夜のThe Sand Barでリゾート気分@オーストラリア館

愛・地球博の外国パビリオンのスタッフは 皆さん日本語がお上手。言葉に不自由することなく外国旅行気分を味わえるなんて 日本で開催される万博でしかありえません。敬語だけでなくスラングも使い分け、自ら考えた駄洒落を披露するまでの境地に達しているスタッフが揃っているのがオーストラリア館。彼らのパワーとエネルギーとホスピタリティーには 頭が下がります。 

愛・地球博は22時まで開いていることになっていますが、20時を過ぎる頃にはパビリオン併設のレストランの多くが閉店モードに突入し、21時を過ぎるとほとんどのパビリオンが閉館してしまいます。

   ・・・え?もう締まっちゃうの?・・・いくらなんでも 早すぎない?

夜景を眺めながら静かなグローバルループを歩くのも 雰囲気があって良いのだけれど 予定より 1時間も早く出口に向かわなくてはならないことへの寂しさの方が どうしても上回ってしまいがち。

    せめて もう1箇所どこか寄れるたらいいんだけど・・・ 

d0035716_23231249.jpgそんな時には コモン6のオーストラリア館へ。ライトアップされたパビリオンの前には 賑わいが残っています。夜の21時を過ぎてもパビリオンを開けて スタッフが熱心に呼び込みをしているのはここだけのような気がします。Welcameという雰囲気に満ちスタッフの心意気は もちろん パビリオン併設のバーガーショップも営業中なのも嬉しい。

グラスワインは JACOB'S CREEK社のリースリング・シャルドネ・スパークリング・カベルネ・シラーなどが揃っており 値段も手頃です。(¥500~¥800) 私のお気に入りは シラー。オーク樽の風味とプラムのような果実味が溢れる赤ワインです。

d0035716_23233984.jpg週末の金・土・日の夜はパビリオン前に 「The Stand Bar」ができ、より華やいだ雰囲気になります。つい5分程前まで パビリオンの呼び込みをしていたスタッフがギタリストに変身!特設ステージで 日本語のジョークを交えた即席ライブを楽しませてくれることも。彼らの熱気と生演奏ならではのサウンドに吸い寄せられるように 仕事を終えた各国パビリオンスタッフたちも続々と集まり、外国のリゾート地にでもいるような独特の雰囲気を生み出しています。・・・そう。ここだけがまるで別世界。

d0035716_2324194.jpgここまできたら ふらっと一杯飲っていきたくなってしまいます。小腹が空いていたら紙のカップに溢れんばかりに盛られた細切りのポテトフライ(¥250)をどうぞ。カリっと揚がった熱々のポテトは ビールに良く合います。夜風に吹かれながら ノリの良い若者たちの底抜けの明るさに声援を送りつつ ビールをぐいっ・・・これが なかなか良いのです。ほんのひと時、非日常的な賑わいに身を置くことによって 気分良く家路に向かうことができるのは きっと私だけではないはず。夜のオーストラリア館、なかなかお薦めです。

++
オーストラリア館は キッチンも活気があります。サンドイッチやバーガー類は食べ応えあり。
こちらについては ボリューム満点!オージービーフ@オーストラリア館(2)でご覧下さい。 
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# by expo-tabenomi | 2005-06-09 23:58 | ちょっと一息したいなら

お腹が空いたらMAFEにしよう@アフリカ館「AFRICA KOKO」

アフリカ各国の料理を気軽に楽しめるのが アフリカ共同館レストラン「AFRICA KOKO」です。

愛・地球博は 夜の22時までということになっているのですが、20時を過ぎたあたりから 外国パビリオンに併設しているレストランは バタバタっと締まっていくので 下手をすると食いっぱぐれてしまうことがあります。時計を見たら20時を回っていた・・・!?という時には 焦らずコモン5へ。
AFRICA KOKOには 手頃な値段で空腹を満たしてくれるお料理が揃っています。早く・安く・旨いの三拍子が揃う会場内では稀少な飲食店。写真付のメニューは カウンターの左右で内容が違うので しっかり両方チェックしましょう。


d0035716_23435436.jpg●MAFE(羊のピーナッツ煮込み) ¥600
MAFEは ピーナッツにトマト・玉葱を加えて作ったペーストで野菜や肉を煮込んだシチューをご飯にかけたもの。 ピーナッツの産地セネガルを代表する家庭料理です。たっぷりの羊の薄切り肉を煮込んだピーナッツシチューは ごはんに良くあいます。ピーナッツの香ばしい香りとコクが羊の臭みを消し、マイルドで食べやすい味に仕上がっています。癖になる味。結構好み。


d0035716_23453144.jpg  ● KOKOセット ¥900
アフリカ料理と一口に言っても 広い大陸、主食も米・パン・クスクス・・と地域によって様々です。KOKOセットでは 北アフリカと東アフリカを代表する料理を一度に楽しめるお得なメニュー。ボリューム満点。お腹が一杯になります。

*ダボ・・・香辛料入りのエチオピアパン
*ドロワット・・・エチオピア風チキンカレー
         「ドロ」はアムハラ語で鶏。玉葱や「ケベ」と
         いうバターと「バレバレ」という唐辛子に似た香辛料で煮込んだスパイシーな料理
*チキンケバブ・・・モロッコ・チュニジアなど北アフリカでおなじみのスパイシーな鶏肉の串焼き
*クスクス・・・クスクスは 北アフリカの主食。トマトベースのシチューをかけて食べるのが定番


d0035716_23455470.jpg●おすすめMENU  ¥1100
西アフリカを代表する料理がワンプレートになっています。クローブ、シナモンなどのスパイスを使ったガーナ風炊き込みご飯「ジョロフ ライス」に 牛肉の炒めもの、チキンのモモ肉の煮込みが添えてあります。ジャンバラヤにも似たスパイシーなジョロフライスとホロホロに煮込んだチキンの組合せはガーナ料理の定番。


d0035716_024598.jpg  ● Beans Stew (ビーンズシチュー) ¥600
こちらもガーナ料理。たっぷりのヒヨコ豆をトマト・玉ネギなどの野菜と一緒にブイヨンでコトコトと煮込んだスパイシーなヒヨコ豆のカレー。豆のホクホク感が良い感じ。後からピリっとした辛さがじんわりきます。ビールが進みます。


d0035716_23442073.jpg●エビのクスクス ¥600
モロッコ・チュニジアなどの北アフリカ料理。セモリナ粉を蒸した粒々のパスタ=クスクスに エビと香味野菜をトマトベースのスープで煮込んだシチューがかけてあります。クスクスの仕上がりは好みが分かれるところ。粒々感を求める人には物足りなさを感じるかも。



会場内のあらゆる飲食施設を見渡しても ここは破格に安く、ボリューム満点。料理の味もジャンキーではありますが ファーストフードとしては 充分合格点以上のレベル。食べやすい味に仕上がっています。とにかく空腹を満たしたい・・・が第一目的であれば 非常にコスパが高い選択肢と言えましょう。テイクアウト専門でスタンドテーブルが少しあるだけなのでじっくりお食事したい人には不向き。ここでは ちゃっちゃと食べてさっと引き上げるが◎ お腹が満たされたら パビリオン巡りを再開しましょう。飲み足りない方はコモン6へ。それについては また後日。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-08 00:24 | アフリカ

「おばあさんの櫃」蓋を開けると・・・@ウクライナ館「Taka Xata」(2)

ウクライナの伝統料理が楽しめる ウクライナ館レストラン 「Taka Xata」
開幕からしばし遅れてレストランがオープンしたものの 準備段階のまま走り出してしまったせいか、オープン当初は 料理の品数も少なかったのですが、この1ヶ月の間に 料理の内容も充実。
店の雰囲気もウクライナらしさが増してきました。

レストランの真っ白だった壁には赤い花の絵が描かれ、トールペイント風の飾りが掛かり、温かみが加わりました。テーブルのランチョンマットが新調され、メニューも手書きの紙切れから、クリアケース入りのきれいに印刷したものになりました。そして そのメニューの中身が一新。以前のメニューから Vareniki(水餃子)が消え去り ウクライナを代表するキエフカツレツなどが加わった他、カクテル類専用のメニューが登場。 料理の種類や内容が見直され 充実の方向にあることは なんとも喜ばしい限りです。(ナンデ この状態でスタートできなかったの・・・って思わないでもないですが)


d0035716_2012446.jpg●Meat stewed in the pot"Grandmother's box"
 おばあさんの櫃
 (きのこと豚肉の壺煮込み) ¥1400
どうしてこういうネーミングになったのか ちょっと聞いてみたい(何か意味がありそう)こちらの料理は どう見ても梅干入れにしか思えない小壺で出されます。チンチンに熱くなった蓋を用心深く開けると 壺の中に封じ込めらていたキノコの良い香りが ふわっと漂ってきます。スープで煮込んだポテト・きのこ・豚肉にサワークリームを足してオーブン焼きしてあるので 器も中の具もアッツアツ。じゃがいもをふぅふぅ言いながら口に入れると きのこと豚肉の旨味がじんわり広がります。美味しい。食べ終わるまで熱々が楽しめるのも この大きさならでは。お気に入りの一品。


d0035716_20125999.jpg●Kiev Cutlet キエフ風チキンカツレツ ¥1500
チーズを巻いた鶏肉をカラリと揚げたカツレツに フライドポテト きゅうり、パプリカが添えてある彩りもきれいな一皿。衣がカリっと気持ち良い程にしっかり揚がったカツレツをナイフでカットすると中のチーズが溶け出します。チキンは柔らかくてジューシー。衣の香ばしさとのコントラストが楽しい。添え物のきゅうりはディルを使って香りよくさっぱりといただけます。ポテトは 平凡ではありますが カツの 揚がり具合の良さに 満足。


d0035716_20131681.jpg●Ukrainian Cabbage Rolls ウクライナのキャベツロール ¥1200
ロールキャベツの具は お肉と野菜にご飯。ご飯はスープをたっぷり含んでいてリゾットというよりおじやに近い感じ。驚きには欠けるけど 昔懐かしい食べやすい仕上がり。


単に品数が増えただけでなく 料理のレベルがアップしていた点は予想外の驚きでした。日本で調達できるものを上手く利用しようという工夫の跡が あちこちで見られる点も◎ 
私の中では 昼に食べるも良し、夜に軽く一杯楽しむだけでも良し・・・のお店に昇格。このまま進化を続ければ Vodkaに欠かせない サーロ(豚の脂身の燻製)がメニューに加わる日も そう遠くないかも?! ・・・って期待のし過ぎかな(^^ゝ

++
以前からあるメニューなどについては ウクライナ館「Taka Xata」(1)にて。料金変更しているものは、訂正を加えました。

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d0035716_2264575.jpg7/16(土)現在 「おばあさんの櫃」が「おばあさんの長持」に変わっていました。変わっているのは出入り口のMENUだけで レストランのMENUは「櫃」のまま・・・ううむ。(謎) パビリオンの外にテラス席が出来 デザートや飲み物が楽しめるようになっていました。一応扇風機がついていますが 日よけがなくいので お姉さんがとっても辛そうだったりします。

8月3日(水)現在 
「おばあさんの櫃」が「おばあさんの長持」から「お祖母さんの小箱」に変わっていました。
「キエフ風チキンカツレツ」は 「キエフロール」に変わり、添え物がニンジンライスなどに変わっていました。Menuは 更新され サーモンの包み焼などが増えています。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-07 00:01 | ヨーロッパ

本場のTacosにMoleを堪能@メキシコ館 Tierra Mexicana(1)

陽気な音楽が鳴り響く明るいガラス張りの店内で アメリカナイズされていない"本場"のメキシコ料理が楽しめるのが、メキシコ館レストラン=Tierra Mexicana(メキシコの大地)です。

メキシコ料理は 香辛料が強くてこってりした激辛料理というイメージがありますが、日本に伝わっているものの大半は TEX MEX(Texas+Mexico)=テキサス流メキシコ料理。トルティーヤをV字型に揚げたものに、ピリ辛の挽肉やレタス、チーズを詰め込むお馴染みのタコスも実はアメリカンスタイルなんだそうです。

d0035716_10502082.jpgメキシコでは 焼きたてのほかほかの柔らかいトルティーヤを料理に添えて出すのが定番。焼いた肉や野菜などをこれに包んで食べます。ナンやチャパティーの食べ方にも似ていますね。
こちらでは 柔らかいトルティーヤを使った料理を中心に、揚げたり、具を挟んで焼いたり、ソースをかけてオーブン焼きしたり・・・と様々にアレンジしたタコス料理と メキシコの素朴な伝統料理を楽しむことができます。店の入口前に料理のディスプレーがあるので メニュー選びの参考になります。

d0035716_10505991.jpg ●Caldo de camarron (エビのスープ) ¥400
たっぷりのエビをと生唐辛子で煮込んだスープがガラスのグラスに注がれ、串に刺したエビが添えてあります。エビのエキスがぎゅっと詰まったスープは じんわりと美味しい。ほんのりとした程好い辛さでさっぱりといただけます。香草が入っていない分 トム・ヤム・クンより飲みやすいかも。


d0035716_10522483.jpg●Tacos de Pescade(魚のタコス)  ¥1000
白魚の身をほぐして油煮して水分を飛ばしたものを 柔らかいトルティーヤに挟んであり、これにレタスの千切りとトマトが添えてあります。トルティーヤの素朴な美味しさが楽しめる優しい味。d0035716_11533244.jpg具のお魚の味付も穏やかな味。辛くして食べたい方はお好みで 青唐辛子のサルサソースで辛さを足していただきます。このサルサソース、美味しいけれど と~っても辛い!ちょっと舐めて辛さを確かめた方がよいかも。入れ過ぎには 要注意。


d0035716_10532310.jpg●シンコロニサダス ¥1200
チーズとハムを挟んで焼いたトルティーヤをカットシンプルなタコス料理。アボガドディップが添えてあります。




d0035716_1053577.jpg●Tacos de Pollo(鶏のタコス) ¥1200
トルティーヤで鶏肉をロール状に巻いて揚げたものに レタスの千切り・チーズ・ヨーグルトソースがかかり アボガドディップが添えてあります。パリパリの皮が美味しい。チーズがたっぷりかかっていますが 乳脂肪分が少ないチーズなので トマトや生野菜との相性も良く アボガドディップとあわせてさっぱりいただけます。



d0035716_10535472.jpg●Tostadas(蟹のトスターダス) ¥1200
小型のトルティーヤを油でパリパリに揚げたものの上に、油煮して水分を飛ばした蟹、千切りのレタス 、チーズをトッピングしています。日本人は 水分を含んだ蟹に美味しさを感じるけれど、この蟹さんは 香りや凝縮感を高めるために 余計な水気を飛ばしちゃおうという発想で作られています。蟹の旨味を求める方向性が日本とは全く違うのが面白い。ビールのつまみにはもってこい。結構好きかも。


d0035716_10542160.jpg●Mole (モレ) ¥1200
こちらに来たら1度は食べたいのが このMoleというソースを使ったお料理。メキシコのお祭りやお祝いの席で欠かせない料理です。こちらのは 鶏肉にMoleをかけたものにケチャップライスが添えてあります。このMoleは 甘くてコクがあるけれど ピリっと辛くて、苦味もある・・なんとも複雑で不思議な味わいの濃厚なソースなんです。南アジアのカレーとはまたちょっと違う美味しさ。食べ進める程 クセになる味です。ソースの秘密はカカオ(チョコレート)。カカオと一緒に 唐辛子、ナッツ類、ドライフルーツにハーブや香辛料など20種類以上の材料を煮込んで作ることによって 独特の甘味・酸味・辛味・苦味が生まれるのだそうです。ソースの種明かしをされないまま 「これなんだろう・・・?」って考えながら食べるのは なかなか 楽しいですよ。


青で統一された店のインテリア、陽気な音楽、忙しくても笑顔でゆったりと(これ、けっこう大事!)テーブルを回るウェイターの兄ちゃん・・・どれもがメキシコらしいゆるりとした雰囲気を漂わせています。お料理も胃に負担のないさっぱりとした美味しさでポーションも程好い量。ちょっと暑い日の昼間に 明るい日差しとコロナビールと一緒に楽しみたい。
コモン1~2界隈で 「冷房が効いている空間に座って食事が出来る」数少ないレストラン。

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Beerだけ飲みたいなら そのままBarカウンターで 立ち飲みも。

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7月に訪れたらメニューが変わり お料理やお酒の種類が増えていました。
Tierra Mexicana でのこの他のメニューと感想については 
爽やかな黒ビールNegra ModeloとNachosで一杯@メキシコ館 Tierra Mexicana(2)  
甘くて辛い唐辛子Chile Ancho@メキシコ館 Tierra Mexicana(3)
爽やかなコリアンダーソースを味わう@メキシコ館 Tierra Mexicana(4) をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-05 10:48 | 南北アメリカ

生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2)

インテリアが白で統一されたお洒落なTapas Barの中で チョークで「どんぐり育ちの豚」と書いた黒板が不思議な存在感を漂わせています。スペインと言えば ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ!
2度目の来訪なら スペインならではのハムやチーズで一杯楽しむのはいかがでしょうか。

d0035716_8404183.jpg●イベリコ豚の生ハム ¥2400
薄く削られた生ハムが お皿を敷き詰めるように素っ気無く並べられ 薄いバゲットが添えてあります。すぐにも手をつけたいところですがちょっと待って!少々時間をおいて脂の感じが良くなるのを待ちましょう。

イベリコ豚の生ハム(ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ)は 樫の森に自然放牧され たっぷりのどんぐりを食べて育ったイベリコ豚の生ハムです。体重を1キロ増やすために必要などんぐり量は8キロとも。放牧期の体重増加率が50%以上の豚が晴れて「デ・ベジョータ」になります。たっぷり食べたどんぐりの脂肪分が熟成過程でハム全体に浸透し、あの独特の風味とコクを生み出しています。

d0035716_8411334.jpgイベリコ豚の生ハムの美味しさは その脂にあります。口に入れて舌に触れた瞬間、さっと脂が溶け独特の木の実の甘い香りが口いっぱいに広がる感覚は デ・ベジョータならでは。

シェリーを一口含んでからいただくと 美味しさは倍増。シェリーの香りが生ハムのナッツ香を引き立て、舌の上で脂と溶け合う感じはなかなか素敵です。至福の一瞬ですね。その後は 肉の旨味がガツンときて 噛み締めるごとに肉の旨味が味わえます。

一緒にいただく赤ワインは・・・と選ぼうにも選択肢が少ないのが難。「今週のお薦めワイン」が一応はあるのですが 週半ばで品切れになっていることもあるので 自然と TORRES を飲むことになってしまいます。イタリア館のCafe Torino並みの充実度があれば・・・。しかしながら TORRESの赤とイベリコ豚の生ハムは お互いの力強さを強調しあうパワフルな組み合わせ。これはこれでワインが グイグイと飲めてしまうから良しとしなければいけませんね。

   Cafe Torino: グラスワインは充実。ハム系の味わいは もう一歩。
   Tapas Bar : 生ハムは美味しいが ワインの選択肢に欠ける。


ワインをより美味しく楽しむのに欠かせない「チーズ」。スペインのチーズは どれも似たりよったり・・・と思われがちですが 日替わりチーズの盛り合せは なかなか充実した内容です。

d0035716_1132718.jpg●チーズ盛り合せ
この日はスペインの 代表的な3つのチーズの組合せでした。
◎Manchego(マンチェゴ)
スペインを代表する羊乳チーズです。産地は ドン・キホーテの舞台=ラ・マンチャ地方。ねっとりとしたミルクの甘みとほのかなコクを味わう食べやすいチーズ。

◎Idiazabal(イディアサバル)
軽いスモーク香と酸味が特徴のバスク地方のチーズ。 火を通したり、アイスクリームに混ぜ込んで食べるなど 一手間かけて食べることも多いようです。TORRESと飲むと個性の強さが強調され、お互いの強さが旨味を引き出しあう感じ。

◎Cabrales(カブラレス)
この3つの中で強烈な個性が際立っているのが アストゥリアス地方が産地のこのブルーチーズ。
自然の洞窟の中で熟成させる時に自然発生する青カビは 野性的な力強さがあります。今回は カビの広がり方や熟成度具合が申し分ない良い状態のものに出会えました。チーズ好きには堪えられません。大満足。オレンジの花の蜂蜜など香り良い蜂蜜とあわせられたらなお良かったのだけど・・・それは贅沢かな。こういう個性の強いものも ちゃんと出してくれるところが嬉しい。但し日替わりなので、食べやすいクリームチーズなどが組み合わさる時もあるそうです。

チーズの盛り合わせのポーションや付合せのバリエは スイス館のAlpen Rose に軍配があがりますが チーズ1かけらの凝縮感や味の奥行きと広がりについてはこちらが数段上かな。

    Alpen Rose:優しい味のチーズを美味しいパンとフルーツ、よく冷えた白ワインと楽しむ。
              軽めのランチとしても。
  
    Tapas Bar :個性的なチーズをちびちび舐めつつ渋めの赤ワインやシェリー酒を楽しむ。
              食後のお楽しみとして。


酒のつまみに関しては 申し分ないだけに ワインの選択肢が限られているのが残念でなりません。「今週のお薦め」に期待をかけるなら 当面の狙い目としては この辺りの日程でしょうか。
    
      バスク週間      6月13日〜6月19日
      アストゥリアス週間 7月18日〜7月23日
      スペイン・ウィーク 7月24日〜7月31日

++
ハムにしてもチーズにしても 独特の土臭さがあり、強烈な個性を主張しているのがスペイン。
それ故に シェリーなどの香りもアルコールコール度数も高いお酒と 好相性なのでしょうか。
日本で例えるなら 日本酒文化圏ではなく 焼酎文化圏に近いのかも。
シェリーの選択肢がそれなりにあったのもそのせいかしらん・・・なんてふと思ったのですが・・。

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6/30現在 ボトルワインの充実度は好転。ワイン専用のメニューができ、赤・白・スパークリングがそれぞれ数種類づつ用意してあります。赤は ナバラやリオハのワインが中心に11銘柄。選択肢が増えました。価格帯は 3000円台~6000円台と手頃なものが多いのも魅力。私の中でのスペイン株が急上昇。

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Tapas Bar での主なメニューと感想については
トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3)
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」(4)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5)
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6) 
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-02 01:23 | ヨーロッパ

トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1)

旬のスペインの味と雰囲気をワインやシェリーと一緒に味わえるのが スペイン館の「Tapas Bar」
気の利いた肴でお酒や会話を楽しめます。空腹を満たす目的に行くには少々不向きなので要注意。

d0035716_23524272.jpg最初の訪問の際 まずいただきたいのが 
●Ster Chef Menu ¥3500 
その名の通り ミシュラン2つ星~3つ星レストランの気鋭のシェフ13人がレシピを提供した料理を一度に味わえる贅沢なプレートです。
スペインの旬のシェフたちのエッセンスが 日本にいながらにして味わえる点が魅力です。

冷菜9品・温菜4品という構成で 冷菜はガラスの四角い皿に盛られて登場
d0035716_23572533.jpg◎イベリコハムのボッカディーヨ
Bocadilloはスペイン風バゲットサンドイッチのこと。こちらのは 皮をパリッと香ばしく焼き上げた小さなパンにイベリコ豚の生ハムを巻いたもの。Sinmple is the best! 渋めのワインかシェリーが欲しくなります。


d0035716_23564940.jpg◎レンズ豆とキノコの冷製ムース仕立て
佇まい・香り・舌触り・味・・・どれも素晴らしい一品。キノコの香りを楽しんでから キノコとレンズ豆の旨味を凝縮した濃厚でありながら軽やかなムースをいただきます。舌触りも良く滋味深い味わい。 


d0035716_23574564.jpg◎イワシのテリーヌ
フレッシュなイワシの旨味とと赤ピーマンの甘さを香りよいオリーブオイルが引き立てます。スペインらしい素材の美味しさを生かしたシンプルながら美味しい1品。

◎トマトと玉葱のソフリット
トマトのマリネに揚げ葱をのせています。

d0035716_2358934.jpg◎ムール貝と豚皮のピンチョス
さっくりふわっと揚がった豚皮・ムール貝・賽の目カットの大根を串にしています。

◎トフィー(デザート)
キャラメルのホロ苦さがほんのりただようクリーム

d0035716_23582934.jpg◎ムール貝の白ワインソース
ムール貝の白ワイン蒸しに白ワインソースがかかり 葱が添えてあります。


d0035716_23591893.jpg ◎アンチョビと黒オリーブ、トーストのせ
小さなトーストの上に玉葱、赤ピーマンのマリネ、アンチョビーがのっています。彩りも良く 食感や味のコントラストも良い一品。



d0035716_23584939.jpg◎イディアサバルチーズのグラタントースト
イディアサバルは軽いスモーク香と酸味のあるバスク地方のチーズ。生クリーム・塩・胡椒を加えたイリヤサバルを薄いバゲットに塗って軽くトーストしたものにママレードが添えてあります。


d0035716_001660.jpg温菜は 白い長方形の陶器のお皿に並べられて

◎野菜と豚肉のスペイン風ラタティーユ
赤ピーマンやトマトなどの夏野菜と豚肉を煮込んだ穏やかな味わい。素直に美味しい。


d0035716_01256.jpg◎ヒイカの煮込み 
賽の目にカットしたイカの火の通し加減が絶妙。


d0035716_012577.jpg◎タラのフライ ロメスコソース
タラのすり身の揚げ物に トマト・パプリカ・玉葱・にんにくなどで作るピリ辛のロメスコソースが
良く合います。CAVAなどの泡モノが酒が欲しくなります。


d0035716_014975.jpg◎赤エビとポロネギの包み揚げ
パリっと揚がったブリック皮の中に 赤エビとポロネギの甘い香りを封じ込めてあります。炒めたポロネギの甘さとクリームチーズが 赤エビの濃厚な美味しさを引き立てています。熱々のうちにどうぞ。
茶巾のような形も可愛らしい。


1つ1つのお料理は 一口サイズですが それぞれに「今のスペイン」の香りが漂う本格派。
手当たり次第にパパっと口に放り込むのではなく 写真入りメニューで1つ1つのお料理を確認しながら ゆっくり じっくりと味わいたい。何人かでわいわい言い合ながら 色々なお酒と一緒にいただいた方が楽しいかも。

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6角形のブロックを組み合せた蜂の巣のような外壁がお洒落なスペイン館。d0035716_23471974.jpgその一角にあるBarも  6角形をモチーフにした白い半球状の独創的な空間になっています。
アクセントになっているのが壁を彩る赤い6角形のモチーフ、よーく見ると料理を提供しているシェフとレシピの紹介がしてあるのです。これを見てレシピをメモろうとしたら少々無理があります。気になる方は スペインパビリオンのサイトを覗いてください。レシピの一部を紹介しています。

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店内が半球状の作りになっていることもあり カウンター席は 狭くてちょっと食べにくいのが難。
Star Chefs Menu をじっくり楽しみたい時には テーブル席を狙いたい。

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Tapas Bar でのこの外のメニューと感想については
生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 
組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3) をご覧下さい。
ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」 (4)
海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) 
リオハを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (6)
ドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7)
をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-06-01 23:46 | ヨーロッパ

リンゴソースで味わうTafelspitz@オーストリア館「Wien Cafe」

オーストリア・ウィーンといえば Schertorte(ザッハトルテ) 有名 なチョコレートケーキです。
このSchertorteがコーヒーと一緒に楽しめるのがオーストリア館「Cafe Wien」
Cafeではありますが オーストリアの伝統料理も手軽な値段で楽しめるのが魅力です。

こちらのパビリオンは 子供なら嬉しい「そり滑り」が楽しめますが オトナは 入口のウィーンワルツ体験に挑戦するか 不定期に企画されるコンサートにでも遭遇しない限り、「何のために並んでいたんだろう」と自問自答することになりえません。・・・・でも、・・・まぁ そう難しい顔をしないで! 
パビリオン2階にのそり乗り場の横にある Cafeで 一休みしていきませんか?

d0035716_2303876.jpg●Alpen Jause(アルペンヤウゼ) ウィーン風オープンサンド ¥900
丸パンにハム、サラミ、チーズ2種、ピクルス、レタスがセットになっています。彩り良く見た目もきれい。自分でサンドイッチを作って食べるも良し。パンをつまみながら ハムやチーズを食べるも良し。パンは温めてあり ハムもそこそこのレベル。テイクアウトの作り置きのサンドイッチも同じような値段であることを考えるとお徳感があります。


d0035716_2305813.jpg ●Gulashu(グーラッシュ) ¥1600
おなじみハンガリーシチューのグーラッシュ。ハンガリーは出展していなくともこのグーラッシュと名乗る料理はいつくかの国で楽しめます。こちらのは茹でたポテトと目玉焼きが添えてあります。食べやすい大きさにカットして煮込んだお肉は少々噛み応えがありますが ソースの味がしみています。赤のグラスワイン(¥700)と一緒に。


d0035716_2312629.jpg●Tafelspitz(ターフェルシュピッツ) ¥1600 

牛肉の煮込みに ホイップした生クリーム、すりおろしリンゴのソース、茹でたポテトなどが添えてあります。軽くスパイスをしてブイヨンで煮こんだお肉は 優しい味。甘酸っぱいけれどピリリと辛さ効いているリンゴのソースとホイップクリームと一緒に食べると美味しい。このリンゴソースは今までに味わったことのない不思議な味。このソースを味わうだけでも食べる価値アリ。あの辛さはホースラディッシュで出しているのでしょうか?・・気になります。


d0035716_2314288.jpg●Kaffee Jause(ケーキセット) ¥1200
お好みのケーキ(¥600)とコーヒー(¥700)を銀盆に盛って出してくれます。ケーキは4-5種類。しっかりとした甘さの Sachertorte を食べるなら レギュラーコーヒをチョイスした方が Better。d0035716_232841.jpgウィーン風のコーヒーMelangeは 泡立てたミルクの入ったカフェオレなので そのものは美味しいんですが 甘くて濃厚なケーキと 一緒に飲むにはなかなかヘビーです。飲み物だけを楽しむ時の方が 最後まで美味しくいただけそうな気がします。


わざわざ食事のために狙って来るところではないかもしれませんが せっかくここまで来ちゃったから 何か食べていこうか・・・という時に立ち寄るには◎ そう悪い選択肢ではありません。 お料理の品数は多くありませんが オーストリア料理の雰囲気は出ています。料理(¥1600)とコーヒー(¥700)を一緒に頼むとセット価格(¥2100)にしてくれるなど お値打ち度がアップします。

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待ち時間の目安は パビリオンの建物の長さ=8分 見た目よりは進みが速いかも。

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お土産には Neapolitaner も!
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# by expo-tabenomi | 2005-05-28 22:27 | ヨーロッパ

アジアNo1のクオリティ-@フィリピン館レストラン Latik(1)

洗練されたフィリピン料理を味わえるのが フィリピン館レストラン「Latik」です。
フィリピンの高級レストラン「Via Mare」のシェフが監修する料理はクオリティーの高さが評判です。メニューを紹介する写真のディスプレーもきれいでわかりやすく、スタッフのコスチュームもなかなかお洒落。物腰の柔らかい接客にも好感度がもて 気持ちよく食事が楽しめます。館内のフード・エリアは立ち席のみですが、パビリオンの外壁沿いにテーブル席もあります。

●San Migel サンミゲール ¥500
フィリピンの定番ビール。オレンジかかった色で泡は少なく炭酸は強め。南国らしいおおらかなビールです。注文してからじっくり作ってくれるお料理を サンミゲールを飲みながらゆったり待ちましょう。

d0035716_22422539.jpg●Lunpia Ubod フィリピン風生春巻き ¥980
ココナッツ、エビ、豚肉を レタスと薄い卵のクレープで包んだ見た目にも綺麗なお料理。砕いたピーナッツ、ニンニクの微塵切りの入った甘酸っぱいブラウンソースにつけていただきます。
東南アジアの料理というと「香草をふんだんに使った辛い料理」というイメージがありますが フィリピン料理は 柑橘類やココナッツ酢の旨味を生かした穏やかな味の料理が多いのが特徴。
こちらの生春巻きも素材の味と食感を生かした上品な仕上がり。甘酸っぱいタレが南国風です。


d0035716_04467.jpg●Bam I Guisado フィリピン焼きそば ¥990
野菜やシーフードがたっぷり入った焼きビーフン。ゆで卵とレモンが添えてあります。麺に程好いコシがあり、塩かも穏やかな優しい味。レモンやカラマンシーパウダーで酸味をプラスしていただくと 美味しさの幅が広がります。


d0035716_0461892.jpg●Binakol ココナッツを器にしたレモングラス仕立てのスープ ¥1800
ココナッツの器にスープを注ぎパイで蓋をしてオーブンで焼き上げた見た目も華やかなスープ。注文してからオーブンで焼き上げてくれます。サクッと焼けたパイ皮をスプーンでつぶしていただきます。中につまっているのは 鶏肉や野菜の入ったレモン仕立てのあっさりとした透明感のあるスープ。ほのかに酸味が効いた洗練された味です。具の鶏肉の火の通りも良い感じ。器の内側のココナッツの身も スプーンで削り取ってスープと一緒にいただけます。


d0035716_047140.jpg●Lechou Kanali 豚バラの唐揚げ ¥1400
フィリピンといえば 子豚料理。 しっかりと下味を漬けた豚バラ肉の塊を 注文を受けてからじっくりと揚げて ぶつ切りにしてから白いご飯の上にのっけて出してくれます。オクラやニンジン、茄子などの野菜炒めが添えてあり 彩りもきれい。お肉のピンク色と香ばしい香り!に 思わずニッコリしてしまいます。揚げたての豚肉はもちろんアッツアツ。カラリと揚がっていて外側はカリッカリっと香ばしく 中はジューシー。噛み締める毎に 甘辛い調味料と肉の旨味が口一杯に広がります。豚の脂の旨味が際立ち とても美味しい。豚好きには ポイント高し。★★★★


d0035716_0474989.jpg●Adobong Tadyang 豚スペアリブの醤油・ニンニク煮込み ¥1500 
フィリピンの代表的な煮込み料理アドボ。豚の骨付きスペアリブをニンニク・醤油・ココナッツ酢に漬け込んでじっくり煮こんでいます。ココナッツミルクで甘さとコクを加えているのがフィリピン風。骨からほろりと崩れるくらいよーく煮込んだお肉は とろけるような美味しさ。煮汁のしみたご飯も 結構好きだったりします。


ひとつひとつのお料理をきちっと作っていて きらりと光るクオリティーの高い味を提供しています。 どの料理も手が込んでいて、じんわりと美味しさがしみ渡るような優しい味わい。フィリピン料理への印象をガラリと変えてくれます。お皿やフォークこそ 使い捨てのリサイクル食器ではありますが その辺りのことを差引いても充分の満足感があります。コモン6では飛びぬけた美味しさ・・・というか アジア勢ナンバーワン。全外国館レストランを5段階評価したら ★★★★クラスかもしれません。 2日続けて通ってみましたが 味にブレはありません。大満足。

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レストランの名前は ココナッツミルクを煮詰めて揚げた「Latik」から取っています。ココナッツのエッセンスの塊のようなこの「Latik」は フィリピンのハレの日を彩るお菓子の仕上げに欠かせないもの。
ココナッツをモチーフにしたパビリオンにおけるレストランの位置付けが 伝わるようなネーミングになっています。

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この他の料理の感想は
フィリピン旅行の抽選会も魅力@フィリピン館 Latik(2)
シーフードたっぷり お米はパラリ!Paella@フィリピン館 Latik(3)をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-26 22:48 | アジア・オセアニア

素朴な田舎料理を楽しもう@チェコ館「Cheska Hospoda」(1)

素朴なチェコの伝統料理と黒ビールを楽しめるのが、チェコ館レストラン「Ceska Hospoda」です。名前こそ Hospoda=居酒屋ではありますが 大きなシャンデリアが印象的な店内は 赤・シルバーを基調としたモダンな作り。シャープなデザインの木の椅子に座り心地の良い皮のソファーなどお洒落なだけでなく機能的で 使い込むほどに味が出そうなインテリアでコーディネートされています。

お料理は 全て単品で スープが6種類(¥600~)メインのお料理が10種類(¥1300~)。
メニューの充実度と親切度(写真入りで 料理の特徴や使っている素材についての解説付き)
日本語メニューのネーミングのお茶目度は ピカイチです。

d0035716_22264243.jpgこちらでいただけるBeerは 白・黒2種類ありますが 
●Cerne Pivo/KRUSOVICE
(黒ビール)¥900 がお薦め。
クリーミーな泡立ち、芳醇なコクと香り、まろやかな苦みが味わい深く 肉料理や煮込み料理などにも良くあいます。



お料理の中で 平均してコストパフォーマンスが高いのが スープ類。 野菜やお肉がたっぷり入っている具沢山の田舎風スープは 食べ応えがあって 満足度が高い一品に仕上がっています。

d0035716_22414084.jpg●Gulash グラーシュ (¥800)
ジャガイモ・玉葱・ニンジン・トマト・パプリカ・挽肉のたっぷり入った具沢山のトマト味のスープ。お肉の旨味と野菜の甘さを生かした素朴で優しい味わい。肉の噛み応えも程好く ストレートに旨い!★★★★


d0035716_22444813.jpg●Zelena キャベツスープ(¥800)
グラーシュとの違いはお肉の変わりにキャベツがたっぷり入っていること。野菜の甘みを生かしたトマト風味のスープは 暑さで疲れた胃にも優しいほっとする味です。


d0035716_22453460.jpg●ニンニクスープ(¥600)
透明なブイヨンに クルトンとニンニクがたーっぷり入っています。生ニンニク特有のピリっとした辛みもあり、これについてはちょっと好き嫌いが分れそう。「とにかくニンニクが好きなんだ!」という人向き。



チェコ料理は 素朴な煮込み料理が多いのが特徴。これに欠かせないのがKnedliky(クネドリーキ)という小麦粉やいもを練った生地を茹でてスライスした蒸パンのようなもの。お皿に残ったソースやスープを余すことなくいただくために存在する付合わせです。「中華まん」の皮のようでもあり 確かにソースを吸わせて食べるには調子がいい。濃い目のソースとの相性も◎
脇役のようで実は主役級の存在感(^^) 

d0035716_21371232.jpg●Talir Selsky
(量も栄養も多い満腹なる農民料理「農家のお皿」)
¥2500 
骨付きの鴨のロースト、スモークド・ポーク、牛肉のローストと調理法も味付けも違う3種類の肉料理が楽しめる地味溢れる一皿。骨付き鴨は文句なしに美味しい。付合わせのKnedolikyも
 「白パンを一緒に練りこんだ Houskova knedlek」
 「ジャガイモを使った Bramborovy knedlik」
 「ベーコン入りの Pekovy knedlik」 と代表的な3種類が味わえます。
練りこんだものによって食感や味もがらっと変わるのが面白い。白パンを練りこんだものは おばあちゃんが作ってくれたような蒸しパンのような、中華まんの皮のような懐かしい食感。ジャガイモ入りはどっしりとしたお団子のようで ドイツのクヌーデルに似ています。
 
d0035716_22471664.jpg●Svickova na Smetana
(チェコ人が最も好きな「野菜クリームソースにサーロイン」)
¥1800
ソースの敷かれた皿にサーロイン、Knedolikyのスライスが盛られ、生クリームのホイップにクランベリーのコンポートが添えてあります。見ての通り 肉はおまけ程度。Knedolikyで野菜のソースを味わう料理になっています。主役と脇役の交代です(^^) 私が好きだったフカフカタイプのものだったから許してしまおう。人参やセロリなどを裏ごししたソースは濃厚で美味しく ナイフとフォークでカットしたknedolikyに吸わせていただくと これがなかなか良かったりして。しっかりとお皿のソースをぬぐいきったら頃には お腹がいっぱいになります。

d0035716_22482784.jpg●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800

チェコの定番料理「グラーシュ」ですが 元々はハンガリー料理。柔らかく煮込んだ牛肉には ジャガイモのパンケーキを添えてあります。パンケーキの独特の食感が面白い。ポーションは少なめです。


派手さはないけれど 素朴でどっしりした味わいが魅力のチェコ料理。お料理によって満足度のブレはありますが 全体的に価格と味のバランスが良くお洒落な雰囲気の店内で楽しく食事ができます。

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チェコ料理に欠かせないKnedoliky。チェコの食生活において日本の「ご飯」のような存在なのかなとふと思いました。イタリアンやフレンチの「パン」とは 少々違う意味合いと存在感。そのもの自体は淡白な味だけど 混ぜ物をしたアレンジ版も存在するし、ソース(タレ)を使った色々な料理の器に最初から当たり前のように乗っかって馴染んでいるあたりが なんだか似ていませんか?ってちょっと強引かなぁ(^^ゞ なんとはなしの共通点を感じたりしたのですが・・。

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チェコ館 Cheska Hospoda での この他の料理の感想は 
食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-24 23:07 | ヨーロッパ

異国情緒もチャイも満喫@イラン館

会場内ではチャイを楽しめる外国パビリオンがいくつかあります。スリランカ館のように 大きなカップでなみなみと甘い紅茶をいただくのもいいけれど 結構ヘビー。ちょこっとだけお茶が欲しいのよね・・・という時にお薦めなのがイラン館です。手軽な価格で 異国情緒を満喫できるのも魅力です。

d0035716_0462769.jpgイランの庶民の溜まり場でもあり社交場でもあるチャイハネを思わす独特な雰囲気が漂うパビリオンの奥では 本場さながらに サモワールでチャイを沸かしています。イランでのお茶の淹れ方は ロシアから伝わった散茶方式。二段重ねのヤカンのような構造のサモワールの上段で濃く煮出したチャイを 下段で沸かしたお湯で割って飲むのです。

パビリオンでも ガラスのカップにチャイを半分ほど注いでから、熱湯を注ぎ足して出してくれます。値段は¥200ですが ちゃんと陶器のソーサーのついたガラス器を使って 小さな盆に載せて出してくれるのが嬉しい。小皿には 「ガンド」というちょっと固めの角砂糖も添えてあります。イランのチャイにはこの「ガンド」が欠かせません。紅茶に溶かして飲むのではなく、この 「ガンド」の塊を口に入れて 舌でゆっくり溶かしながら 熱々のお茶をちびりちびりと飲むのがイラン風。ちょっと渋めのお茶と 独特のすーっとした甘さの砂糖が良く合います。固くて粒子が粗い砂糖が溶けてなくなる頃に お茶もちょうど飲み終えます。さぁ 次はどこへ行こうかな。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-24 00:43 | ちょっと一息したいなら

Beerもパビリオンも個性的@リトアニア館

喉が渇いて とにかく冷たいBeerが飲みたーい!という時は リトアニア館のカウンターバーへ。Expo会場内において「並ぶことなく」「冷たいビール」を「座って飲める」稀少なポイントです。

こちらでいただける生ビールは リトアニアで一番飲まれているという ●SVYTURYS です。
World Beer Cup 2000 (ビールのワールドカップというのがあるんですね)で銀賞を取ったというご自慢の白ビールで 大ジョッキ500ml(¥1100)・中ジョッキ300ml(¥900)
軽やかですっきりとした喉越しのビールなので カンカンと飲めてしまいますが、よくよく味わって飲んでみると ほのかな酸味と薬草系の独特な苦味が個性的。この辺りは 好みが分かれれるところかもしれません。

個性的といえば パビリオンもかなり個性的。縦横無尽に張り巡らされた螺旋構造のモニターの奇抜さはもちろん スクリーンから流れてくるリトアニア人とリトアニア在住の日本人との会話もなかなかシュール。機械的な同時通訳の女性のか細い声が 不思議な空間作りに一役も二役も買っています。モニターの下に散らばるように置いてあるカラフルな六角形の椅子は座り心地も良く ちょっとした休憩にも◎ 「とりあえずBeer」・・・の時の選択肢の一つとして 要チェック。

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万博会場では 夕暮れから夜にかけて 徐々にライトアップが始まり 幻想的な世界へと表情を変えていきます。昼間はひっそりと目立たないリトアニア館も ライトアップした姿はとても綺麗。白く浮かび上がったパビリオンの壁を 青いライトの光が螺旋を描くように点滅し 際立った美しさを見せています。隣のイギリス館とのコントラストも素敵です。

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入場者数が15万人規模になると リトアニア館にも行列ができる時があるんですね(驚)
皆さん休憩所代わりに使っているのでしょうか(汗)
隣の無料休憩所は 余裕があったけどなぁ。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-19 00:51 | ちょっと一息したいなら

バラのソフトクリーム@コーカサス共同館

暑い日差しが照り付ける中 グローバル・ループを歩き続けていると 喉がやたらと渇いてきて 冷たいものが欲しくなります。そんな時にふらふらと向う先が コーカサス共同館。
d0035716_1932181.jpgお目当ては ●バラのソフトクリーム(¥300)です。
売場の写真は毒々しい紅色をしているので 一瞬ひるむかもしれませんが ご心配なく。淡い桜色が涼しげなソフトクリームが手渡されます。

バラフレーバーのデザートは 会場内でも色々ありますが、ここのソフトクリームが気に入っているのは まずは香りが穏やかなこと。口に含んだ時にほんのりとバラの香りが広がっていく感じが◎ この上品な香りは バラの産地であるアゼルバイジャンのバラで作ったエッセンスによるものなのだとか。そしてやっぱりソフトクリームそのものの美味しさです。適度な空気を含んだ滑らかで口溶けが良いアイスクリームは とても軽やかな味わい。 甘さも控え目で 後口もさっぱりしている点も気に入っています。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-19 00:27 | ちょっと一息したいなら

ウクライナ風水餃子Vareniki@ウクライナ館「Taka Xata」(1)

ウクライナと聞いて思い浮かべるのは どこまでもどこまでも続く「ひまわり畑」に黒海を臨むオデッサの階段」・・・いずれも映画のワンシーンです。旧ソ連の一共和国だったことから厳寒な国というイメージがあるかもしれませんが 黒海に面したクリミア半島は温暖でヨーロッパ有数のリゾート地の1つとして知られています。

気候にも恵まれたウクライナの料理は 新鮮な野菜とサーロ(豚の脂)をたっぷりと使うのが特徴。
GW中にオープンしたウクライナ館のレストランでは メニューは少ないものの ウクライナ風の料理を味わうことができます。

d0035716_22385560.jpg●Borsh(ボルシチ)(¥1000→¥1300に改訂)
ボルシチはウクライナから伝わったロシアの伝統的な家庭料理。地域によって調理法や材料は様々ですが、ビーツ(赤カブ)とサワークリームはを使わないレシピはありません。お肉は豚肉を使い たっぷりの野菜と香辛料と一緒に煮込んで 仕上げにニンニクを効かせるのがウクライナ風。パンプーシュカというニンニクを刻んだオイルをかけたパンと一緒にいただきます。

こちらのレストランでも 本場と同じようにパンプーシュカを添えたウクライナ風のスープが楽しめます。ビーツや酸味が控えめなので 具沢山のトマト風味のスープといった感。その分マイルドで食べやすいな仕上がりになっています。ニンニクオイルがじんわり浸みたパンプーシュカは 手がオイルでベタベタになるわ、ニンニク臭くなるわ なかなか難儀なシロモノで そのまま口にするとその微妙な食感は好き嫌いが分れそうですが、スープに浸して食べると なかなか美味しい。気取って食べる店でもないので 本場の食べ方をお試しあれ。これも万博の楽しさの1つです。


d0035716_225664.jpg●冷たい谷間(トマトの冷製スープ)¥600→¥500に改訂)
瑞々しいトマトジュースにニンニク・千切りのキュウリ・オイルが入り サワークリームを浮かべたスープ。冷たくさっぱりとしているので 暑くて食欲のない時でも食べられそう。


d0035716_23261227.jpg●Vareniki(水餃子)(¥850)
ワレーニキは肉厚のもちもちっとした生地に具を挟んで茹でた いわゆる水餃子。ロシア料理で言うペリメニです。具が肉だけでなく ジャガイモ・キノコ・キャベツ、はたまた サクランボ・ジャムなどバラエティに富んでいるところがウクライナ風。
d0035716_23263760.jpgこちらのレストランでいただけるのは 肉入り・ジャガイモ&キノコ入り・果物入りの3種類。肉入りには たっぷりのサワークリームが、イモ入りには 豚肉の炒め煮が添えてあります。下味をつけてよく練りこんだ肉入りのVarenikiの方が私の好み。イモ入りも悪くはないのですが ずっしりとお腹にきます。


d0035716_22521027.jpg●Vodka(¥350)
クライナといえば ウォッカ。アルコール度数は高いけど ほのかな甘味とコクが味わえるなかなか美味しいウォッカを置いています。ウォッカを一気に飲んで サーロ(豚の脂身の燻製)をつまむのがウクライナ風なのだそうですが、ちびちび舐めるように飲むのがやっとの私は とても真似できそうもありません。

ウクライナ料理を代表するキエフカツレツやサーロがないこと、メニューの割高感について等少々残念な部分もありますが 民族衣装を着たお嬢さんに囲まれウクライナの雰囲気を楽しみながら食事が出来る点は◎ 気軽なランチにはいいかも。

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ボルシチに似たスープが食べられるのがコーカサス共同館。トマトと野菜を煮込んだコーカサスシチューは食べやすい味に仕上がっていて 単品で¥600、ヨーグルトとケーキ付のセットメニューが¥1000。値段だけで比較すると コーカサス共同館の方が お値打ちのように見えますが 両者を飲み比べて見るとベースのスープの違いは歴然。食器や雰囲気も含めてウクライナに軍配かな・・・。

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ウクライナの国旗は 青い空と黄金色のヒマワリをモチーフにしています。パビリオンの壁面にも青い空に力強く咲き誇るヒマワリが描かれ、白い風車がくるくると涼しげに回っているのが印象的です。展示は地味ですが 不定期的に行われる民族音楽の生演奏は◎

++++
本日(5/29)ウクライナ館を通ったら レストランのメニューにキエフカツレツとロールキャベツが増えておりました。メニュ-が充実していくのは 嬉しいです。
新メニューの感想については ウクライナ館「Taka Xata」(2) をご覧下さい。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-17 22:54 | ヨーロッパ

ビールのバリエと美味しさNo1@ベルギー館

Expo会場内で旨いBeerを飲もうと思ったら 迷わず コモン4のベルギー館へ。
10分でも20分でも並んでいただき 是非ともカウンター席を陣取って(これがとっても重要) 心ゆくまでバリエーション豊かなベルギービールを堪能していただきたい。こちらで飲めるのは 生ビール6種類・瓶ビール20種類以上。メニューにはそれぞれのビールの特徴が書いてあるのでじっくり眺めて、気になるビールから順に飲んでみましょう。飲み比べてみると 同じビールなのに、色、泡の立ち方、香り、苦味、味わいが違うから面白い。つい あれもこれも・・・と試してみたくなります。

d0035716_23145078.jpg ●Bell Vue Kriek(¥900)
チェリーを漬け込んだベルギーで1番人気のランビック。ランビックは、自然にある野生酵母を利用して発酵させるベルギーの伝統的なビールで独特の香りと酸味が特徴。鮮やかなルビー色といい チェリーの柔らかな酸味といい、軽やかな飲み心地といい ビールというより食前酒といった趣。夏の日差しの中、キンキンに冷やして飲んだら美味しそう。

d0035716_231517100.jpg ●Dubel(¥1300)
真っ白く大きな泡が特徴の金色のビール。最後の最後までこの泡が消えずに残っているのがとっても不思議。泡のせいなのか 口当たりは柔らかいのですが キレがあってすっきり爽やかな飲み心地。程好い苦味もよい感じ。

d0035716_23153712.jpg ●Titje Blanche(¥1100)
「ティチェ」は少年の名前で、ラベルにも少年の絵が描かれています。オレンジとコリアンダーで香り付けをしているホワイトビールという説明書きがあったのですが 遠くにオレンジピールの苦味を感じることはできても コリアンダーの香りについては ちょっとわかりませんでした。柑橘系の酸味とほろ苦さを楽しむ軽やかな味わい。これも夏の日差しが似合いそう。

d0035716_23155648.jpg ●Golden Carolus Classic(¥1300)
カウンターのお兄さんお薦めのビール。軽やかなものとは対極的な これぞビール・・・と唸らせる旨味のあるビール。クリームのような泡、ロースト系の甘い香ばしい香り、深みのある苦さとふくよかな甘さのバランスが素晴らしい。このまったり感がたまりませんね。この中では一番好みかも。

d0035716_162244.jpg ●Printemps de Silly(¥1200)
春(Printemps)という名の通り、春の日差しを思わせる黄金色をした柔らかなビールです。青リンゴのようなフルーティーな香りとほんのりとした酸味と苦味が特徴。じっくりビールを味わいたい派には 物足りないかもしれませんが 爽やかで飲みやすいので 海辺でキンキンに冷えた白ワインを飲むが如く 暑い時に最初の1杯にグイっと飲むには 良いかも。

++
夕方にはお食事系のものがSold Outになってしまいます。Beerだけでも充分楽しめますが 食事をメインに考えている方は要注意。ここで何杯かひっかけてから他で食事をする場合は多少時計を気にする必要があります。というのも 会場内のパビリオンのレストランは20時でオーダーストップとなるところが多いからです。下手をすると食いっぱぐれることになりまする・・。

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ここのお料理は 味は悪くないんですけど ポーションが ものすごーく少なひ(涙)
料金はドイツ館のメイン並でポーションは1/4くらいかなぁ。従って コスパはよろしくないです。
ここでは フライドポテト(¥600)をつまみながら ビール三昧がよろしいかと。再確認。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-16 23:28 | ヨーロッパ

食のワークショップに注目@中部千年共生村

中部千年共生村は 愛知・岐阜・三重・静岡・長野・富山・石川・福井・滋賀の中部9県が「1000年先まで持続可能なモノづくり」を提案しようと共同出展したパビリオン。長久手愛知県館の隣にひっそりと佇む少々地味な存在なのですが、各県が週替りで伝統の技、先端技術や食文化などを紹介するワークショップは 充実しています。

食文化に関するものだけを拾ってみても 小泉武夫先生の「醗酵食」にまつわる講演に ジビエやワインの試飲、薬膳茶のブレンドなどなど。面白そうなテーマがいくつもあります。特に興味深いのが 長野県の企画。旬の信州の食材を使った料理と長野県原産地呼称管理制度認定のワイン・日本酒をフレンチレストランのシェフとソムリエによって振舞われるというもの(全3回)


その第一弾のメニューが 
前菜:信州サーモンの茶巾包み 
    信州ポークの生ハム・山羊チーズのクロケットのショーフロア
メイン:信州ジビエ(鹿・山鳩)のテリーヌと野草・香草のメリメロサラダ
なかなか美味しそうでしょ。思わずそそられます。

こちらの料理に使われる素材の産地は・・・
 信州サーモン(明科町)、信州ポークの生ハム(茅野市)、山羊チーズ(白馬村)
 白土馬鈴薯(東御市)、野草・香草(池田町)、鹿(茅野市)、山鳩(高遠町)
いずれも信州産とのこと。

参加費は無料という太っ腹。タダでこんなに楽しんじゃっていいんでしょうか?私の中で長野ブランドのイメージ急上昇。参加募集が始まったら是非とも参加申し込みをしたいところ。タイミングを見逃さないようにサイトチェックは欠かせません。。


注目のワークショップ

 ● 静岡の新茶フルコース体験-飲む、食べる、利用する- 5/6~5/10
   美味しいお茶の入れ方、茶葉の食べ方、茶がらパワーの利用法などをがわかります

 ●とやま薬膳カフェ 5/27~5/31
   自分だけの薬膳茶をブレンドしたり、ストレスや体質チェック体験も

 ●信州ワインと日本酒そして逸品の食材をフレンチで 6/10~14 6/24~28 9/2~6
   信州の「長野県原産地呼称管理制度」認定のワイン・日本酒を中心に、フレンチに
   アレンジした信州産食材を試食。

 ● 元祖お寿司 琵琶湖のふなずしに挑戦!7/1~7/5
  お寿司のルーツとも言われる滋賀の「ふなずし」の試食

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# by expo-tabenomi | 2005-05-14 10:21 | 食のイベント

ウィーンのおやつの定番:Neapolitaner @オーストリア館

ウィーンは お菓子の都。ザッハトルテに代表されるような 派手さはないけれどこってっりとした甘さのケーキやチョコレート菓子ばかりを思い浮かべますが オーストリア館のスタッフの一番人気という
d0035716_142437.jpgお菓子は こちら。ピンク色のパッケージが目を引く Manner社の  ●Neapolitaner schnitten(¥200)
ヘーゼルナッツのクリームをサンドしたウェハースです。手のひらサイズで大きさもお値段も手頃なのが魅力。 食べやすいようにうっすらと切り込みが入っているので きれいにサクッと1口サイズにカットできます。(10カット)

薄いサクサクのウェハースとヘーゼルナッツクリームを4層に重ねてあるため、齧った瞬間 ウェーハースならではのサクサクした歯応えと口溶け感が味わえ その後にヘーゼルナッツ特有の香ばしさと濃厚な甘さ!をまったり楽しめます。 このしっかりとした甘さがいいですね。ナッツ好きにはたまりませぬ。軽い口当たりのウェハースが コクのあるクリームを軽やかに食べさせてしまいます。

d0035716_152067.jpg一緒にいただくなら エスプレッソがいいかな。オーストリア館で売っていたペットボトルの水(¥300)で淹れると豆の苦味が一層引き立ち 幸福感倍増。これまでのExpo土産の中では 一番のお気に入りかも。ポイント高し。

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Manner社は 1890年設立のオーストリアの伝統あるお菓子メーカー。なんでも パッケージに シュテファン大寺院のイラストを使用する事を唯一許されているのだとか。パッケージのピンク色は Manner のシンボルカラー。ウィーンではこのピンク色の観光馬車や市電が走っているので オーストリアを旅行した人ならきっと 見覚えがあるのでしょうね。

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最近は 色々な味のウェハースとセット販売していることもあるようです。(5/28)
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# by expo-tabenomi | 2005-05-11 01:07 | お土産

目覚めにすっきりハーブウォーター@地球市民村 Natural Food Cafe(1)

万博の入場者が12万を超えると 外国館にも長蛇の列ができ、グローバル・ループにも人が溢れ・・・ちょっとした移動にも不自由しますよね。・・あぁ、人ごみから開放されたい!そんな気分になったら 地球市民村へ。同じ万博会場内とは思えない のんびりした牧歌的な空気が流れています。

センターハウスには 疲れた身体を休めるのには好都合の アースドリーミングシアターがあります。天井の大型円形スクリーンから流れる映像をリクライニングシートか円形の畳の間に寝転んで楽しむ施設なんですが 薄暗い空間、神秘的な音楽、ゆったりと動く地球の映像が すーっと眠りへと誘ってくれます。・・実際、大抵の人は 眠ってらっしゃいます。アテンダントのお嬢さんたちも心得ているのか 常に出入口付近で中の様子に気を配ってくれていますので 安心して休憩できます。(とはいいつつも貴重品の管理はしっかりと!)

d0035716_142516.jpgひとときの眠りから覚めたら オープンテラスへ出てみましょう。Organic Gardenを備えた Natural Food Cafe があります。高台になっているので眺めも良く ほのかな酸味とハーブの香りでさっぱりした飲み心地の●レモングラスのハーブウォーター (¥500)を飲んだら 気分もリフレッシュ。 

このCafeは NPO団体:Be Good Cafeが パーマネントカルチャー(Permanent:永続性  Aguriculture:農業 Culture:文化 を組合せた言葉)という考えのもとに運営。Cafeから出た生ごみを堆肥化して 敷地内の畑に利用するなど 「小さな食の循環」を実践しているのだそうです。そんなことを説明したリーフレットに目を通す気になったら疲れも取れた証拠。いざ!目指すパビリオンの待つグローバルコモンへ。

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万博に1日券で来た人が わざわざ来る場所でもないかもしれないけれど せっかく並んで入ったパビリオンで眠ってしまっては本末転倒。休憩場所や雨の日の時間つぶしに困ったら・・・どうぞ。

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そんな遠くまで歩くのヤダ・・なら IMTSに乗る(¥200)のも手。コモン3・4付近にいるなら リトアニア館の左手や イタリア館の裏にある室内無料休憩所の利用がお手軽。運が良ければ 畳の上で手足を伸ばせて休めます。そうでなくとも 膝を抱えて座ることくらいはできるでしょう。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-07 15:07 | ちょっと一息したいなら

昼下がりのPort Wine@ポルトガル館

Expoの楽しみの一つがつまみ食い。その国の香りのするものをちょっとだけ 味わってみたい・・・。そんな時に気軽にふらっと立ち寄れるのが ポルトガル館のBar。パビリオン出口にある小さなカウンターでは ポルトガルのCafeやBarではおなじみのお酒やスナックが気軽に楽しめます。

飲み物はビールもワインもありますが せっかくなら「ポルトガルの宝石」と称される●Port Wineをいただきたい。ポートは、とろりとした舌触り、芳醇な香り、深みのある甘さを味わうお酒。干し葡萄をお酒にしたような凝縮感が私は好きです。この独特の甘味は 醗酵途中でブランデーを加えて醗酵が止めることによって、天然の糖分が残って作り出されるのだとか。

こちらでは フルーティな味わいの樽熟成の短いポート(¥700) 熟成の長いリザーブポート(¥1000)がありますが ポート本来の美味しさを楽しむなら迷わず後者を。オークの樽でじっくりと熟成されたサンデマン社のTawny(トゥニー)は ポートにしては軽めな味わいですが 赤みのある琥珀色とまろやかな甘さに疲れも癒されます。これにブルーチーズがあったらサイコーなんですが これは別の機会にお試しを。

d0035716_22494774.jpgちょっと小腹がすいているなら 軽いスナックをつまみながら ポルトガルならではの爽やかな白ワイン●Vinho Verde(緑のワイン)をいただくのも手。カウンターで用意している一口サイズのおつまみの中でお薦めなのが ●Pasteis de Bacalhau(干しタラのコロッケ)
Bacalhau(塩漬けの干しタラ)は ポルトガルを代表する食材の1つで そのレシピは300種類以上もあるといわれる程ポピュラーな存在。ポテトとの相性の良さを生かしたお料理が多く このコロッケも CafeやBarでの定番中の定番。干しタラの塩気がほどよく効いて 冷めていても美味しく食べられます。大きさもお値段もお手頃なのが嬉しい。Vinho Verdeとの相性も◎

小さなカウンターに椅子が数席あるだけなので サクっと入ってさっと飲んで引き上げるがスマート。空いている時は ポルトガル人のお嬢さんと会話を楽しむも良し。ワインの違いなどを質問すると試飲させてくれることもあります。混んでいたらそのまま外へ。青空の下で飲む酒もまたいいもんです。

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カウンターが狭いし お酒はプラスチックの小さなカップで出てくるし 揚げ物は冷めているし・・・だなんてプリプリしてはいけません。売店の一角のこの狭い空間で長居をしようとか(よっぽど人が少なくてお姉ちゃんも暇そうな時は別ですが)腹を膨らまそうとか(コロッケは美味しいけれど1個で充分。揚物ばかり6つも8つも食べても平気な人は別ですが) そういうことを望むのは 無茶な話。

熱々のものを陶器のお皿で広いテーブルで食べたければ 別の選択肢があります。
コモン4には ルーマニア館・チェコ館・ウクライナ館・ポーランド館など安くて美味しいレストランがいくつもあるのですから。おつまみセット+ビールにかける予算で(¥2000)お腹もきっと脹れます。

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ポルトガル館のShopは 数や種類は決して多くないのですが 可愛い雑貨を揃えています。グニャグニャ曲がる定規や手触りの良い消しゴム、鶏の楊枝立てなど・・・ついつい手にとってみたくなるのは Port のせいだけではない・・・と思います。
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# by expo-tabenomi | 2005-05-06 23:05 | ちょっと一息したいなら