素朴なチェコの伝統料理と黒ビールを楽しめるのが、チェコ館レストラン「Ceska Hospoda」です。名前こそ Hospoda=居酒屋ではありますが 大きなシャンデリアが印象的な店内は 赤・シルバーを基調としたモダンな作り。シャープなデザインの木の椅子に座り心地の良い皮のソファーなどお洒落なだけでなく機能的で 使い込むほどに味が出そうなインテリアでコーディネートされています。
お料理は 全て単品で スープが6種類(¥600~)メインのお料理が10種類(¥1300~)。 メニューの充実度と親切度(写真入りで 料理の特徴や使っている素材についての解説付き) 日本語メニューのネーミングのお茶目度は ピカイチです。 こちらでいただけるBeerは 白・黒2種類ありますが ●Cerne Pivo/KRUSOVICE(黒ビール)¥900 がお薦め。 クリーミーな泡立ち、芳醇なコクと香り、まろやかな苦みが味わい深く 肉料理や煮込み料理などにも良くあいます。 お料理の中で 平均してコストパフォーマンスが高いのが スープ類。 野菜やお肉がたっぷり入っている具沢山の田舎風スープは 食べ応えがあって 満足度が高い一品に仕上がっています。 ●Gulash グラーシュ (¥800)ジャガイモ・玉葱・ニンジン・トマト・パプリカ・挽肉のたっぷり入った具沢山のトマト味のスープ。お肉の旨味と野菜の甘さを生かした素朴で優しい味わい。肉の噛み応えも程好く ストレートに旨い!★★★★ ●Zelena キャベツスープ(¥800)グラーシュとの違いはお肉の変わりにキャベツがたっぷり入っていること。野菜の甘みを生かしたトマト風味のスープは 暑さで疲れた胃にも優しいほっとする味です。 ●ニンニクスープ(¥600)透明なブイヨンに クルトンとニンニクがたーっぷり入っています。生ニンニク特有のピリっとした辛みもあり、これについてはちょっと好き嫌いが分れそう。「とにかくニンニクが好きなんだ!」という人向き。 チェコ料理は 素朴な煮込み料理が多いのが特徴。これに欠かせないのがKnedliky(クネドリーキ)という小麦粉やいもを練った生地を茹でてスライスした蒸パンのようなもの。お皿に残ったソースやスープを余すことなくいただくために存在する付合わせです。「中華まん」の皮のようでもあり 確かにソースを吸わせて食べるには調子がいい。濃い目のソースとの相性も◎ 脇役のようで実は主役級の存在感(^^) ●Talir Selsky(量も栄養も多い満腹なる農民料理「農家のお皿」)¥2500 骨付きの鴨のロースト、スモークド・ポーク、牛肉のローストと調理法も味付けも違う3種類の肉料理が楽しめる地味溢れる一皿。骨付き鴨は文句なしに美味しい。付合わせのKnedolikyも 「白パンを一緒に練りこんだ Houskova knedlek」 「ジャガイモを使った Bramborovy knedlik」 「ベーコン入りの Pekovy knedlik」 と代表的な3種類が味わえます。 練りこんだものによって食感や味もがらっと変わるのが面白い。白パンを練りこんだものは おばあちゃんが作ってくれたような蒸しパンのような、中華まんの皮のような懐かしい食感。ジャガイモ入りはどっしりとしたお団子のようで ドイツのクヌーデルに似ています。 ●Svickova na Smetana (チェコ人が最も好きな「野菜クリームソースにサーロイン」)¥1800 ソースの敷かれた皿にサーロイン、Knedolikyのスライスが盛られ、生クリームのホイップにクランベリーのコンポートが添えてあります。見ての通り 肉はおまけ程度。Knedolikyで野菜のソースを味わう料理になっています。主役と脇役の交代です(^^) 私が好きだったフカフカタイプのものだったから許してしまおう。人参やセロリなどを裏ごししたソースは濃厚で美味しく ナイフとフォークでカットしたknedolikyに吸わせていただくと これがなかなか良かったりして。しっかりとお皿のソースをぬぐいきったら頃には お腹がいっぱいになります。 ●Glash(ビール醸造家好みのビーフシチュー)¥1800チェコの定番料理「グラーシュ」ですが 元々はハンガリー料理。柔らかく煮込んだ牛肉には ジャガイモのパンケーキを添えてあります。パンケーキの独特の食感が面白い。ポーションは少なめです。 派手さはないけれど 素朴でどっしりした味わいが魅力のチェコ料理。お料理によって満足度のブレはありますが 全体的に価格と味のバランスが良くお洒落な雰囲気の店内で楽しく食事ができます。 ++ チェコ料理に欠かせないKnedoliky。チェコの食生活において日本の「ご飯」のような存在なのかなとふと思いました。イタリアンやフレンチの「パン」とは 少々違う意味合いと存在感。そのもの自体は淡白な味だけど 混ぜ物をしたアレンジ版も存在するし、ソース(タレ)を使った色々な料理の器に最初から当たり前のように乗っかって馴染んでいるあたりが なんだか似ていませんか?ってちょっと強引かなぁ(^^ゞ なんとはなしの共通点を感じたりしたのですが・・。 +++ チェコ館 Cheska Hospoda での この他の料理の感想は 食べやすさでRizek@チェコ館「Cheska Hospoda」(2)をご覧下さい。
by expo-tabenomi
| 2005-05-24 23:07
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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