りに滑らかな舌触り。穏やかながら 飲み進めるごとに じんわりじんわりと キノコの旨味が口一杯に広がります。まさにとろけるような味わい。際立つ美味しさ。万博会場内でいただけるスープの中では3本の指に入る美味しさ。


d0035716_0341365.jpg●Barszcz(ホワイトボルシチ) ¥900
白ビーツ、マッシュルーム、麦、キャベツなどを煮込んでデイルを散らした白いボルシチです。まろやかでクリーミーな味わい。サワークリームの酸味が独特なコクを与えています。



d0035716_22545132.jpg ●Bigos(キャベツとキノコのソーセージ煮込み) ¥1300
キャベツ(ザワークラフト)とソーセージとキノコなどをじっくり煮込んだポーランドの定番料理。肉の旨味、きのこの香りをたっぷり吸ったキャベツが なんとも言えない美味しさ。見てくれは地味ですが 食べ進める毎に味わい深く クセになる味。適度な塩気がワインを呼びます。(^^ゞ これにワインがあれば あとは何もいらない。好み。


d0035716_0353227.jpg●Placki Zimniaczane(じゃがいものパンケーキ) ¥1200
注文をしてからカリっと焼き上げたジャガイモのパンケーキには トマトベースのソースがかかっています。焼き加減が素晴らしく 表面の香ばしさがジャガイモの甘さを引き立て サクサクといただけます。トマトの酸味を生かしたソースとの相性も◎ ジャガイモのパンケーキは ドイツ・チェコでもいただきましたが ダントツの美味しさです。


d0035716_0354487.jpg●Pierogi(ピエロギ)
ポーランド風水餃子。もっちりした皮に繊維状になるまでよーく炒めたキノコとお肉がたっぷり入っています。ウクライナの Varenikiとも良く似ています。つるんと食べられてしまいますが お腹に以外とどっしりきます。



d0035716_22551534.jpg●Kotlet Schabowy (ポーランド風トンカツ)  ¥1500
豚が好んで食べられるポーランドで もっとも一般的な肉料理は豚のカツレツ。薄く叩いて広げた豚肉に塩胡椒して卵・細パン粉をつけてカラリと揚げたカツにマッシュポテトとザワ-クラフトが添えてあります。このカツが気持ち良いくらいにカリっとサクっとあがっているのです。衣のカリカリ感が ミラノで食べたミラノカツレツを思い出させます。とてもいい感じ。淡いピンク色の肉は 豚特有の臭みもなく 柔らかくて上品な味。美味。


d0035716_0345077.jpg●Kaczka Pieczona(ローストダック) ¥1900
ベリー系のソースを絡めた鴨肉の塊に、りんごのソテーとニョッキが添えてあります。鴨にりんごのソテーを添えるのが ポーランド庭料理の定番。鴨は焼き加減も良く サクッと焼き上げられた皮の下は柔らかくてジューシー。噛み締める毎に肉の脂の旨味が口一杯に広がります。ほんのりとバターの風味が効いた甘酸っぱいリンゴとも好相性。余ったソースは ニョッキに絡めていただきます。

一皿一皿の料理が丁寧に作られていて非常にクオリティーの高いものばかり。それぞれのお料理に派手さはありませんが 素材の持ち味を生かした確かな味が堪能できます。レストランのレベルが総じて安定しているコモン4においても際立つ存在。民族衣装を着たウェートレスのお嬢さんの笑顔も素敵です。会場内で私が2番目に好きなレストラン。美味しい出会いに乾杯!

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一点だけ残念な点が。テーブルの位置によってパビリオンの見学を終えた人の通り道になってしまうこと。料理の味が確かなだけに もう少し落ち着いて食事が出来れば申し分ないのですが・・。 
  ⇒ パビリオン外にテラス席 ができました(6/19現在)レストランスペースを仕切ってあるので
    こちらではゆっくりお食事が楽しめます。


この他のお料理の感想は
テラス席で夕涼み@ポーランド館 POLONEZ(2)
豚が主役のロールキャベツGlabki@ポーランド館 POLONEZ(3)をご覧下さい

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シアター全体を包み込むポーランドの美しい映像に陰影を与えているのがショパンのピアノ曲です。
   *バラード第4番   ヘ短調作品52
   *ワルツ 第7番 嬰ハ短調作品64の2
   *ワルツ 第9番 変イ長調作品69の1 別れのワルツ

美しい旋律とともに 草原の広がり、石畳の街並み、川沿いの風景が 鮮やかに蘇ります。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-11 00:03 | ヨーロッパ