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万博の閉幕まで いよいよ残り1週間となりました。前日の18時半くらいからゲート前に並び始める人も出る程のヒートアップぶりに これまでに蓄積したノウハウが全く通用しない世界になっているようです。人気の企業館狙いの人にとってはもちろんですが 外国館でのんびり食事やイベントや買物を楽しもう・・・という人にも余波が広がっています。なにせ開門と同時に人気レストランの前には早々と行列が出来てしまいますし、パビリオンによっては クレジットカードを使えなくしてしまったところもあるからです。お金の処理の問題なんでしょうか?現金onlyに切り替わったところもあります。最後に雑貨やアクセサリー、化粧品をまとめ買いしよう・・と考えている方は 要注意です。
私の懸案事項は 最後の食事をどこでするか・・・だったります。フランス館レストランでは 万博最終日限定のスペシャルメニュー(¥12000)が楽しめるようです。こちらのレストランは要予約ですので 最後は ゆったりこちらで過ごす・・・というのも手かもしれませんね。 ~万博最終日限定メニュー~ Soupe de povron facon cocktail パプリカの冷静スープ EXPOカクテル風 Millefeuille de bar marine aux framboises et a la menthe 鰯のマリネ、ミルフィーユ仕立て ミント風味のフランボワーズ Filet de dorade, chutney de pomme,courgette et aubeigine,jus noisette et orange 真鯛のポワレ オレンジ風味のノワゼットオイルのジュ リンゴと二種野菜のチャツネ添え Cote d'agneau poelees,mijotee de legumes fumes et jus truffe 骨付き仔羊の背肉のポワレ トリュフ風味のジュ Plateau de fromages francais フレッシュチーズの盛り合せ Declinason aoutur de la figue 無花果 Cafe et mignardises コーヒーと小菓子 ※グラスで キールロワイヤル、白ワイン、赤ワイン 各1杯づつが付いています 場所:フランス館レストラン 料金:¥12000 日時:9月25日のみ 営業:1130-2000 予約:0561-63-4462 #
by expo-tabenomi
| 2005-09-18 12:23
| ヨーロッパ
万博の1日の入場者数が平均20万人ともなると いかに混雑を避け要領良く万博らしさを楽しむかが試されるような気がします。蒸し暑さが復活した名古屋(厳密に言うと長久手なんですが)でそれをするのは 地元のリピーターにとっても至難の業です。はぁ。
そんな中で見つけた興味深い展示がこちら「アロマ・カーブ展」です。場所は フランス館とドイツ館の間にある土産物屋のあるスペース。こちらでは これまでも不定期に催しや展示があったのですが 今回の展示は 食に興味があれば子供から大人までが楽しめる内容になっています。 展示してあるのは ワインのアロマと言われている代表的な香り。展示は 赤ワインの特徴的な香りを集めたコーナーと白ワインの特徴的な香りを集めたコーナーの二手に分れていて フラスコ型のガラス容器に封じ込めた香りを体験できるようになっています。 私の記憶が正しければ ![]() 白ワイン:白い花のブーケ・シトラス・バター・バニラ・ナッツ・蜂蜜 赤ワイン:焙煎・なめし皮・スパイス・ドライフルーツ・赤いフルーツ・腐葉土 それぞれ6種類ずつの香りが 展示されていたかと思います。 ガラス容器をただクンクン嗅いで回るだけなんですけど さすがフランスとあって ディスプレーもお洒落。目でも香りでも楽しめます。 同じフルーツでも シトラスと赤いフルーツとドライフルーツは香りの方向性が違うんだなぁとか比較する機会はそうそうありませんし 時間つぶしに困った時に立ち寄るには なかなか悪くない選択肢のように思います。涼しいし。並ぶこともないし。こちらの展示は 18日まで。 #
by expo-tabenomi
| 2005-09-14 00:21
| 食のイベント
これまでの経験上 万博の1日の入場者数が 8万人クラスだと「企業館と一部の人気館以外はサクサクと快適に見られる」けれど 12万人を超えると「大抵のパビリオンには並ばないと入れなくなり、お目当ての店で食事をしようと思うと20~30分待ちがザラ」になる。17万人規模になると グローバルループを人にぶつからないで歩くすら困難になります。こうなった時は とにかくさっさと座って食べられれば 御の字になります。
そんな時にも並ばずにご飯が買える穴場の1つが コモン6の 「ラオス館」 のラオス弁当だったのですが (ラープご飯は お薦め)、 「インドネシア館」の出口に いつの間にか売店ができていました。売っているのは ナシゴレン(インドネシア風炒飯)・ ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)・サテー(インドネシア風焼き鳥) 飲み物・カキ氷など。他が大行列でも 待たずに食料を調達できるのが魅力です。 ●ナシゴレン ¥700ナシゴレンは インドネシアではおなじみの炒飯です。名前のナシは(ご飯) ゴレンは(揚げる)という意味なのだそうです。ナンプラーとチリソースを使ってピリっと辛さをつけているのが特徴です。 ここでは作りたての熱々がパック詰めになっています。具は卵・ネギ・グリーンピース・豚肉。米は日本米を使っていますが 焦げ目が香ばしく 割合とパラっと仕上がっています。本場の味を知っている人には物足りないかもしれませんが 辛さも控えめで食べやすい味付けになっています。 量は決して多いとはいえないので これだけでは一食には足りません。コモン1の ネパール館の焼き飯には 値段・分量・味ともに価格競争的には劣ってしまいますが コモン6内を見渡すとそう悪くない価格設定になっています。 コモン6近くにいるという前提で 「並ぶのはパビリオンだけで充分」 「とにかくちゃっちゃと簡単に食事を済ましたい」 「そんなに沢山は食べたくない」 という時の選択肢の一つにしてもいいかも。 ジュースやカキ氷が欲しいだけのような時にも重宝しそうです。入場者数が一定量を超えてくると ある程度の割り切りが必要になってくるかもしれませんね。 #
by expo-tabenomi
| 2005-09-04 13:53
| アジア・オセアニア
●ラ・リオハ週間スペシャルメニュー ¥2000スペインのワインと言えば 「リオハ」です。ラ・リオハ州 は スペインを代表するワインの醸造地で エブロ河流域の肥沃な土地に広がる葡萄畑で作られるワインは 世界的に有名です。 「ラ・リオハ」週間のスペシャルメニューには リオハ産のグラスワインが付いた4品の構成。どのお料理にも赤ワインがをふんだんに使ってあります。用意されたワインは Vina Grajera Tinto Reserva 2001 Victor Fernandez Pinedo センシベル種(テンプラニーニョ)のぶどうをアメリカン・オ-ク樽で1年以上熟成させた赤ワインで 若い割には渋みのあるしっかりとした味わい。牛の赤ワインの煮込みとよく合います。 *リオハ産チョリソとポテトのクリームスープリオハ特産のチョリソとポテトを使ったお料理では TORTILLA DE PATATA CON CHORIZO(チョリソ入りポテトのトルティーリャ) が有名ですが ちょっと変化球できました。ポテトを裏ごししたスープにチョリソの旨味が染み渡り、ピリっとした辛さがアクセントになっています。最初にポテトの甘みが来て 後からチョリソの旨味、さいごにほんのりと辛さが残ります。見た目の派手さはありませんが じんわりと後を引く味です。好みの味です。グラスワインとチョリソの相性も◎ 幸せ。 *牛ほほ肉のリオハ産赤ワイン煮込みこれは 定番ですね。トマトを使わず 赤ワインだけでじっくり煮込んだ牛肉は ワインの凝縮された旨味や渋みをしっかり吸い込みながら ほろりと崩れるまで良く煮込んであります。これは美味しいですね。煮込む時に使うワインの違いなんでしょうか。旨味の広がり方が違います。塩気が穏やか。肉の旨さをじっくり大事に味わいます。 *リオハ産赤ワインのシャーベット桃の産地としても有名なリオハ。賽の目にカットした桃のコンポートにシャリシャリの赤ワインシャーベットが盛られた 涼しげな一品です。桃は 桃本来の爽やかな酸味とほんのりとした甘さを生かした仕上げで シャーベットも甘さを控え 赤ワインの果実味を生かしたすっきりした美味しさ。食後の〆には◎ ●Torres Nerola 2002 Monastrell Syrah Catalunya ¥4800今回選んだのが Torres社率いるミゲル・トーレス氏の愛娘ミレイア女史が初めて総責任者になってつくったワインが Torres Nerolaです。「Nerola」とは 地中海にあったとされる伝説の楽園の名前で 不死の力を与える果物が実っていたと伝えられています。 シラー種を主体としたワインで 色は濃く、果実味が豊かなワインです。シラーらしく スパイシーなタンニンが持ち味ですが なめらかな柔らかい味わいがこのワインの特徴。好み。ワインのもつ果実味と イベリコ豚の生ハムの脂が織り成すハーモニーも素晴らしい。薦めてくれたスタッフに感謝。 会期中 数回に渡って楽しませてくれている Tapas Barのスペシャル限定メニュー。閉幕かでの1ヶ月間に 企画される可能性があるとすれば カタルーニャ週間(9/5~)あたりではないでしょうか?。カタルーニャ には ミシュランの3つ星レストランもあるなど ワインや食文化でも有名。「食」については 結構 力を入れてくるのではないか?と読んでいます。 最後に おぉ~!!!っと言わせるものを出してくるのではないかって 勝手に期待しているのですが さて どうでしょう。 ++ Tapas Bar での主なメニューと感想については トップシェフの味を堪能@スペイン館「Tapas Bar」 (1) 生ハム&シェリーで至福の時を@スペイン館「Tapas Bar」(2) 組合せの妙を堪能「マドリードの一口」@スペイン館「Tapas Bar」(3) (1回目の限定メニュー) ワインの充実が嬉しい@スペイン館「Tapas Bar」(4) 海のスイス=アストゥリアスを味わう@スペイン館「Tapas Bar」 (5) (2回目の限定メニュー) をドン・キホーテ限定Menu@スペイン館「Tapas Bar」 (7) (3回目の限定メニュー) をご覧下さい。 #
by expo-tabenomi
| 2005-08-21 09:56
| ヨーロッパ
EXPO会場内で一番快適に食事が楽しめるレストランは?と聞かれたら 迷わずこたえるのが
ここ フランスパビリオンレストラン Sing Par Guy Martin です。 開幕以来 毎月25日にMenuが変わる毎に訪れていますので リピ率の高さもトップクラス。 Guy Martin の料理は 大阪のLe Pont De Cielで 料理のクオリティーの高さを経験済みでしたので 今回EXPOで どんなことをしてくるのかとても楽しみにしていました。Menuに派手さはありませんが 出される料理はそれなりに驚きを秘めていますし フロマージュの状態も素晴らしく これらと相性の良い手頃な価格のワインも揃えています。茶目っ気のあるフランス人メートルとのやりとりも遊び心を満たしてくれるもので 結果的にコスパが高いレストランのように思います。 予算的には 食前酒で始まり アラカルトで前菜・メインの2皿をいただいてから フロマージュ・デザート・食後酒・エスプレッソまでゆっくり楽しんで 2人でだいたい2万円台でしょうか。これにワインのお値段がプラスされる感じです。ワインも適当な予算でそれなりに選択肢がありますし 予算と好みをきちんと伝えれば あとはメートルが適当なものを選んでくれるでしょう。 今回は このSing Par Guy Martin から嬉しいニュースを。 閉幕が迫った来月の週末に フランスの本店 Le Grand Vefour により近い形でのデギュスタシオンコースが楽しめるスペシャルディナーを企画しているそうです。気になるその内容は・・・ アミューズ・前菜・魚料理・肉料理・フロマージュ・デザートのコースになっていて 全てのお料理に合わせて選んだグラスワインをつけた場合が ¥30000 グラスシャンパンだけついて ワインはお好みのボトルをオーダーする場合は ¥20000 ちなみにグラスシャンパンは Comtes de Champagne Blanc de Blanc (TAITTINGER 社) のものだそうです。今回は メートル選りすぐりのワインと料理との相性の妙をたっぷり楽しみたいところです。もちろん要予約。当日はお洒落して出かけたいですね。 日時:2005年9月11日(日) 17:30-19:00 スタート 料金:1人¥20000(グラスシャンパン・エビアンのみ) 1人¥30000(ワイン付) 人数:限定60名 要予約 (予約は2名以上から受付)・・残8席(8/17夜現在) 備考: ドレスコード (男性はジャケット着用) ++ 9月のMenuは 最後ということがあって 力が入っているとのこと。最終の3日間は サプライズMenuが登場するかも・・・という情報もアリ。9月のフランス館には 期待大。・・・という訳で あと3回は 足を運びたいところです。これまでの料理の感想については 後日また。 #
by expo-tabenomi
| 2005-08-18 16:07
| ヨーロッパ
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※Blog主=cat より※
愛・地球博の閉幕後はこの半年に出会った「美味しい」を私なりに総括しています。
料理の感想は ワイン、もしくはその他のお酒を飲むことを前提に書いてあります。 ですので アルコール類を飲まない方にとっては塩辛かったり、味が濃く感じる料理も多々あるかと思います。その辺の評価の違いがあることをご了承下さい。 人気blogランキングへ 検索
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