外観も内装も展示も全てがピンク色のバラ一色のブルガリア館。併設レストラン Burgalian Rosaでも 「ローズ・ウォーター」「バラのジャム入りヨーグルト」「バラとヨーグルトのフローズンソフトクリーム」等々バラと特産のヨーグルトを使った冷たいデザートや飲み物が人気です。
これらのデザート系の値段は、やや高めに設定してありますが(会場内比)、お食事やワインの方は良心的な設定になっています。テーブルが空いていれば ブルガリア料理とワインを試してみてはいかがでしょう。 ヨーロッパの南東部:バルカン半島に位置するブルガリアは 東を黒海に面し、北はドナウ川を挟んでルーマニア、南はギリシャ・トルコ 西はマケドニア・ユーゴスラヴィアに接しています。ブルガリア料理は 新鮮な野菜をたっぷり使い 隠し味にヨーグルトを使うのが特徴。バルカン半島の国々の食文化の影響を色濃く受けています。興味が惹かれたのは ロールキャベツの原型とも思われるSarmi(¥1050)です。 Sarmiは 塩漬けした葡萄の葉で米を包んでスープ煮した料理です。葡萄の葉の香りを料理や酒に使うのは 葡萄の産地ではおなじみの手法。今でも田舎の方では 各家庭で春先の柔らかい葡萄の葉を摘んで瓶詰めにして保存する習慣が残っているようです。トルコのヤップラックドルマ、ギリシャのドルマデスもSarmiに似た料理。こちらは キーンと冷やしてレモンを絞って食べますが Sarmiは 温めてヨーグルトの酸味を加えるところが違います。ブルガリアより北に位置するルーマニアのサルマーレになると 塩漬けの葡萄の葉ではなく、塩漬けのキャベツを使った巻き物になり、中身も肉に米が混じったものへと変わっていきます。同じような料理でも食べ方や材料が少しずつ変わっていく過程に面白さを感じます。 こちらでいただくSarmiは葡萄の葉の香りとスープの味がお米にじんわりとしみて穏やかな味わい。食感はモチモチしています。ワインに合う米料理はあまりないのですが 葡萄の葉の効果で 赤ワインにもよく合う仕上がりになっています。果実味のある赤ワインは カラッフェのハーフ(375ml)で¥1200。グラスでも¥500。万博会場においては 多分 最安値価格帯。 レストランでは チキン(or ポーク)のステーキのポテト添え(¥800)などの現代料理もありますが ステーキ類は 特筆 すべき点はありません。安さは魅力ですが どこぞのフードコートで食べる料理と変わらない仕上がり。ちょっと脂っぽいかな。驚きや感激には 欠けます。こちらでは しっかりと料理をいただくというより 赤ワインと一緒にSarmiを軽くつまんでみるのがお薦め。Sarmiは 塩気や脂っ気が少ないお料理なので 意外と食べやすいと思うのですが・・・。さて そうでしょう。 ++ デザートの中でバラの香りが一番楽しめるのが「バラのジャム入りヨーグルト(¥500)」 ジャムはティースプーン1匙にも満たない程度がちょこんと添えてあるだけですが バラの香りを楽しむには充分な量です。 ローズウォーター(¥600)は香りが強く、バラの香水を飲んでいるよう。大きなグラスに並々と注がれているので、1人で飲みきるのは至難の業。フローズンヨーグルトソフト(¥500)はヨーグルトの酸味が強くバラの香りが負けています。バラフレーバーのソフトクリームを試すならコモン4のコーカサス共同館へどうぞ。
by expo-tabenomi
| 2005-06-25 02:11
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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