ウクライナと聞いて思い浮かべるのは どこまでもどこまでも続く「ひまわり畑」に黒海を臨むオデッサの階段」・・・いずれも映画のワンシーンです。旧ソ連の一共和国だったことから厳寒な国というイメージがあるかもしれませんが 黒海に面したクリミア半島は温暖でヨーロッパ有数のリゾート地の1つとして知られています。
気候にも恵まれたウクライナの料理は 新鮮な野菜とサーロ(豚の脂)をたっぷりと使うのが特徴。 GW中にオープンしたウクライナ館のレストランでは メニューは少ないものの ウクライナ風の料理を味わうことができます。 ●Borsh(ボルシチ)(ボルシチはウクライナから伝わったロシアの伝統的な家庭料理。地域によって調理法や材料は様々ですが、ビーツ(赤カブ)とサワークリームはを使わないレシピはありません。お肉は豚肉を使い たっぷりの野菜と香辛料と一緒に煮込んで 仕上げにニンニクを効かせるのがウクライナ風。パンプーシュカというニンニクを刻んだオイルをかけたパンと一緒にいただきます。 こちらのレストランでも 本場と同じようにパンプーシュカを添えたウクライナ風のスープが楽しめます。ビーツや酸味が控えめなので 具沢山のトマト風味のスープといった感。その分マイルドで食べやすいな仕上がりになっています。ニンニクオイルがじんわり浸みたパンプーシュカは 手がオイルでベタベタになるわ、ニンニク臭くなるわ なかなか難儀なシロモノで そのまま口にするとその微妙な食感は好き嫌いが分れそうですが、スープに浸して食べると なかなか美味しい。気取って食べる店でもないので 本場の食べ方をお試しあれ。これも万博の楽しさの1つです。 ●冷たい谷間(トマトの冷製スープ)(瑞々しいトマトジュースにニンニク・千切りのキュウリ・オイルが入り サワークリームを浮かべたスープ。冷たくさっぱりとしているので 暑くて食欲のない時でも食べられそう。 ●Vareniki(水餃子)(¥850)ワレーニキは肉厚のもちもちっとした生地に具を挟んで茹でた いわゆる水餃子。ロシア料理で言うペリメニです。具が肉だけでなく ジャガイモ・キノコ・キャベツ、はたまた サクランボ・ジャムなどバラエティに富んでいるところがウクライナ風。 こちらのレストランでいただけるのは 肉入り・ジャガイモ&キノコ入り・果物入りの3種類。肉入りには たっぷりのサワークリームが、イモ入りには 豚肉の炒め煮が添えてあります。下味をつけてよく練りこんだ肉入りのVarenikiの方が私の好み。イモ入りも悪くはないのですが ずっしりとお腹にきます。 ●Vodka(¥350)クライナといえば ウォッカ。アルコール度数は高いけど ほのかな甘味とコクが味わえるなかなか美味しいウォッカを置いています。ウォッカを一気に飲んで サーロ(豚の脂身の燻製)をつまむのがウクライナ風なのだそうですが、ちびちび舐めるように飲むのがやっとの私は とても真似できそうもありません。 ウクライナ料理を代表するキエフカツレツやサーロがないこと、メニューの割高感について等少々残念な部分もありますが 民族衣装を着たお嬢さんに囲まれウクライナの雰囲気を楽しみながら食事が出来る点は◎ 気軽なランチにはいいかも。 ++ ボルシチに似たスープが食べられるのがコーカサス共同館。トマトと野菜を煮込んだコーカサスシチューは食べやすい味に仕上がっていて 単品で¥600、ヨーグルトとケーキ付のセットメニューが¥1000。値段だけで比較すると コーカサス共同館の方が お値打ちのように見えますが 両者を飲み比べて見るとベースのスープの違いは歴然。食器や雰囲気も含めてウクライナに軍配かな・・・。 +++ ウクライナの国旗は 青い空と黄金色のヒマワリをモチーフにしています。パビリオンの壁面にも青い空に力強く咲き誇るヒマワリが描かれ、白い風車がくるくると涼しげに回っているのが印象的です。展示は地味ですが 不定期的に行われる民族音楽の生演奏は◎ ++++ 本日(5/29)ウクライナ館を通ったら レストランのメニューにキエフカツレツとロールキャベツが増えておりました。メニュ-が充実していくのは 嬉しいです。 新メニューの感想については ウクライナ館「Taka Xata」(2) をご覧下さい。
by expo-tabenomi
| 2005-05-17 22:54
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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