クオリティーの高いポーランドの家庭料理が楽しめるポーランド館レストランPOLONEZ。ショパンの名曲を名前につけた素敵なレストランです。
食事をいただくスペースが パビリオンを見学した人の通路にもなっていて 場所によっては 落ち着いて食事ができないのが唯一の難だったのですが そんな問題も解決されました。 先日再訪したら パビリオンの外に テーブル席がセットされ お食事できるように変わっていました。出口を出てすぐ左手のスペースに 3テーブルセットしてあります。植木を点々と置いてレストランスペースを仕切ってあるので テーブルの前後を人が歩くようなことはなくなりました。まだこの時期ですと長久手は夕方涼しくなるので 風にあたりながらテラス席で夕食・・というのもなかなか気持ちがいいものです。 ワインはメニューにはグラスしかありませんが、ボトルのオーダーも出来ます。この日は グラス5杯分(¥3500)の値段で出してくれました。記憶を辿る限り 会場内でいただくボトルワインとしては最安値価格帯。ブルガリア館がハーフカラッフェ¥1200でしたので それに次ぐ安さかもしれません。ボトルで出してもらって初めてわかったのですが、ポーランド館レストランのワインは ポーランド産ではありませんでした。 この日はオーストラリアのMcWilliam's社の J.J.McWilliam2003 Cabernet Merlot 2003 カカベルネ60% メルロー40%で 色は濃くブラックベリー系の香りと熟したベリー系の果実味を持つ渋みが柔らかなワインです。普段飲みにはなかなか良さそうなワインです。こちらは1877年創業のオーストラリアの南東部の作り手で このワインは 創業者の息子であり醸造家であったにちなんで作られた新商品のよう。オーストラリアはこんなところでも元気です。会場内のレストランのグラスワイン・・・実はまだまだオーストラリア産があるのでは?と思ったのは私だけでしょうか。 ●Bigos(キャベツとキノコのソーセージ煮込み) ¥1300ワインのお供にはこれ。キャベツの酢漬け(ザワークラフト)とソーセージとキノコなどをじっくり煮込んだポーランドの定番料理です。キャベツの酸味が作り出す旨みが美味しさの決め手。この日のものは ちょっと酸味が強め。シェフが変わったのかしら? ●Bryzol ¥1800牛の薄切りステーキに ニョッキ、カリフラワーとニンジンのソテーが添えてあります。お肉の焼加減が程好く ナイフでカットすると中はピンク色。美味しいです。ただ メインのお料理の中でより ポーランドらしさが出ているのは鴨や豚のお料理だったりします。ポーランドっぽいものを食事に求めるなら ●Kaczka Pierzona(鴨の料理) ●Kotlet Schabowy (ポーランド風トンカツ)のどちらかを選んだ方が良いかも。 ++ POLONEZは 予約もできるようになっていました。席の指定ができるのであれば ゆったり食事ができるパビリオン外のオープン席がお薦め。 電話:0561-63-7095 +++ こちらで楽しめる主なメニューの紹介&感想については しみじみと味わうZupa Grzybowa@ポーランド館 POLONEZ(1) 豚が主役のロールキャベツGlabki@ポーランド館 POLONEZ(3)をご覧下さい。
by expo-tabenomi
| 2005-06-26 21:56
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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